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6歳の年長さん、注意しても石を投げてしまう 【友人からの相談】

こんにちは、sioです。

この週末友人とお出かけをした時に、この話題を出しました。
友人は小学生と未就学児の3人のお母さんです。

「めっちゃいいやん!うちもして欲しい〜!」と言ってくれました。
わーい、3人追加決定〜!笑

そこから子育ての悩みについての話になったんですが、許可もらったので記事にしたいと思います。



「うちの子、注意してもやめないんだよね」



ふむふむ。
6歳の年長さんのお悩みです。
ここでも記事にしています。


「例えば?」と聞くと、話してくれた内容はこのようなものでした。

保育園の駐車場に行くと、毎回石を投げる。
そこで「石が当たったらケガするんだよ。〇〇くんもケガしたことあったでしょ?だから石は投げちゃダメだよ」と注意しても、見るからに響いておらず、時には「ママの話聞いてなかった」と言われてしまう。

なるほど〜。

では、友だちとしてではなく、理学療法士モードで整理してみましょう。



前頭前野は脳の中でもかなり遅く成熟する領域

行動を抑制する、ブレーキをかける役割がある前頭前野は5〜8歳で大きく伸びるとされています。

では10歳ごろならもう成熟しているのかというと、全くそんなことはなく、完全に成熟するのは20代前半と言われています。

何度聞いても遅すぎる笑

保育の視点だと、6歳の年長さんなら

平常の状況なら危険な行動はしないけど、刺激が多い場所やお友だちと一緒になると「ついやってしまう」ことがある

を基本として「うちの子は行動の抑制が得意かな?苦手かな?」を判断するといいと思います。



6歳はどれくらいの言語理解力があるのか

また6歳では語彙や文法理解は日常会話で問題がなくても、因果関係や条件付きの指示(「〜したら〜になる」)の理解はまだ発達途中です

なので友人の

「石が当たったらケガするんだよ。〇〇くんもケガしたことあったでしょ?だから石は投げちゃダメだよ」

というセリフは、
6歳にとってはまわりくどい可能性が高いです
(友人の優しさが裏目に…!)。



「叱る」「注意」する以外の引き出し

「じゃあ叱らなくていいの?それとももっと強く叱る?」

分かる!
私たち母親って、最初は「褒める」と「叱る」しか武器与えられてないよね。

でも違うんです。
「褒める」「叱る」以外にも方法はたくさんあります。
(子育ての前に教えておいてくれ)

友人のお子さんに合いそうな、叱る以外の方法は

▶︎事前告知
駐車場に入る前、車から出る前などに、「石は投げちゃダメだったよね」とワーキングメモリの機能を助ける。

▶︎環境整備
そもそも石を投げるという行動をしないように、手を繋いで歩く、石を拾った瞬間石を預かる、石のない駐車場を選ぶなどの工夫をする。

行動は繰り返すと習慣してしまいます。それを断ち切るためにも「そもそも行動をさせない」は大切な視点です。

▶︎安全な代替手段の提供
「物を投げた時の感覚を得たい」が行動の目的である場合は、ボールなど安全な物を使ってその欲求を満たしてあげる。

▶︎自分の言葉で言語化をする
もし投げてしまった時に「石は投げていいんだった?」と聞いたり、事前告知の際に「駐車場で注意することはなんだった?」と聞くなど、自分の言葉で確認させ、前頭葉の働きを助ける。




「分かりやすい!実践してみるね。ボール買お」と言ってくれました。

聞けば家庭でボール遊びはほとんどしたことないとのこと。
それは発達のためにも、ぜひ用意してあげて欲しい!

今度一緒に運動教室するときは、ボールを使ったアクティビティをたくさんやってみようと思いました。

「楽になった」と言ってもらえてめちゃくちゃ嬉しかった!

(「もっと聞いていい?」と続きました笑
それはまた、次の記事に…)

数週間後、実践してみてどうだったかをまた聞いてみようと思います!

相談は1回きりでは不十分だというのが、私の持論です。
「うまくいかなかったよ〜」と言われれば様子を聞いて、アセスメントをしなおします✊🏻

逆にいえば「うまくいかなかったよ〜」と言える関係性づくりが、支援では大切なのかもしれませんね。


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