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「お金をもらうのが怖い」を超えて、ビジネスは救いだと知れ

「商品を売るのがこわい」
「こんな自分が、誰かからお金をもらっていいのだろうか」

──そんなふうに悩んでいた頃のわたしに、もし今、声をかけられるとしたら。きっとこう言うと思います。

「その迷いは、誰かの力になれることに気づいていないだけだよ」って。

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■お金をもらうのが怖い──その気持ちの正体

商品をつくって、それを堂々と世の中に出していく。そんな当たり前のようなことが、わたしにはなかなかできなかった。

なぜなら、お金を受け取ること自体に、どこかうしろめたさを感じていたからです。頭の中では「ビジネスは価値とお金の交換だ」と理解していても、心がついてこなかったのです。

「奪ってしまうのではないか」
「人をだましてしまうのではないか」

そんな不安が、商品をリリースするたびに心をよぎっていました。でも、あるメルマガを読んで、少し視点が変わりました。

そのメルマガでは、「ビジネスは強奪ではなく救済である」と書かれていました。

とてもシンプルだけど、大きな気づきでした。

わたしたちは日々、さまざまな商品やサービスを買いながら生活しています。コンビニで買うおにぎり、駅前で頼むタクシー、美容室でのカット。どれも、お金を払っているのに「奪われた」とは感じません。

それはなぜかというと、その商品やサービスに、自分なりの納得感があるからです。

「この価格なら、この価値でちょうどいい」と思えるから、何の違和感もなく支払える。だから、もし自分の商品に価値があると感じてくれる人がいたら、その人にとっては「救い」になるのだということ。

ビジネスとは、そうやって誰かを救う手段である──この考え方に、心が少しずつ軽くなっていきました。

■過去のわたしが、ずっと欲しかった言葉

わたしは今、就労継続支援A型事業所で働きながらnoteを書いています。体調と相談しながら、無理のない範囲で毎日noteを更新し、これまで低額noteを3本リリースしました。

まだまだ挑戦の途中で、自分に何ができるのか、何を届けられるのかを、模索する日々です。

昔のわたしは、「価値」や「ビジネス」という言葉を聞くだけで、どこか遠い世界の話のように感じていました。

お金を稼ぐことは特別な才能がある人のもので、自分には無縁のもの。そんなふうに思っていたのです。

でも、違いました。商品をつくって販売すること、それ自体は特別なことではなく、「必要な人に、必要なものを届ける」ということに過ぎない。まるで、ご近所のおばあちゃんがおすそわけしてくれるように、気負わずに渡せばいいのです。

「これでいいのかな」
「こんなことで救われる人なんているのかな」

と思っていた頃のわたしに、今ならこう伝えたい。

「あなたの経験や気づきは、誰かにとって価値なんだよ」と。

その価値が見えないのは、自分がまだそれをちゃんと伝えきれていないだけ。リスクを負いたくないという気持ちも、承認されたいという願いも、すべてがスタート地点なのだと思います。

このnoteを読んでくださっているあなたが、もしも昔のわたしと同じように、「誰かを助けたいけど、自信がない」「売ることがなんだかこわい」と感じているのなら

──大丈夫です。

それは、誰かを大切にしたいという誠実さの表れなのですから。

かつてのわたしが感じていた迷いや不安は、けっして特別なものではなく、いま立ち止まっている誰かの心にも、そっと重なるのではないかと思います。

その優しさこそが、これからのビジネスの原点になるのだと、今はそう信じています。

■売れていないことが、不安をさらに増幅させる

これまでにリリースした低額note3本。どれも、自分なりに一生懸命つくったものです。でも、正直に言うと、売れていません。買ってくれたのは、数人だけ。その現実に、何度も心が折れそうになりました。

「誰にも響いていないのかもしれない」
「こんな自分が商品を出すなんて、そもそも間違っていたのかも」

──そんな声が、心の中でぐるぐる回っていました。

それでも、なぜか心の奥には、「もう少し続けてみたい」という気持ちが残っていました。そしてそのとき、以前読んだあるメルマガの言葉がふっと浮かんできたのです。

そこには、「商品を複数出すことは、救済の手を何度でも差し伸べることだ」と書かれていました。

その言葉が、深く胸に響きました。売れなかったのは、きっとタイミングが違っただけ。内容が、その人の求めるものと少しだけズレていただけ。

そう思えるようになったのです。

わたしは、まだ始めたばかり。商品の構成や伝え方も、手探りのまま。

でも、だからこそ、次の商品では「こうしてみよう」「もっとわかりやすく伝えてみよう」と前を向けるのだと、気づけたのです。

■商品が増えることは、救済の手が増えること

ある日読んだメルマガのなかで、こんなエピソードが紹介されていました。

著者が大好きな小説家の本を求めて、近所の書店に足を運んだそうです。でも、その棚には目当ての作家の本が一冊も置かれていなかった。調べてみると、その作家が出している小説は、たったの5冊。すでに全部読み終えていたのです。

「この人の世界観に、もっと浸っていたかったのに」

──そんな気持ちを、著者は正直に綴っていました。わたしはその一文を読んで、思わず息をのんでしまいました。

まさに、これだと感じたのです。

自分が発信した3本の低額note。それを必要としている人がいたとしても、もしかしたら、どれもピンとこなかっただけかもしれない。

たまたま興味のないテーマだったとか、悩みのフェーズが違っていただけかもしれない。

でも、もしわたしが、もう1つ違う角度から書いた商品を出していたら。もしかしたら、その人は「これが知りたかった」と感じてくれたかもしれない。

そう考えると、商品を出すことが「売るため」だけではなく、「届く可能性を広げる」行為になるのだと、はじめて腑に落ちました。

商品の数が増えるということは、救えるシチュエーションが増えるということ。

これまでは「売れなかった」と思っていた商品も、「その人には合わなかっただけかもしれない」と、今は前向きに捉えられています。その考え方が、静かに、でも確実に、わたしの背中を押してくれているのです。

■価格に込めた「信頼」という名のメッセージ

商品を出すとき、つい考えてしまうのが「この金額でいいのだろうか?」ということ。たとえ内容に自信があっても、金額を決める段になると、急に不安が押し寄せてきます。

わたし自身、これまでに出した商品も、価格設定には何度も悩みました。

「高いと思われたらどうしよう」
「買ってもらえなかったら……」

そんな気持ちが頭をよぎるたびに、価格を下げたくなってしまうのです。

でも、あのメルマガにあった一節が、それにひとつの答えをくれました。「商品の価格は、信頼の証だ」と。その言葉が、ずっと心に残っています。

価格を低くすれば、確かに手に取りやすくなるかもしれません。でも、価格が高いからこそ「しっかり選んで、しっかり受け取りたい」と感じてくれる人がいる。そう思えるようになったのです。

たとえば、わたしが初めて読んだビジネス書の中にも、2,000円の価格がついていました。学生の頃は高く感じましたが、その本を何度も読み返すうちに、「あのとき思いきって買ってよかった」と心から思えるようになりました。

それと同じで、わたしの商品も、誰かの「買ってよかった」と思える存在に育てていけばいい。そう思ったら、値付けへの迷いが少しずつやわらいでいったのです。

■たったひとりに深く届く、そのための価格

もちろん、「高ければいい」という話ではありません。

ただ、価格を決めるときに、自分の商品の価値を安売りしない勇気を持つということ。それが、等価交換の本質に近づく第一歩なのだと感じています。

たったひとりでも、その商品に本気で向き合ってくれる人が現れたら。その人にしっかり届いたとき、「この価格にしてよかった」と、きっと思えるはずです。

まだ売れていない商品がある今だからこそ、わたしはこれから出す次の商品にも、誠実に価格をつけていこうと決めました。無理に下げない。

ただし、自信のなさをごまかすための高価格にも走らない。商品が伝えたいことに見合う対価。それを、まっすぐに考えたいのです。

値段をつけるという行為は、自分自身への信頼の表明でもあります。「この商品には価値がある」と、自分に言い聞かせるように。そして、それを買ってくれる誰かへの「ありがとう」を込めて。

わたしは今、自分の過去の迷いや痛みを、こうして言葉に変えています。商品として届けられる未来を、信じて作っています。まだまだ実績も少なく、手探りの毎日ですが、それでも小さな一歩を重ねながら、歩き続けています。

これからわたしたちが届けていく商品が、どんなふうに誰かの心を動かし、日々の生活に光を灯していくのか──その可能性について、もう少し深く見つめてみたいと思います。

■わたしたちのビジネスが、誰かの希望になるとしたら

ほんの少し前まで、わたしは「売れない」「誰にも届かない」と、ずっとひとりで苦しんでいました。

自分には何もない、自信なんて持てるわけがない。そんな思いで、自分を責めることばかりに時間を使っていたのです。

でも今は、わたしが届けた言葉のどれかが、もしかしたらどこかで誰かの心に触れているかもしれない、と思えるようになりました。

自信がなくてもいい。うまく話せなくてもいい。見栄を張らなくてもいい。

それよりも大切なのは、「この経験を、誰かの気づきに変えたい」と願う気持ちです。

わたしのnoteには、まだ数十人の読者しかいません。でも、もしその中のひとりでも、「わたしもやってみようかな」と思ってくれたなら、それはもう、ビジネスが誰かを救った証なのだと思います。

■わたしたちは、すでに誰かの背中になれる

いま、わたしがこうしてnoteを書いていること。それ自体が、かつての自分には考えられなかった「変化」でした。

病気のこと、仕事のこと、お金のこと──悩みばかりで前に進めなかった頃、わたしが一番ほしかったのは、「同じように悩んでいたけど、少しだけ前に進んでいる人の言葉」でした。

完璧な答えではなくていい。背中を押すようなやさしい言葉。それを、今度はわたしが誰かに手渡したいと思ったのです。

商品を売ることは、誰かの人生に関わること。だからこそ、怖くて、慎重にもなる。でも、だからこそ、誠実な商品を出し続ければ、きっと届くべき人に届くのだと信じています。

最後に、ひとつだけ。

もしあなたが「何かを届けたい」と思っているなら、その気持ちを否定しないでください。

わたしのように、今すぐ結果が出なくても、売れなくても、それでも一歩踏み出したあなたは、すでに誰かの希望になっています。

さあ、一緒に始めましょう。

あなたの商品が、誰かを救うその日まで──


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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