ビタミンDは骨だけじゃない?〜筋への影響〜
参考文献
Han Q, Xiang M, An N, Tan Q, Shao J, Wang Q. Effects of vitamin D3 supplementation on strength of lower and upper extremities in athletes: an updated systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Front Nutr. 2024. 11:1381301.
ビタミンD3補給がアスリートの下肢および上肢の筋力に及ぼす影響:ランダム化比較試験の最新のシステマティックレビューとメタアナリシス
とりあえず内容を知りたい方はここ(論文の要約)
この研究は、ビタミンD3の補給がアスリートの筋力に与える影響について、RCTを対象としたシステマティックレビューとメタアナリシスです。
対象は、アスリート318名(ビタミンD3群166名、プラセボ群152名)で、4〜12週間にわたりサプリメントが投与されました。
主な評価項目は血清25(OH)D濃度と筋力(ハンドグリップ、ベンチプレス1RM、垂直跳び、大腿四頭筋収縮)です。
結果として、ビタミンD3補給後の血清25(OH)D濃度は有意に上昇しました。
しかし、筋力全体の効果量は統計的に有意ではなかったものの、大腿四頭筋収縮のみに関しては有意な増加が認められました。
ポイントと感想
ビタミンDと筋の関係
今回の結果では、筋力全体としての有意な改善は認められませんでした。
ビタミンDっていうと、骨の生成の方がイメージがあるかもしれません。
しかし、最近の研究では筋機能をサポート可能性を示唆する報告もあるそうです。
今回の結果としてはまだエビデンスが不十分でしたが、今後さらに研究が進むことで、パフォーマンスへの影響が報告されるかもしれませんね。
今回でいうと、大腿四頭筋の収縮力には有意な改善が見られました。
なぜ、大腿四頭筋なのか…わかりません。
ビタミンDを基準値以上へ
サプリメントにより血清25(OH)Dが平均で約15 ng/mL上昇し、ガイドラインで十分とされる30 ng/mL以上に達したと報告されていました。
冬季や屋内競技アスリートなど、ビタミンDが不足しやすい状況下では有益である可能性がありますね。
ではでは。
ー●ーー●ーー●ーー●ーー●ーー●ーー●ーー●ーー●ーー●ーー●ーー●

投稿はこちらのXで随時報告しております。ぜひフォローをお願いします!
クリエイターページはこちらから!
関連の文献もご覧ください!
いいなと思ったら応援しよう!
皆さまのご支援は、AIへの課金、書籍やPCの購入など、日々の業務や良質な記事をお届けするための活動資金として大切に使わせていただきます。今後とも応援いただけると嬉しいです!