感情のコントロールの鍵は「心の器」
パートナーに対して抱く不満の一つに、もっと自分の気持ちや感情のコントロールしてほしいということがあります。
僕の妻は、僕からみると、なんでそんなことで感情を爆発させるかな、と思うことがしょっちゅうあります。
先日も、朝っぱらから、
「なんで、ケチャップがいつもあるところに置いていないの!朝のクソいそがしいときに、料理するとき困るじゃない!」
とぶち切れていました(トホホ)。
また、このようなこともありました。
妻が、もうじき大学受験をむかえる子どもの模試の結果を見て、
「このままで受験大丈夫かしら」と不安を口にしていました。
僕が根拠を示しながら、やるべきことはやっているから大丈夫、と伝えても、「大丈夫かなぁ、不安だなぁ」と繰り返し口にしたり、その不安のためか、子どもに対して「もっとこうしたらいいんじゃないの!」と事細かに勉強方法について介入して、子どもに嫌がられていました。
いずれの例も、自分の感情をコントロールできずに、結果、周りの家族にストレスを与えています。
なぜ、感情をうまくコントロールできないのか、その理解のポイントとなるが、「心の器」というキーワードです。
僕たちには、怒り、悲しみ、不安、みじめさ、無力感など、本来だったら味わいたくない感情を味わうことがあります。
そのような感情を、自分の中で抱える器が、「心の器」です。「心的容器」ともいいいます。
この「心の器」がしっかりしていないと、僕たちは、自分の感情に直面することができず、無意識のうちにさまざまな方法を使ってその感情をごまかしたり、その感情を感じることを回避したりします。
ただし、それは、自分の心を守るうえで必要なことでもあります。
心の器がもろい状態のまま、自分にとって感じるのがキツい感情に無理に直面しようとすると、心のバランスが崩れてしまうからです。
僕たちは、自分の「心の器」の丈夫さの度合いに応じて、キツい感情に直面することを無意識のうちに回避し、自分の心を守っているのです。
どうでしょうか。あたなの周りにも、心の器がもろいなぁと感じる人はいませんか?
僕の妻のように、自分の感情をうまくコントロールできない人を目にした際には、
「心の器が、もろくなっているのだなな」
「心の器から感情があふれ出しているだな」
「直面したくない感情から、無意識のうちに自分を守っているのだな」
なんだと思ってください。
訳が分からないと思っていた相手の行動の背景が分かることで、相手の理解が進むのです。
また、自分の感情を爆発させたり、うまくコントロールできないなと感じたときにも、自分を責めるのではなく、
「直面したくない感情から、無意識のうちに自分を守っているのだな」
と理解して頂きたいです。
ここまで読んで頂いた方の中には、
じゃあ、「心の器」をしっかりするためにはどうすればいいのだろうか?
と思った方もいらっしゃると思います。
このことについては、また別な記事で紹介していきたいと思います。
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