カメラレンズを自作したい④(二枚構成にトライ(実践編))
はじめに
どうもぱるちゃんです。
前回までの記事で、レンズ2枚構成について計算するなどしました。
今回はそれをいくつか実践する記事になります。
※本記事にはAmazonアソシエイトリンクを含みます。
※真似する人は居ないと思いますが、真似する場合は自己責任で(当方一切責任負いません)。
買ったもの
基本的には最初の記事と同じだが、
一部フランジバックの問題でM42アダプタでは長すぎるケースがあったので↓のL39アダプタを用意。
(結局固定できていないのであまり意味はなかったが)
なお以降の実験は大体F=10くらいの絞りで撮影している。
ケース①両凸50mm+両凹-75mm
前回の記事で実際に計算した組み合わせ。
最初に買ったレンズセットである両凸50mmと両凹-75mmを使った。

計算の結果、150mmの焦点距離になる。
レンズ同士を離すことで焦点距離を調整できるが、固定の問題が発生したためレンズ間距離d=0で行った。
前回よりもはるかに固定が難しい。
こういう時に3Dプリンターがあれば、と思うが、

当然焦点距離がこれほど長くなると(2枚を組み合わせて1枚とみなしているのに等しい状況のため)円筒の長さをかなり稼ぐ必要がある。
手持ちのM48円筒を殆ど使ってしまった。
固定が非常に難しく、いったんセロテープで妥協。

像はこんな感じであった。
以前の記事でも述べたように、焦点距離が延びるほどシビアで、なおかつ凹レンズはしっかりと中心で使えていないとまともに写らないものと思われる。
凹レンズは光束を広げる方向に働くため、中心がズレると一気に像が崩れることに起因する…らしいがよくわかっていない。


しかしなんというか、まともにセッティングできればいい具合に写りそうなポテンシャルを感じる。
ケース②両凸80mm+両凸50mm
同じくレンズ間距離は0で行う。
前回の計算には入っていないが、だいたい31mmくらいの焦点距離になる。
31mmともなると、M42のフランジバックでは超過してしまう。
①の記事でも述べたように、Xマウントのフランジバックが17.7mmなので、Xマウントから+13mmくらいが適正距離だ。
どうしようもないので、Xマウントのフランジバックに直接あてる形で撮影してみる。

ChatGPTが言うにはこんな感じになりそうとのこと。

手で浮かせているのでピントがあっていないが、ケース①に比べるとはるかにマシだ。
(写真を撮れていないが、ベストポジションではもう少しマシに写っていた)
そして先ほどChatGPTが言っていたように中心以外はなんとも…である。
が、これはこれでエモいという見方もある。

ケース③両凸80mm*2枚
こちらは前回計算したパターン。
焦点距離は40mmとなる。

こちらもM42アダプタではフランジバックが超過してしまうので、この実験ではL39アダプタを使った。
正確なフランジバックは忘れたが、M42よりは圧倒的に薄い。

だいたいこのくらいの感じで、手動で合わせた。
本当は固定したかったが、L39→M48へのステップアップリングを買い忘れたのでこのような形になっている。

実際の像。
?!
周辺は甘いが中央はかなりまともに出ているし、コントラストも前二つに比べるとかなり高い気がする。

80mm単玉の時と比べるとかなり違う写りをしている。
かなり実験結果として面白かった。
今後?
今後ももっとトライしていきたいところだが、現時点で既に固定の問題が発生している。
これ以上は3Dプリンターを買うか、外注するかしないと厳しい考えているが、それをするにしてもまじめに設計しなければいけないという問題がある。
ということで今後続けるかは未定だが、いったんこの雑工作シリーズとしてはここで終了とする。
(3枚構成とか、planarを目指すとか色々やってみたいこと自体はある)
それではまた別の記事で。
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