配当金1,000万円が“普通”になった瞬間|#61(第3章)
第59話で、債券を中心とした運用の仕組みが完成しました。
実際に債券の購入を終えたのは、2025年4月のことです。
そこから、いよいよ「設計した通りにお金が入ってくるのか」を確認するフェーズに入りました。
最初に配当金が入ったのは、その翌月でした。
ゴールドマン・サックスの社債から、2025年5月に配当金が入金されました。
さらに同じ年の11月にも、同様に配当金が入ってきます。
そして三井住友フィナンシャルグループの社債からは、2025年7月、そして2026年1月と、こちらも予定通りのタイミングで入金がありました。
この1年間で受け取った配当金は、ゴールドマン・サックスで合計300万円強、三井住友フィナンシャルグループで合計700万円強。
合わせて、税引き前で1,000万円を超える配当金となりました。
すべて、事前に設計していた通りの結果です。
このときに感じたのは、「ちゃんと仕組みとして動いている」という実感でした。
もちろん、配当金が入ること自体は、頭では理解していました。
ただ、実際に自分の口座にお金が入ってくると、その感覚はまったく違います。
この感覚については、以前にも一度経験しています。
2011年に、個別株から初めて配当金を受け取ったときのことです。
そのときの金額は、約26万円でした。
当時の自分にとっては大きな金額で、「お金が働く」という感覚を初めて実感した瞬間でもありました。
郵便局でその配当金を受け取ったのですが、現金で渡されたため財布に入りきらず、どうしようかと少し困惑したのを今でも覚えています。
あのときは、「配当金がもらえた」という事実そのものに、純粋な驚きと喜びがありました。
( 「▶ 配当金を受け取った日お金が働く感覚|#11↗」に詳しく書いています。)
ただ、今回の感覚は、それとは少し違うものでした。
当時は、初めての配当に「お金が働いてくれた」という印象でしたが、今回は「設計した通りに継続して入ってくる」という安心感があります。
そしてもう一つ大きな違いは、「受け取り方」です。
今回の債券の配当金は、入金されたとしても特に通知が来るわけではありません。
野村証券口座のWebサイトにログインし、「取引報告書等Web交付」の中に通知が来ているのを、自分で確認しにいく形でした。
そして確認してみると、すでに配当金は入金され、そのままMMFに自動で買い付けられていました。
設定していた通りに、何もせずとも処理が完了している。
その様子を見て、「あ、ちゃんと動いてるな」「よかったな」という、非常に淡々とした感覚でした。
あのときのような大きな喜びではなく、むしろ「予定通り」という安心感に近いものです。
ただ、この変化こそが大きな意味を持っていると感じました。
一度きりの喜びではなく、繰り返される仕組み。
しかもそれが、何もしなくても自動的に回っていく。
これは、以前とはまったく違うステージに入ったことを示しているように思えました。
そして、ちょうどこの文章を書いている2026年4月現在は、債券を購入してから約1年が経過したタイミングです。
この1年間を振り返ってみると、配当金はほぼ想定通りに積み上がってきました。
結果として、日本円換算で年間1,000万円以上の配当金を受け取ることができています。
配当金はドルベースで支払われるため、2025年と比較すると円安が進んだこともあり、その恩恵も受ける形になりました。
ただ、それ以上に大きかったのは、「再現性のある収入ができた」という点です。
「増えるかもしれない資産」ではなく、「入ってくることが分かっている収入」。
この違いが、安心感につながっていきます。
そして、この配当金は、受け取って終わりではありません。
すべてMMFに自動的に積み上がっていきます。
つまり、収入でありながら、同時に次の投資にもつながっている状態です。
この仕組みによって、時間とともにさらに資産が増えていく流れが作られています。
このあたりの仕組みについては、次回詳しく書いていきます。
次回(第62話)は、配当金が自動で積み上がるMMFの仕組みについて解説していきます。
この連載は80~100話まで続く予定です。参考になったら「❤️スキ」や「👤フォロー」をして、続きを読んでいただけると励みになります。
📌今回の内容を踏まえて、皆さんはどちらの感覚に近いですか?
A:配当で収入が入る生活にとても魅力を感じる
B:魅力はあるが、まだ現実的なイメージが湧かない
どちらに近いか、理由もあればぜひコメントで教えてください。(コメントには必ずご返信させていただきます)
今後の発信や資産形成の参考にさせていただきます。
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