S2-14|Kindle出版 旅行記に正解はない。2つと同じものがないのだから

ペン吉とは?
育児や生活にまつわる記事を中心に執筆しているWebライターです。
人との出会いや日常の「ぬくもり」を残すことを大切にしています。
Kindle出版を始めたきっかけは、命の恩人である歯科医師・酒井先生の夢を叶えるためでした。
先生が旅先で綴った手記を世の中に広めたい――その想いから挑戦を続けています。

🌏 酒井先生のまっすぐ手記|旅で出会った、人と知恵とユーモア
1947年、新潟県長岡市(栃尾)生まれ。
青年海外協力隊員として2年半フィリピンに派遣され、理数科教師を務める。
長崎大学熱帯医学研究所での研修を経て、1997年に酒井歯科医院を開院。
以来、長年にわたり歯科医師として地域医療に携わってきました。
そんな酒井先生が、旅先で出会った人々との交流や、異文化に触れて感じた驚きや学び――
すべてを“まっすぐ”に綴ったエッセイシリーズが 『酒井先生のまっすぐ手記』 です。
これまでに、東南アジアやモンゴルでの体験をまとめた旅行記をKindleで出版。
ユーモラスな語り口と、現地の人々との温かな交流が、多くの読者に支持されています。
✏️ 一部のエピソードはnote記事としても公開中。
Kindle書籍には未公開の話も収録し、読みごたえあるシリーズとして広がり続けています。
「旅行記って、どう書くのが正解なんだろう?」
今日、Xでフォローしている方が出版された旅行記を読んでみました。ジュンコさんは英語と日本語の先生というお名前の通り、英語ペラペーラな女性。ご自身で海外へ行かれるアクティブさ、うらやましいです。
📕できた!できた!やっとKDPストアから連絡来たーーー🙌お待たせしました〜💖
— ジュンコ|英語と日本語の先生@「オーストラリア🇦🇺旅行記」出版中 (@JunKom515) September 27, 2025
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私は独学で旅行記をKindle出版3冊していますが、他の方の旅行記はずっと気になっていました。
Amazon unlimitedで無料で読めるので気軽に手に取ったのですが、これがとても面白かったんです。
読んでいると、自分が実際に旅をしているような臨場感があって、どんどん引き込まれていきます。
「旅行記ってこんなふうに書くこともできるんだ!」と新鮮な発見がありました。
ジュンコさんの旅行記の魅力
その方の旅行記は、著者自身が現地に行き、体験したことをそのまま言葉にしています。だからこそ、リアルな息づかいが伝わってくるんですね。
たとえば、
出発前に必要な準備
空港でどう過ごしたか
移動に使った交通カードのこと
街歩きの途中で見かけた風景や人々の表情
こうした情報が、まるで「旅のノウハウ集」として整理されていて、読むだけで実際の旅行に役立つんです。
さらに写真の差し込み方が工夫されていて、ただ文字を追うのではなく、視覚的に旅を体験できる仕組みになっていました。「ここでこの写真が出てくるのか!」と、場面のイメージが一気に広がります。
旅行が好きな人にとってはもちろん、これから海外に行きたい人にとっても「なるほど!」と思える内容でした。
特に今っぽいなと感じたのがリンクの使い方。楽しかった部分を動画で公開し、YouTubeでも楽しめる連動型なんです。私の本では真似できない最新型だなと感心しました。
そして印象的だったのは、イケメンのお兄さんに弱いところ(笑)。読んでいると「ふふっ」と笑える場面があって、作品全体が親しみやすい雰囲気でした。
酒井先生の旅行記との違い
一方で、私が取り組んでいるのは「酒井先生の旅行記」です。これは先生がかつて旅した経験を、私が代わりに整えて本にしているもの。
先生の驚きや感動、出会った人々との会話を大事にしながら、一つの“物語”として描いています。つまり、現地で役立つノウハウや最新情報をまとめるのではなく、旅を通しての人間的な体験や気づきを届けるのが目的です。
私は酒井先生の第一ファンなので、身内びいきもあると思いますが(笑)、先生のお話はとても楽しい。ハラハラドキドキしながら編集していて、最初に先生の物語を読むことができるのは、私にとって幸せな時間です。
片方は「役立つ知識」と「臨場感」で読ませるスタイル。
もう片方は「物語の余韻」と「人との出会い」で読ませるスタイル。
同じ旅行記でも、その性格はまったく違います。
それぞれの正解と工夫
今回読んだ旅行記には「電子書籍ならではの工夫」もありました。
たとえば「連続スクロールの方法」や「読みやすい設定の案内」が丁寧に書かれているんです。
一方で、私が作っている本は先生が紙で読むことを前提にしているので、そうした説明はあえて省いています。完成した紙の本をお届けしたときに「この案内はなんだろう?」と違和感を覚えてほしくないからです。
読者層や目的が違えば、盛り込む工夫も変わります。だからこそ、それぞれが“正解”。
ただ、今にして思えば電子書籍用と紙の本はデータが別なので、電子版だけに案内を入れるのもありかもしれません。でも本文自体を加筆することはしません。なぜなら──それは先生の物語だからです。
私が得た学び
今回の体験から、改めて「旅行記って面白い」と感じました。
ある人にとっては、
「これを持って行けば安心」
「この交通カードを買えば便利」
といった情報が役立つ旅行記がありがたい。
別の人にとっては、
「この町で出会った笑顔」
「ちょっとしたハプニング」
といった物語が心に残る。
読者が何を求めるかによって、旅行記の響き方は違うのです。
だから私は、酒井先生の旅行記を「物語としての旅行記」として大切にしていこうと思います。そして一方で、今回読んだ旅行記から学べる工夫は、自分の本作りにも取り入れたい。
屋久島編では、写真の差し込み方をもっと工夫して、読者に“その場にいるような体験”を届けたいと考えています。
結び:2つと同じものがないのだから
旅行記に「こう書かなければいけない」というルールはありません。ノウハウ型でも、物語型でも、それぞれにしかない魅力がある。
大切なのは、書き手が「どんな旅を伝えたいか」という想い。
そして読者に「旅って楽しい」と感じてもらえること。
今回読んだ旅行記と、自分が作っている酒井先生の旅行記。方向性は違うけれど、どちらも正解。だからこそ、旅行記は奥深く、読むのも書くのも楽しいのだと思います。
次の屋久島編では、今回の学びを生かしてさらに工夫していく予定です。自分でもその仕上がりを楽しみにしています。

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このエッセイを書いた酒井さんの本を、Kindleで出版するまでの舞台裏を綴ったマガジンです。
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📚 酒井さんのまっすぐ手記
旅先で出会った人や出来事、異文化に触れて感じた驚きや学びを“まっすぐ”に綴ったエッセイマガジン。
笑いあり、発見ありの旅の物語を、ぜひお楽しみください👇
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