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S2-12|Kindle出版 先生に3冊目を手渡してきました。本と名刺と松ぼっくり


Kindle出版や旅のエッセイをテーマに、黄色い鳥キャラクターと青い小鳥が本を読んで学んでいる様子。草原とゲルを背景に、仲間と本づくりに励む温かい雰囲気のイラスト。

ペン吉とは?
育児や生活にまつわる記事を中心に執筆しているWebライターです。
人との出会いや日常の「ぬくもり」を残すことを大切にしています。
Kindle出版を始めたきっかけは、命の恩人である歯科医師・酒井先生の夢を叶えるためでした。
先生が旅先で綴った手記を世の中に広めたい――その想いから挑戦を続けています。


南国のデッキに座る男性。麦わらのような帽子をかぶり、笑顔でくつろいでいる。背景には海と船、鉢植えが並び、穏やかな旅の空気。

🌏 酒井先生のまっすぐ手記|旅で出会った、人と知恵とユーモア
1947年、新潟県長岡市(栃尾)生まれ。
青年海外協力隊員として2年半フィリピンに派遣され、理数科教師を務める。
長崎大学熱帯医学研究所での研修を経て、1997年に酒井歯科医院を開院。
以来、長年にわたり歯科医師として地域医療に携わってきました。
そんな酒井先生が、旅先で出会った人々との交流や、異文化に触れて感じた驚きや学び――
すべてを“まっすぐ”に綴ったエッセイシリーズが 『酒井先生のまっすぐ手記』 です。
これまでに、東南アジアやモンゴルでの体験をまとめた旅行記をKindleで出版。
ユーモラスな語り口と、現地の人々との温かな交流が、多くの読者に支持されています。
✏️ 一部のエピソードはnote記事としても公開中。
Kindle書籍には未公開の話も収録し、読みごたえあるシリーズとして広がり続けています。

今日は娘(ペンちゃん)を幼稚園に送った後、郵便受けに比較的厚みのある段ボール封筒が入っていました。
数日前に注文した3冊目の『酒井先生のまっすぐ手記』。

幼稚園のお迎えのあと、その足で先生のもとへ。
出来たてほやほやの3冊目を、直接お渡ししてきました。
ちょっとソワソワしていて、袋の中の本を何度ものぞき込んでしまう。
――「果たして喜んでもらえるだろうか」。


わぁ!!すごいな!!

玄関を入って先生に本を差し出した瞬間、
「わぁ!!すごいな!!しっかりした本じゃないですか!!」
先生の目がまんまるになりました。

私は少し気になっていたことを正直に口にしました。
「印刷が思っていたよりも荒くて……」
すると先生は、すぐに首を振って、
「いやいや、もうこれは立派な本ですよ。ペン吉さん。ありがとう!!僕の拙い文章をここまで編集して面白くしてくれるなんて、ありがたいです」
そう言って、何度も本を手のひらで撫でるように眺めていました。

その姿を見て、「出版してよかったな」と胸の奥がじんわりしました。

先生の記憶力は凄いんです。
3冊目のまっすぐ手記はnote版の短いフィリピンエッセイをまとめたもの。
先生には許可を得ていたものの、原稿を見るのは初めてのはず。

それなのに、本をパラパラ開いて小見出しを見た瞬間に「あぁ(笑)あの話だ」と嬉しそうに、何度も何度もページをめくっていました。

30年も昔の話なのに、小見出しを見ただけで、どの話なのかわかるなんて、スゴイ!とびっくりでした。


名刺のこと

今回、一緒に持って行ったのが手作りの名刺。
市販の名刺用紙を家庭用プリンターで刷っただけの、いわば“ちゃっちい”ものです。

「これは私(ペン吉)の連絡先用の名刺なんですけど、先生のお名前入りのものも作りたいんです。監修者名は“酒井記久”でよかったですか?」と聞くと、先生は少し考えてから、
「じゃあ、その名前の下に本名を()で入れてくれるかな? 」
と笑顔で答えてくれました。

SNSで広めるわけではなく、JICA海外協力隊60周年のパーティーで知り合いに渡すものだから実名があってもいいとのこと。

その言葉に、先生らしい誠実さを感じました。偽名で隠すのではなく、知人には自分の本であることをきちんと伝えたい――そんな思いがあるのだと思います。


モノクロ印刷の紙質レビュー

さて、今回の3冊目は、これまでの2冊とは大きな違いがありました。

  • 1冊目『優しい国を、歩いてきた。』:カラー印刷・光沢なし

  • 2冊目『バイラルラー、モンゴル。』:カラー印刷・光沢あり

  • 3冊目(今回):モノクロ印刷・光沢なし

表紙の「光沢あり/なし」は手触りの違いが出ますが、実は一番変わるのは本文の紙質でした。

カラー印刷の本では、本文ページがどちらも“やや光沢のあるコート紙風”になっていて、写真や文字がすっきり映える質感でした。
ところが今回のモノクロ印刷では、本文が小説本のような“非光沢の紙”に。すべすべというよりサラッとした質感で、まさに文庫や新書を読んでいるような手触りです。

「光沢あり/なし」の設定よりも、本文をカラーにするかモノクロにするかで用紙が変わる――これが今回の大きな発見でした。(ただのAmazon側のミスだったりして……(笑))

酒井先生のまっすぐ手記 第3冊目のペーパーバック。1995年フィリピン手記をもとにした旅行記エッセイ。黄色い背景にフィリピンを象徴するアイコン、裏表紙には紹介文とQRコードが載っている。

本の仕上がりにあった“ちょっとした雑さ”

今回の3冊目も、やはりAmazonペーパーバック特有の“雑さ”が目立ちました。
角が折れていたり、表紙の端がカットしきれていなかったり……。

これは以前の記事「S2-9|Kindle出版 収益と紙本レビュー|思った以上に雑だった」でも触れた部分と同じで、梱包や裁断の甘さが原因のようです。印刷そのものは問題なく読めるのですが、ディテールを気にすると「市販本とはやっぱり違うな」と感じてしまいます。

Amazon KDPから届いたペーパーバック本。厚みのある段ボール封筒にまとめて梱包され、郵便受けに投函された直後の様子。
Amazonで注文した酒井先生のまっすぐ手記。裁断や梱包が甘く、表紙の端にギザギザや折れ跡が残っている実物写真。


KDPペーパーバックの印刷本。配送時の梱包の影響で、表紙の角が潰れて折れ目がついている様子。

屋久島原稿と松ぼっくり

そして、もうひとつの大事な目的。
先生から、残りの屋久島原稿と写真データの入ったUSBメモリを預かってきました。

「屋久島って、雨のイメージが強いんですけど、本当にそうなんですか?」と聞くと、
「そうなんだよ。本当に雨ばっかり!」と即答。
先生の笑い混じりの声に、現地の空気が少し伝わってきた気がしました。

さらに「屋久島で拾った松ぼっくり、いる?」と差し出されて、娘が目を輝かせて3つもらってきました。

屋久島で拾った松ぼっくり3つ。先生から娘に手渡されたお土産で、雨の多い屋久島の自然を感じさせる実物。Kindle出版の取材エピソード記事に添えた写真
先生からいただいた屋久島の松ぼっくり。娘が大事そうに持ち帰りました

「おじいちゃん、ありがとう」と娘。
もう、うちのおじいちゃんは先生で決定です。

ちょっとしたお土産のやりとりですが、それも含めて「原稿と一緒に屋久島の欠片を受け取った」ようで嬉しかったです。


東芝ルポじゃなかった(笑)

余談ですが、先生がメールを打っている姿を見て、ずっと「東芝ルポかな」と思い込んでいました。
ところが実は普通のノートパソコン。
「だから絵文字もちゃんと使えるんだ」と笑ってしまいました。
これからの先生のメールにも、少しずつ絵文字を取り入れていこうと思います😊

note版まっすぐ手記でコメントをくださっている皆さんの文章をそのまま、先生にお伝えできるようでホッとしました。


まとめ

今日は、出版した本を先生に直接渡すことができました。
紙質の違いをレビューすることも大事ですが、やっぱり一番は、先生の「わぁ!!すごいな!!」という声と笑顔でした。

さらに屋久島原稿も揃い、次のステージが始まります。
松ぼっくりを手にした娘の笑顔と、USBに詰まった写真データ――。
これから形にしていく作業が楽しみでなりません。

出版は、本を届けた瞬間に完成する。
そして新しい原稿を受け取ったときから、次の物語が動き出す。
そんな実感を胸に、また一歩進めていきます。


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📚 酒井さんのまっすぐ手記
旅先で出会った人や出来事、異文化に触れて感じた驚きや学びを“まっすぐ”に綴ったエッセイマガジン。
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