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子どもの、かくれんぼが下手な理由


こんにちは。小児領域で医療従事者をしています、ぴこぴこです。

かくれんぼで、親が一度は言いたくなるフレーズはこれだと思います。

「いや、丸見えだよ…!」

目だけ隠して、体は全部出ている。
カーテンの中じゃなくて横に立っている。
机の下に入ったのに、足だけ元気にこんにちは。

そんな時心の中でこう唱えます。

「ツッコミたい。ダメだ!!ツッコミたい。でもダメだ!!」と(笑)

この丸見え問題を分かりやすく紐解き、最後はより一層かくれんぼを楽しめるカタチに変えれればと思います。


先に結論ですが、子どもが丸見えでも「隠れてる!」と思う理由は、だいたいこの2つです。
① 視点の発達途中で、「自分が見えてない=相手からも見えない」と感じやすい
② かくれんぼが勝負じゃなく見つけてもらう遊びになっている


つまり、子どもはサボっているわけでも、ふざけているだけでもなく、脳の発達途中であり本人はいたって本気です!!

子どもは「上手に隠れる」より先に、
「隠れたことにしてほしい」ことがあります。

かくれんぼという名の、親子のコミュニケーション。

だから丸見えでも、本人の中ではこうです。
「いま、私は消えている」
「見つけられたら嬉しい」
「そして驚かせたい」

理由①:目を隠すと自分が消えた気分になる

子どもって、目を隠して「いない!」って言いますよね。
これ、かわいいだけじゃなくて、発達の途中として説明がつきます。

小さい子はまだ、相手の視点(相手の目線)を頭の中で再現するのが育ち途中です。
その結果、こういう世界観になりやすいです。
→自分の視界が消える
→ 世界から自分が消えた感じ
→ 「いない!」(本人は真面目)

こんな感じですね(笑)


理由②:かくれんぼは「勝つ遊び」より「見つけてもらう遊び」

もう一つの理屈は、かくれんぼの目的です。

親が思う目的:
「見つからないように隠れる」

子どもが求めていること(よくある):
「探してもらう」→「見つけてもらう」→「わあ!ってしてもらう」

つまり、かくれんぼは隠れるゲームではなく、見つけてもらうゲームになります。
なので、丸見えでも成立します。
なぜなら、ルールが違うからです。
ルールが破綻してますね(笑)

今日からできる:かくれんぼが育つ3つの工夫

① 「ダメ出し」じゃなくて「実況」にする
子どもは「良い/ダメ」の判定を投げるより、「いま何が起きているか」を言葉にして伝える(実況)方が育ちます。
ですので、
「ここから見たら、足が見えるよ」
「顔は隠れてるけど、お腹がこんにちはしてるね」
と、言った感じでゲーム化することです。


② 最初は勝てる隠れ場所を用意する
いきなり難しい場所は無理ゲーです。段階を作ります。
レベル1:カーテンの中(成功しやすい)
レベル2:机の下(姿勢の工夫が必要)
レベル3:柱の裏(体の向き調整が必要)

「できた!」が積み上がると、急に上手くなります。


③ 見つけたら、ちゃんと大げさに喜ぶ
これ、中々効きます。
「どこだ…どこだ…」
「いた!!見つけた!!」

甘やかしではなく、遊びの燃料です。
燃料が入ると「次はもっと上手く隠れたい」に進みます。

最後に

大人からしたら不思議に思うことが多いですが、それにはちゃんとした理由がかくれんぼしています。
このように理由が分かると、こちら側も対応がしやすくなりますし、楽しくなってきます。
ぜひ、全力でかくれんぼをしてあげてください!!




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