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【実録②】ポンコツ社労士が法人代表になるまで/代表・濵中

こんにちは、所長になっちゃいました!

みなさんこんにちは!社会保険労務士法人アールワン代表の濵中です。
早いものでもう夏が見えてきましたね。以前の記事でもお伝えしたように、私は夏が大好きです(笑)
夏の何が好きって、まずキンキンに冷えたビールがおいしいこと、毎日晴れていて気持ちいいことなのですが、弊社の女性陣は圧倒的に不服なようです。ーーー誰も夏が好きなことに同意してくれない…経営者って孤独です(笑)

そんな冗談はさておき、本日の記事では、事務手続きすら満足にできなかった私が「代表(つまり社長)」になるまでの道を描いていこうと思います。

「経営者は孤独であるということ」

いきなりなんという見出しなんだ、って感じですが、別に夏が好きなことに共感してもらえないとか、ビール派が少ないとか、そんなことじゃありません。ーーすねてませんよ!
でも、この記事をご覧の皆様や経営者の皆様は、もしかすると「ドキッ」とした方もいるのではないでしょうか。
そう、経営者は非常に孤独なものなのです。

前回の記事に引き続き)ギリギリながらもアルバイトから正社員となり、なんとか社労士としての人生を歩み始めました。
当時の代表含めた周囲のサポートもあり、徐々にですが担当顧問先も増え、それに比例するように経営者の方と直接話をする機会も増えてくるようになってきました。
それまでの私が経営者に持っていたイメージは「自分で何でも決めることができる」「給与をたくさんもらっていて羨ましい」「故に悩みなんかないのでは」くらいでした。しかし、たくさんの経営者の方とコミュニケーションを重ねていく中で私のそのようなイメージがいかに浅はかであったか知ることになります。私が勝手にイメージしていた経営者像は全くの誤りで実は「経営者も悩んでいる」、そして「経営者は孤独である」ということを知りました。

たとえば、どうしても、とある社員を退職勧奨へ踏み切らなければいけないといった事例を相談されたことがあります。
こちらの記事でもお話ししたように、スタッフの退職は、理由や経緯がどのようなものであれ、喪失感を伴います。
退職を申し出る側も、勧奨に踏み切らなければいけない側も、それぞれ痛み分けするものです。
苦楽を共にし、貢献してきてくれたスタッフなら尚のこと、また、本人のパフォーマンス不良だったとしても「なぜ最初から本人に事情を聴かなかったのか」「周りの人間にももっと勧奨者に積極的にかかわらせればよかったのではないか」など、経営者の胸の内を、みなさん赤裸々に、そして時には涙ぐみながらお話ししてくださいます。ーー経営者も管理職も、人事部も総務部も、立場に関係なくそれくらい悩んでいるのです。

もしかすると、この記事を読んでいるみなさんは「退職させるって要は薄情なんでしょ」とか、「人の人生をなんとも思っていない、それが経営者」と思うかもしれません。
あるいは、「管理職として指導をしてもなかなか改善せず、これでは厳しい社員がいる…どうしよう…」と、お考えになっている方もいるかもしれません。

どの感想も、見る人の立場が違えば異なってくるのが世の常ですので、本当にそうだと思います。
ですが、ここで私の考えを。
働くとは、だれがどの立場であっても悩み、考えながら心を動かすこと、
一人の従業員でしかなかった私ですが、「自分も本当の意味で寄り添うのであれば、経営者と同じ経験をしてみたい」と思うようになったのです。


所長っぽい写真を撮ってみました。というか撮ってもらいました。久保田に。

とはいえですが…

まあ、すぐには「所長」とかにはなれません(笑)
というか、思えば叶うとか、言葉にすれば形になるとか、そういうことは地道な普段の行動が伴ってこその結果だと常々思っています。

そんな思いを抱きながら勤務社労士をすること10年ほどが経ったときでしょうか。当時の代表に、私がふと「経営者と同じ経験がしてみたいんですよね」と話したところ「じゃあ、やってみますか?」という返事が返ってきたのです。
「なんで私が代表に!?!?」(予備校のキャッチコピーみたくなってしまいましたが)正直びっくりしました。まさかそのような返事が返ってくるとは思っていなかったので暫くフリーズをしてしまったことを覚えています。

当時の代表「私が大切にしてきたものを同じように大切に思ってくれる人に引き継ぎたい」

当時の代表は本当にすごい方でした。顧問契約先0の状況から事務所を設立し、一代で顧問契約数150社までに育てた方です。顧問契約を獲得するだけでも大変なのに、一気に150社…これは脅威です。
そして、「300年」続く事務所にしたいという想いがあり、まだ自分が若いうちにこの事務所の次のステージを考えていたのです。
真っ先に考えたのはM&A。しかし、それではどのような会社が引継ぐことになるかわからず、今のスタッフや事務所が大切にしてきた経営理念などが継承されるかわらない…そう思ったときに「私が大切にしてきたものを同じように大切に思ってくれる人に引き継ぎたい」という結論になり、結果としてそれまでずっと一緒に働いてきて、考え方や気心が知れていて、いろいろな経験を共にしてきた私が2代目の候補になったのでした。
あんなにポンコツだったのに、今考えても奇跡のような話だと思っています。
(当時の代表が何を大切に思っていたかは、また今度の記事で書きます!)

チャンスの女神は前髪しかない


という言葉がありますが、まさにその通りということだと思っています。

このチャンスを活かせる人とは「常に地道な努力を続けることができる人」「調子のよいときこそ慎重に、調子の悪い時こそ人一倍踏ん張る」ことだと、私は思います。
そして、良い時も悪い時にも、結果に対しての反省や振り返りは重要です。悪いときはもちろんですが、良い時にも振り返りをすることで再現性を実現することができ、底力のアップにもつながります。

とまあ、こんな感じでしょうか!
人生とは小説より奇なり。色々な出来事やタイミングが相まって、現在の自分があると私は考えています。代表になると決まったあともいろいろな葛藤はありましたが、そちらは別の機会にお話したいと思います。
キンキンに冷えたビールを片手に家で飲むことも大事だし、一生懸命オフィスで仕事をすることも大事です。
(そんな私は今ビールを飲みながらこの記事を書いています)
長い人生、その瞬間だけにフォーカスせずに生きていきましょう。

濵中でした。お読みいただきありがとうございました◎
また次回の記事でお会いしましょう。


今夜のビールを冷やしておいたかどうかを会議室で思い出しています。
多分冷やしてません。