【告白】ADHDの僕が「一人で頑張ること」を手放したら評価された話
どうも、みなさん。
突然ですが若い頃の僕のあだ名なんだと思いますか?
「歩くトラブルメーカー」
「三歩歩けば忘れるニワトリ」
…ええ、れっきとした事実です(笑)
僕ね、ADHD(注意欠如・多動症)の当事者なんです。
まあ診断されたのは40歳を過ぎてから。
それまでは、自分が「ちょっと抜けてるけど、まあなんとかなるだろう」と信じて疑わないただのポンコツ社員でした。
会議の時間を間違えるなんて日常茶飯事。
大事な書類をシュレッダーにかけて満面の笑み。
上司に頼まれた仕事を完璧に忘れ去り、3日後に「あれ、どうなった?」と聞かれて背筋が凍る。
そんな僕が今では管理職として、何人もの部下を抱えそこそこ会社に評価されるようになった。
不思議ですよね?
今日は、そんな「できないことだらけ」だった僕が、どうやって自分の特性と折り合いをつけ、サバイブしてきたのか。
そんな話を同じように日々頑張っているあなたと一緒に、少しだけ振り返ってみたいんです。
これは決して武勇伝じゃありません。
むしろ、泥臭い失敗談のオンパレード。
でも、もしあなたが仕事で「なんで自分だけ…」と落ち込むことがあるなら、僕の失敗がほんの少しでも心を軽くするヒントになるかもしれません。

「できない自分」を認められなかった日々
失敗を繰り返すと、当然ながら自己肯定感は地の底まで落ちていきます。
「なんでみんなが普通にできることが、俺にはできないんだ」
「俺は社会人として欠陥品なんじゃないか」
真面目にやっているつもりなのに空回りばかり。
情熱はあるのに、行動が伴わない。
そのギャップに、本当に苦しみました。
心理学で言うところの「自己効力感」が、僕の場合ほぼゼロだったんですね。
これは「自分ならできる!」と思える感覚のこと。
これが低いと、挑戦する前から諦めてしまったり、ちょっとした失敗で「やっぱりダメだ」と心が折れやすくなったりします。
当時の僕は、まさにこの状態。
新しい仕事を任されるのが怖くて、できるだけ目立たないように息を潜めていました。
ADHDの診断と「できないことリスト」の作成
そんな僕に転機が訪れたのは40歳を過ぎて、心療内科でADHDの診断を受けたことでした。
「病気」と言われてショックだったかって?
いえ、逆でした。めちゃくちゃホッとしたんです。
「俺がダメなんじゃなくて、脳の特性だったのか!」
長年の謎が解けたような、そんな感覚でした。
そこから僕が始めたのが「自分のできないことリスト」を作ること。
格好悪いですか?
でもこれが僕にとっては革命的な一歩だったんです。
複数の作業を同時にこなすこと(マルチタスク)
細かい数字のチェック
長期的なスケジュール管理
口頭での指示を正確に記憶すること
こんな風に自分が苦手なことを正直に書き出していきました。
そしてその横に「じゃあ、どうするか?」という対策を書いていったんです。

ADHD管理職のサバイバル的アクションプラン
僕が編み出した(というほど大袈裟なものじゃないですが)サバイバル術は次の3つに集約されます。
どれも誰でも今日からできる超具体的なアクションです。
「自分の脳」の取扱説明書(トリセツ)を作る
まず自分の特性を徹底的に理解し言語化すること。
僕の場合は「できないことリスト」がそれにあたります。
自分がどんな時にミスをしやすいか、集中が切れるかを記録する。
逆に、どんな時に集中できるか、パフォーマンスが上がるかも記録する。(僕の場合は、静かな場所で、一つの作業に没頭している時でした)
それを「自分のトリセツ」としてまとめ、自分自身が一番の理解者になる。
テクノロジーと物理で「忘れっぽさ」を殴る
人間の記憶力に頼るのをきっぱり諦めました(笑)
その代わりテクノロジーと物理的な仕組みを徹底的に活用します。
全てのタスクをリマインダーに登録
スマホのデフォルト機能で十分。「15分後にAさんに電話」「明日10時、B会議の資料印刷」など、どんな些細なことでも登録します。脳のメモリは、クリエイティブなことに使うんです。
物理的な「やることリスト」を作る
PCの横に小さなホワイトボードを設置。「今日必ずやること」を3つだけ書き出します。終わったら消す。この「消す」という行為が、達成感につながって気持ちいいんです。
「とりあえずBOX」の設置
書類や名刺など、後で整理しようと思ったものを一時的に入れておく箱です。机の上が散らかるのを防ぎ、週末にまとめて処理することで、紛失も減りました。
「助けてください」を言う勇気を持つ
これが一番大事かもしれません。
プライドが邪魔する?わかります。
でも一人で抱え込んでパンクするより100倍マシです。
得意な人に素直に頼る
僕は細かいデータチェックが本当に苦手。だから、経理のAさんに「Aさん、数字の神様!このデータ、最終チェックだけお願いできませんか?」って、お菓子を持ってお願いしに行きます(笑)。
上司や部下に「宣言」する
「僕、口頭で指示されると忘れちゃうんで、チャットで一言もらえるとマジで助かります!」「大事な話は、会議室で1対1でお願いします!」など、自分の特性を(可能な範囲で)周りに伝えておく。変なプライドより、仕事で結果を出す方がずっと大事です。
これって心理学でいう「セルフ・コンパッション(自分への思いやり)」に近いかもしれません。
できない自分を責めるんじゃなくて「そういう特性なんだから、仕方ないじゃん。
じゃあ、どうやって補おうか?」って自分に優しく作戦を立ててあげる感覚です。
弱さは、裏返せば「助けられ上手」という才能になる
ここまで読んでくれてありがとうございます。
昔の僕は、「できないこと」を隠そうと必死でした。
隠せば隠すほど大きなミスにつながり信頼を失っていった。
でもある時から発想を変えたんです。
「できないことは最初からオープンにして、周りに助けてもらおう」って。
そうしたら、不思議なことに、周りがすごく協力的になったんです。
僕が自分の弱さをさらけ出すことで周りも「ここが苦手だから、俺がフォローしよう」とか「ここは得意分野だから、任せよう」って自然と役割分担が生まれていきました。
完璧な人間なんてどこにもいません。
特に僕たちみたいに社会の荒波に揉まれてきた40代なら、誰だって一つや二つ苦手なことや弱さを持っていますよね。
あなたの「できないこと」は何ですか?
それを、一人で抱え込んでいませんか?
もしあなたが自分の弱さと向き合い、「助けて」と言えたなら。
それはあなたの「弱さ」が「チームの結束力を高める才能」に変わる瞬間かもしれません。
僕のポンコツな経験があなたの明日を少しでも楽にするきっかけになったらこんなに嬉しいことはありません。
さあ、一緒にもう少しだけ頑張ってみますか。
僕もまだまだ、失敗だらけですけどね(笑)
もしよかったら、あなたの「仕事の失敗談」や「サバイバル術」も、コメントで教えてください。一緒に笑い飛ばしましょう!
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この記事を書いてる間、冷蔵庫のタコがこっち見てたんです🐙
「チップ貰えなかったら、どうなるかわかってんやろな?」って。
怖すぎるんで、どうか助けてください…(震)