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81日目:キャッシュフローを増やす給料・節約・節税の3つの「投資」の視点-生涯で使えるお金について2

『使えるお金を増やしたい』

誰もが抱くこの願いに対し、具体的な手段は『収入増・支出減・節税』の3つに集約されます。

しかし、これらを単なる作業ではなく『自分の人生への投資』として捉え直したとき、私たちは何を対価に払い、何を得ようとしているのでしょうか。

今回は、バブル時代と現代の環境の違いを紐解きながら、今の時代に会社員がキャッシュフローを最大化するための生存戦略を考察します。

こちらの記事の続きなので、先に読んでおくとより楽しめると思います。


【定義】キャッシュフロー=自由に使えるお金を増やすシンプルな方程式

まずは、キャッシュフローという言葉について認識合わせておきましょう。

一般的な用語では無いかもですが、一先ずは自由に使えるお金と認識していただければ、今回お伝えしたいことの範囲では相違ないです。

簡単に表せば、総収入-総支出=キャッシュフローです。

今回はこのキャッシュフローを増やす方法を、確認していきましょう。

キャッシュフローを増やす3つの方法

皆さんの家計は、毎月会社から給料が振り込まれて、それを1ヶ月でどう使うか、というふうな家計になっていると思います。

これは一般的な話ですし、何もおかしなことはありません。
では、この家計の流れでキャッシュフローを増やすにはどうすればいいでしょうか。

基本的には3つの方法があります。
収入を増やす、支出を減らす、税金を減らす、です。

これらは、全て資産を増やすための行動なので、全部投資と一種ということもできると考えています。
それぞれ投資という観点だと、どのくらい効果的なのでしょうか。

【収入】給料の「原理」を知る。資格や残業のリターンは投資に見合うのか?

収入は、基本的には会社からの給料と、やっていれば副業の収入でしょうか。

まず会社の給料についてですが、原理の話をします。
ベースはこちらの本に紹介されている考え方なので、ここではざっくりお話しします。

今回お伝えしたい要点だけ纏めると、会社員の給料は、一般的な生活を1ヶ月送れる額になっているんです。

まあ贅沢しまくる人を雇うより、堅実に生活してる人雇うほうが安く済みますもんね。
さらにいえば、AIやら機械やら他の会社への依頼やら、会社員を雇う以外の方法の方が安ければそちらを使えば良いので、会社員の上限はそれらより安い金額、となります。

あくまで原理の話なので、その人ならではの付加価値や、その職場になくてはならない人材になっていたり、会社側が差別化のために福利厚生を充実させていたり、例外は沢山あります。

ではそのような良い会社なり役職なりになるには、何を投資することになるでしょうか。
一般的には時間を投資して経歴を重ねたり、資格などでスキルアップをすると思います。

その場合のリターンはなんでしょうか。
私の知ってる範囲だと、資格手当で2,000円/月上がった人はいますが、私の感覚だと勉強や参考書代や受験料なんかの投資に対して、安すぎるのではと思います。

年功序列の会社に長くいる事で、40代などで高い給料の人もいます。
今の世の中で、同じ稼ぎ方ができるかは疑問が残ります。

プライベートが無いくらい仕事を頑張りまくって、給料をあげた営業の方も沢山知っています。
この場合リターンは10万/月とか、あるいはもっとでしょうか?
これは一時的にはものすごく効果的かと思いますが、投資しているのは若さ。
若さ故のの体力やガッツの人が多いと思います。

年収1,000万を大きく超える営業の知り合いもいますが、何年も続けられる働き方でないと言っていて、辛そうな様子だったのを覚えています(なんなら最近体壊してました)。

【副業】差別化と情熱。片手間ではない「Wワーク」としての戦い方

では副業はどうかと言うと、これは顧客となる人がいるかにかかっています。
極端な例ですが、その辺で拾ったもので作品を作って、その作品にファンが着いて、フリマアプリで販売して小遣い稼ぎをしている人もいます。

副業は(に限らず店舗や事業も同じですが)、何かしらの差別化があってこそ人が集まります。

他には無いものを売っているとか、ほかより安いとか、店員さんが面白いとか、お店で楽しく話に付き合ってくれるとか。

あるいは、ブームなどの外部の流れに乗って、その流れに集まったお客さんを相手にしている人も多いイメージです。
一昔前のタピオカブームは、タピオカ屋さんってだけで見に行ったりしてませんでしたか?

そんな勝負をしている中、副業という片手間な状態で、全力で勝負している人達と戦う必要があります。
供給が追いついてないものを扱ったり、狭い範囲の人を対象に大手と勝負を避けたり、自分自身にファンをつけたり。

色々とら成功している人も知っていますが、そういう人は副業と言うより、2つ目の本業みたいな働き方、Wワークをしている人が多いです。

【支出】節約という投資の「上限」。若いうちの経験を老後資金に変えるリスク

ある意味これが1番イメージしやすいかもしれんが、要するに節約です。

収入が変わらなくとも、出ていくお金が減れば当然キャッシュフローは増えます。

ただし、投資という観点で見ると一つ落とし穴があるんです。
それは、効果の上限が低いこと。

節約を始めれば時間や体力や頭、あるいは生活の質や日々の楽しみを投資することになると思います。
それらを全力投入したとして、仮に月収が30万円の人なら、投資のリターンは最大でも30万円です。まあ固定費や無くせない消費があるので、現実的に1/3の10万円くらいでしょうか?

10万円と見ると大きな金額に見えますが、2つの視点で考えて見てください。

1つは、この10万円は何を対価に、何を投資して得たお金ですか?
20代〜40代に出来る、様々な経験や楽しみのほぼ全てを対価に作っているお金かと思います。

2つは、この10万円は何のためのお金ですか?
年1や数年に一度の贅沢の為という人や、老後の蓄えなんて人もいるかと思います。

あなたは、何のためのお金を、何を投資して作っていますか?
仮に老後のお金を、若いうちの楽しみや経験を対価に作っているなら、それは老後の為の人生と例えて過言ではないと思います。
若いうちの経験がない老後に、お金以外の何が残っているのかは分かりませんが。

もちろん全員に当てはまる話ではなく、節約が趣味だという人は楽しそうなのでいいと思います。

若いけど楽しみやお金を使う先がないという人は、別の問題だと思うのでキャバクラにハマる前に自分で自分を満たせる楽しみを見つけてください。

【節税】国が勧める「お金の使い方」。手取りを増やす仕組みとその対価

支出の内、自分以外に使われるお金、国のためのお金を減らすか、自分のために使おうという考え方です。
※脱税はダメ絶対

例えばですが、給料に対する所得税は段階的に上がっていくので、ギリギリの所で止めるとか(段階の境界をギリギリ越えると、手取りだとむしろ少なくなるとか)。
iDeCoに資金を投入するとか(60くらいまで引き出せないので、実質節約と同じみたいな側面もあります)。
住宅ローンを組むと所得税を減らせるとか。

細かくは色々あるのですが、こちらも投資と回収といった観点で見てみます。
回収できる最高額は税金として払ってる分なので、chatGPT曰く手取りの5%くらいは回収できる様です(節税関連は詳しくないので、chatGPTに頼りました)。
手取り40万/月の人は2万円/月増えると聞くと、それは魅力的かも。

では、この2万円を回収するために投資しているもの、支払った対価は何でしょうか。
おそらく、どれだけ国の言うとおりにしたか、だと考えています。

医療控除やiDeCoやNISAは、言うまでもなく国の制度で、こういうお金の使い方しようね、と勧めている様なものです。

住宅ローンは、1950年代戦後の住宅不足がきっかけで、政府が主導して作った制度です。
民間主導になっている今での住宅ローン控除があるのは、家がある=社会インフラにお金を使う=国の経済が回る、という流れを回す為だと私は勝手に考えています。

税金として払うはずの分が戻ってくるというキャッシュフローの増やし方。
一見いいものに見えますし、しないよりも良いのは間違いないと思ってますが、これって支出を限定されている様なものなので、自由に使えるキャッシュフローという意味ではむしろ減ってる可能性もあるんです。

【比較】バブル時代との決別。なぜ「良い企業」に入れば安泰ではないのか?

会社員でキャッシュフローを増やすには、若い内~中年にかけて、支出を抑える生活をするか、プライベート返上で働く。
私はこの2択しかないと思っています。

株やFXや不動産で稼いでる人もいますが、あればそも元手が必要or資産が-5倍くらいになるリスクを負ってるか、大体そんな感じです。
再起不能になるリスクを負わず、大きな資産のない状態で、キャッシュフローを増やそうとすればほぼ2択。
それなら、将来の投資になる頑張り方をしたいですよね。

とはいえ、昔は会社員やってた人が、不動産を持ってたり、とんでもない額の遺産残してたり、そんなイメージありますよね?

それも間違いではないんです。ただ、今とは会社員を取り巻く環境が大きく違ったようです。


高度経済成長に湧く1990年頃、会社員はボーナスを給料4ヶ月分は当たり前、多いところでは10ヶ月分やそれ以上貰っていた人も居たそうです。

そんな状況なので、銀行の融資も通り易かったそうです。
銀行で融資を受けて不動産を買って、バブルで不動産価格や地価が上がって、その不動産を売ってさらに高い不動産を買う。そういう事が出来ていたそうです。

つまり、バブルの時期に限っては、良い企業に就職することが、そのまま大きな資産を得ることに繋がっていたんです。

それならば、学生時代に頑張って勉強をして、良い企業に入社するために時間を使うのは良い投資だったみたいです。

まあ問題は、その時代の成功体験を見聞きして、今の時代でも同じようにいい企業に入るようにアドバイスをする大人がいる事ですか。

【結び】会社員の安定を基盤に、未来の資産を自ら創り出す時間を投資する

会社員でも、大きな資産やキャッシュフローを得ることは出来ます。

ただし、今のご時世は会社員でいるだけでは難しいのではと私は考えています。
会社員の安定を基盤に、会社以外の時間を、将来の資産になるものに投資する、それが必要な事だと思い行動しています。

次回はシリーズの最後。
会社員と企業のお金の使い方の違い、そして生涯で使えるお金についてまとめていきます。


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※画像はイメージです

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世のためのなることをして稼いで自立する、そう福沢諭吉も言っていました。

会社員としての能力を上げることは、ある種道具としての性能を上げ続けるようなものです。

支出を減らす投資の先に、このような資産を得るイメージがわきますか?
私は無理でした。


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