英語ゼロからの挑戦|インター校で、子どもが見せてくれた小さな勇気|バリ島の知らなくていいコト vol.1
こんにちは。Marinです。
このnoteでは「バリ島の知らなくていいコト」と題して、バリでの暮らしや子育て、起業のことなど、ガイドブックには載らない“現地のリアル”を綴っていこうと思っています。
詳しい自己紹介はこちらです↓
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1. インター校って実際どう?
「インターナショナルスクールって、どう?」
バリに移住してから、よく聞かれる質問です。
一言で答えるのはむずかしいけれど、あえて言うなら‥
「自由で個性的。でも、意外としっかりしてる」というのが今の実感です。
ひとくちに「インター校」といっても、学校によって雰囲気もカリキュラムもさまざま。
見学や体験を経て入学するのが一般的で、短期の語学留学やサマースクールを受け入れているところもあります。
我が子が通う学校も、1週間だけの短期生から、世界中から移住してきた家族まで多種多様。
バリ島↔︎アメリカ・ヨーロッパって、
実は日本↔︎アメリカ・ヨーロッパよりも遠いです。
それでも、バリ島にはアジアやオーストラリアの子どもたちはもちろん、
アメリカやヨーロッパからも、長期滞在で訪れる子どもたちがたくさんいます。
こういうところを見ると、
バリ島って、本当に世界中から愛されている場所なんだなぁと改めて感じます。
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ちなみに、バリには大きく分けて3種類の学校があります。
• ローカル校(インドネシア語)
• セミインター校(インドネシア語&英語)
• インター校(英語)
日本人学校(常設)はないため、日本から移住してきた場合は、セミインターかインター校に通うのが一般的です。
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2. 英語ゼロからのスタート
入学前に「宿題はあまり出ないらしいよ」と聞いていたけれど、
うちの学校、普通にしっかり出ます。笑
先生や学年によって違いはありますが、全体的に「自分の頭で考える」課題が多い印象です。
たとえば、ある週の宿題:
• 英語:自分のレベルに合った本を選んで毎日読む、”〜ing”を使った文章を自分で考える
• 算数:家の中の物の長さを測って記録
どれも「考えて、表現する」ことを重視した内容です。
英語に不慣れな時期は親のサポートが必須で、
宿題の“意図”を読み取るだけでも一苦労。
親子でヘトヘトになりながら取り組んでいました。
うちの子どもたちは英語ゼロからのスタート。
最初は「何言ってるかわかんない」と登校を渋る日も続いていました。
そういう時、なんて言ってあげたらいいか‥
バリ移住は子どもたちにとって本当によかったのか‥
私自身も大変悩みました。
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そんな中、支えになったのが——
友達と、先生のハグ。
言葉が通じなくても、子どもたちって不思議と通じ合えるんですよね。
バリのインター校には多国籍の子どもたちがいて、英語が話せない子もたくさん。
「言葉が違っても、一緒に遊べる」「笑えば仲良くなれる」
それを、我が子も体験しながら、少しずつ学校に馴染んでいきました。
先生たちも、不安そうな子にさりげなくハグをしてくれるような温かさがあって。
その安心感が、毎日ちょっとずつ、子どもの背中を押してくれました。


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3. 初めてのお友達ができた日
そんなある日、我が子に初めてのお友達ができました。
きっかけは、学校でお友達からお菓子をもらった日のこと。
次の日の朝、「“おかしをくれてありがとう”って、英語でなんて言うの?」と、
パパとママに何度も聞いて、一生懸命覚えて登校しました。
勇気を出して、その言葉を伝えたことがきっかけで、ぐっと距離が縮まり、
今ではその子が大親友です。
その姿に、胸がじーんとなりました。
「気持ち」でつながることの強さを感じた瞬間でした。
今では「今日って日曜日なのー?早く学校行きたいー!」と、ワクワクしながら通学しています。
1年前、登校を渋っていた頃がうそのよう。
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4. 親の気づき
バリのインター校に通い始めて、子どもだけでなく、親の私もカルチャーショックの連続でした。
まず驚いたのが、学校との連絡手段が「すべてWhatsApp」なこと。
お便りもお知らせも、欠席連絡も、全部WA(WhatsApp:Meta社の世界的なメッセージアプリ)。
先生とのやり取りもカジュアルです。
担任の先生が、授業中の我が子の写真をリアルタイムで送ってくれたり、絵文字たっぷりのメッセージが普通に飛んできます。
最初は驚いたものの、今ではこの“ゆるさ”と“あたたかさ”が心地よくなってきました。
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📅 イベント告知、突然すぎ問題
あるあるなのが、親が参加するイベントのお知らせが突然届くこと。
「明日、保護者参加のイベントが9時半からあります」
——え、聞いてないけど!?
ということが、しょっちゅうあります。
「そんなイベント、初めて知ったよー!」なんてことも珍しくなく、最初は内心バタバタ。
でも不思議と、周りの保護者たちは慌てる様子もなくて、
「来られる人が来ればいい、無理ならそれでOK」というスタンス。
完璧じゃなくても、とりあえず回っている。
これはインター校の雰囲気なのか、
それともバリ島全体の空気なのか——
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🎂 バースデーパーティーの文化が新鮮すぎる
そして、誕生日の祝い方にもびっくりしました。
ある日、クラスのWAグループに、先生からバースデーパーティーの招待状(画像)が突然送られてきました。
日時と場所が書かれていて、「RSVPはこちら」と連絡先が。
「え、行っていいの?どういう感じ?」と最初は戸惑いましたが、どうやらこのスタイルはわりと定番のようです。
——って、「そもそもRSVPってなに‥?💦」
招待されても何をしたらいいか全くわからず、インターネットで調べまくりました。
RSVPは、フランス語の「Répondez s’il vous plaît」の略で、
「ご返答お願いいたします」という意味らしいです。
海外ではよく使われる言い回しのようですが、私は今回が初めてでした。
(誕生日会については、書きたいことがたくさんあるので、また別の記事でゆっくり触れたいと思います。)
また別の日には、誕生日の子の親御さんがクラス全員分のお菓子やミニギフトを用意して、学校でパーティーを開いていました。
クラッカーが鳴って、ケーキを囲んで、みんなでお祝い🎉
バリ島やインドネシアでは、誕生日の主役が、お世話になっている友人や周囲の方々に感謝を込めて何かを用意したり振る舞ったりするのが通例です。
この考え方、とても素敵だなと思います。
私自身、初めて出産して母になったとき、
「誕生日はお祝いしてもらう日というより、産んでくれた母に感謝する日なのかもしれない」と痛感したことを思い出しました。
そういった感覚が、自然と文化として根づいていること。
なんだか、とてもあたたかく感じました。
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5. トリリンガルな毎日
我が家は日本語もキープしたいので、
週2回、日本人補習校で国語の授業も受けています。
英語・インドネシア語・日本語。
毎日3か国語を行き来する生活は、親も子もキャパオーバー寸前のときもあります。
でも、今のところなんとか乗り切っています。
各言語を使う場面は例えばこんな感じです:
• 英語🇬🇧:インターナショナルスクール、レストラン・カフェ、Grabタクシーなど
• インドネシア語🇮🇩:ハウスキーパーさん・家のメンテナンス担当の方との会話、ローカルなお店でのやり取りなど
• 日本語🇯🇵:家族との会話、日本人補習校での授業
基本的には英語で通じることが多いですが、ローカル色が強くなる場面ではインドネシア語のみになることも多く、語学の切り替えは日常茶飯事です。
子どもたちが通うインターナショナルスクールでも、週に3回ほどインドネシア語の授業があります。
「現地の人と、ちゃんと話したい」——そう感じることが増えた今、私自身も少しずつインドネシア語検定に向けた勉強を始めています。
インドネシア語検定についてはこちらから↓

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6. 英語よりも大事な“ちがいを受けとめる力”
インター校で印象的だったのが、宗教や文化をテーマにした学びの多さ。
ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教など、
それぞれの文化的背景を知る授業や、ラマダンやガルンガンにちなんだイベントもあります。
多様な価値観や習慣を尊重し合うことを大切にしているのです。
子どもたちは、「ちがいを知る=相手を理解すること」を、日常のなかで自然に学んでいます。
私は今、こう思っています。
もし将来、日本に帰って英語を忘れてしまったとしても——
「ちがいを壁にしない目」はきっと残る。
その“土台”が、今この学校で育っていると感じています。

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✏️おわりに
バリのインター校は、自由さも、ローカルさも、時にとまどいもあります。
でも、子どもが「世界を身近に感じる目」を育てられる場所でもある。
親の私も、この一年で価値観をほぐされることばかりでした。
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この記事を読んでくださって、ありがとうございます🌺
この先も、「知らなくてもいいけれど、知れてよかった」と思えることを、少しずつ綴っていけたらと思います。
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