支配者が追い求めた古代の超科学③~終末兵器~
支配者が追い求めた古代の超科学①~聖杯~
支配者が追い求めた古代の超科学②~飛行技術~ のつづき。
※プレアデス人の暗号は記事の後半で解いていく。
文明崩壊をもたらすほどの恐るべき破壊力をもつ「終末兵器」。
現代において終末兵器といえば「核兵器」というのがコンセンサスかと思う。
一発で四方数キロメートルを更地にするというのは、たしかに恐ろしい兵器である。軽々しく使用せず、最終手段として取っておくべきだろう。
オカルト界隈では核兵器は古代にも存在していた!と騒がれて久しいが、考古学的には「ぜんぜんわからない」というのが実情だ。
千年後に「かつて最終兵器が使用された場所を探せ」と言われた学者たちが、はたして広島と長崎や各地の核実験場にたどり着けるかどうか疑問だが、そういうことである。
もし、古代に核兵器が使用された土地があったとして、そこがいまだに更地だったり分かりやすい痕跡が残っているとすれば、そ破壊力は現代の核兵器よりも上ということになるのでは?
では、過去にはどのような終末兵器があったのだろうか?
現代人も驚くような核兵器を越える大量破壊兵器が存在していたことはあるのだろうか?

先に結論を言うと……、
終末兵器を思わせる大量破壊兵器の記録や伝説は意外とないのである。
古代核戦争説が取り上げていた、核戦争を思わせる《マハーバーラタの一節》とやらは捏造であり、『マハーバーラタ』の中にその記述はない。
叙事詩『マハーバーラタ』には大げさな触れ込みでさまざまな武器が登場するが、結果倒したのはひとりとか、流産させたとかで、すべてが吹き飛び無くなるレベルではない。
『マハーバーラタ』に登場する一番強そうな武器は、天・空・地にある3つの都市がひとつになった「トリプラ」を一度に破壊したというシヴァの矢だが、さらに古い話ではアスラが造った金・銀・鉄でできた3つの城塞を破壊したルドラの矢に行きつく。
3つの城塞が1箇所にあるのも変な話なので、一発で3つを破壊したわけではないかもしれない。まあ、1発で1城塞でもけっこうな破壊力ではある。
現代でも1城塞破壊するのにミサイル1発では足りない。1発で吹き飛ばすにはかなりの大きさの弾薬が必要になる。ということは、シヴァの矢と、そのルーツとなったルドラの矢にはかなりの爆発物が積んであったことになる。

というわけで、シヴァの矢/ルドラの矢は大量破壊兵器に該当するだろう。
これを乱発すれば、文明を崩壊させる最終兵器になり得る。
うん。
次。
北欧神話のスルトの炎の剣。
南からアスガルドに向けて進軍するスルトは、枝の破滅(火)をたずさえて、アース側の神フレイを倒す。やがて大地は海に沈み、戦いの野ヴィーグリーズは火に包まれる……。
大地を包んだ炎、これがスルトの剣から出たものかどうかは、実は判然としない。直接的な表現で「スルトの剣から炎が出た」「スルトが放火した」様子が描かれていないからだ。
火炎放射器で放火したのか、ガソリンをまいて着火したのか、普通に松明や火矢で可燃物に放火したのか、なんだかさっぱりわからない。吹き飛んだ描写がないので、爆弾タイプではないのだろうな……とは思う。
ただ、この「わからない」というのがミソで、よくわからないのは近くにいた関係者全員が燃えたからと考えられなくもない。

ラグナロクは予言詩のスタイルで書かれているため、未来の予言と言われることもあるが、予言(あるいは預言)の形で過去を詠う文学のスタイルは古くからメソポタミアに存在していたため、ラグナロクは過去の戦争の描写であるとも考えられるのだ。
スルトの炎。正体は不明だが、炎の正体のみならず、戦いの終わり方の記録まであいまいになるほどの破壊を引き起こした炎。これも大量破壊兵器に分類してもいいのではないだろうか。
筆者が知る限りでは、古代の大量破壊兵器と呼べるのは上記の二つくらいだ。ほかに何かご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください♡
大量破壊兵器の痕跡に関しては、それと断定することは非常に難しいのではないだろうか。
イエメンの荒野に残る無数のクレーターや、シベリアにあるクレーター湖のような丸い形状の湖たち。
これらを兵器によるクレーターと言ってしまうのは簡単だが、気候変動による水の凍結・融解や、地殻変動による噴火や陥没等でも説明ができてしまうのだ。
というわけで、現代文明がもつ大量破壊兵器以上の威力をもつ兵器が古代にあったという確たる記録や痕跡は今のところ見つかっていないようだ。
……しかし、
人は現在から逆算して過去を考えがちだ。
現在の科学が最終進化系でもなければ、唯一の進化の選択肢でもないことは覚えておくべきだろう。
現在、我々が活用している科学は、数ある選択肢のうちの一部に過ぎない。
だから、我々の知らない技術を駆使した想像の斜め上を行く兵器があってもよい。
その場合、我々には思いつくことすら不可能になる。
現代では知られていないような仕組みや破壊形態の武器があったとしても、我々が気づける可能性は低いのかもしれない。
* * *
では、シリーズ①の謎に戻ろう。
支配者が追い求めた古代の超科学①~聖杯~
ドイツの霊媒マリア・オルシックにコンタクトを取った存在が残したヒントとは、何を示していたのだろうか?
キーワードは、
「牡牛座のアルデバラン星系のプレアデス人」
「シュメール語」
アルデバランは牡牛の目であるという。
プレアデス星団はアルデバランの右上にある。
そして、オリオン座は牡牛座の左下。
オリオン座と、牡牛座のアルデバラン、プレアデス星団の位置を見てほしい。


雄牛はシュメールの王権の神エンリルの象徴である。シュメールの神々はしばしば角がついた帽子をかぶった姿で表現された。
バビロニア星座でも牡牛座は牡牛座なのだが、バビロニアはその権威をシュメールから引き継いでいる。
エジプトにはオリオンのベルトによく似た並びのギザのピラミッド群がある。あれは何だろうか?
歴史を通じて、星座は時間や方角を知るために用いられてきた。
古代の人々は、実際の地理を星座に投影して記憶するということをしていたのではないだろうか?
もしそうだとすれば、プレアデス星団に対応する場所、カスピ海南岸地域には何があったのだろうか?
そこまで目立つ星々でもないのに、もっと明るくても名前がなく神話に出てこない星はたくさんあるのに、なぜプレアデス星団──スバルはこうも親しまれているのだろうか?
それは、プレアデス星団に対応する位置に、記憶され得る文明が存在していたからではないだろうか?
その場所こそが、イラン神話において英雄を送り出す場所であり、魔術師の住処でもある豊かな国。インド神話の七聖仙の真の出身地(と筆者が勝手に目星をつけている)アルボルズ山脈だ。
プレアデス星団はインドではクリティッカーであり、クリティッカーとは七聖仙の妻である7姉妹を指す。この7姉妹は軍神カルティケーヤをはぐくんだ存在であるという。
古代には英雄をはぐくみ送り出す場所。尊敬される存在たちが住まう場所。───その後、魔術師たちが討伐された土地。
彼らはなぜ魔術師と呼ばれたのだろうか?
ほかより高い科学力を持っていたからではないだろうか?
「牡牛座のアルデバラン星系のプレアデス人」
「シュメール語」
上の暗号では、プレアデス人はアルデバラン星系にいる。
つまり、バビロニアにいる。
そして、シュメール語を知っている。おそらく、書き言葉として。
カッシート朝バビロニア。
東のザグロス山脈から現れ、シュメールを復興した王朝。
数多くの粘土板が発掘されたまま公開されずにいる、まだ謎の多い王朝。
世界中の神話の鍵を握る神族の王朝。
暗号が示した先は宇宙ではなく、過去である。
古代に人類に技術を伝授した存在。彼らはずっとここ(地球)にいる。

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