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【福島県/県立中学校・高等学校等】2026年3月(3)【教育の現状レポート】


お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。


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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。



このプラットフォームには、福島県の教育に携わる方々にとって、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています

しかし、毎日多くの記事が発信されていることで、良記事・大変役立つ・必要な記事が目に付かずに埋没してしまうことは大変残念に思います。

私も福島県の学生教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、良記事を定期的に取り上げることが出来ればと思い、上記プラットフォームに掲載された各学校等の現状についてのまとめ記事を発信していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

※今回は『 2026年03月18日まで 』の記事まとめです。



『1』【2026年2月号】地域とともに未来へつなぐ 矢祭中学校/矢祭町立矢祭中学校(県教育委員会)



記事の概要

 本校は、「読書のまち」の精神を継承し、地域と共に歩む学校です。特設図書館部が町の読書文化を牽引し、特設デジタル部が未来のICT活用を先導するという全国的にも珍しい活動を展開しています。また、豊かな自然と地域社会の温かな見守りの中で、互いを尊重し合う人権教育を根幹に据えています。伝統を愛し、最新技術を使いこなし、高い人権意識をもつ生徒たちがこの学び舎で学んでいます。

1 特設図書館部の活動について

 特設図書館部は矢祭町の様々な活動に取り組んできました。その中でも「やまつりえほんフェスタ」では、メインイベントの司会・進行を担当しました。
 また、夏に開催された「ビブリオバトル」、毎月の「出前おはなしかい」では、地域の方々と交流を深め、本と人を繋いできました。

2 特設デジタル部について

 矢祭中学校「特設デジタル部」は2023年9月に開設されました。行政主導によりスタートし、行政職員及びICTサポーターが生徒への指導等を行っています。生徒達は、パソコンやスマートフォンの基本的な使い方をはじめ、個人情報保護、情報倫理などを学ぶとともに、タイピング練習やタブレット端末を活用した動画制作、専用ソフトを使ったWebデザイン・Vtube作成などに励んでいます。

(1) やまつりこども園運動会動画作成

(2) 地域の高齢者向けスマホ教室に参加


 県と町が共同開催している「高齢者向けスマホ教室」におけるサポーター(支援者)として、地域の高齢者へスマホの使い方を教えるなどの活動も実施しています。
 開催日前にスマホ教室に向けた知識やスキル、操作方法の習得・確認するための講座を受け、当日は地域の高齢者の傍らで質疑への対応や操作時の支援を行いました。

3 人権教育について

 矢祭町では令和6年度より人権教育を推進しています。「自他を愛し、共に幸福を求めること(Well-being)ができる子どもの育成」を目指し、一人一人を大切にした教育を推進しています。学校教育活動全体を通して人権教育を推進していますが、令和6年度は特別活動を中心として、令和7年度は道徳科を中心として授業研究を行い子ども達一人一人の人権意識の高揚と教師の指導力向上に努めています。


「人権教育」というのは、図書館が力を発揮出来る分野です。
矢祭の中心としてさらに推進して欲しいです。

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『2』[vol.32] 親切第一な製薬王 荏原の星薬科大学・星一像(ディスカバーふくしまinTOKYO【福島県東京事務所】)



令和8年(2026)は、福島県政150周年であると同時に、猪苗代町出身の医学者・野口英世が生誕150周年を迎える年でもあります。
英世は細菌学の研究に従事し、黄熱病や梅毒の研究で大きな功績を残しました。英世を支援した人物は少なくありませんが、その中に「東洋の製薬王」と称された実業家がいます。いわき市出身の星一(ほし はじめ)です。ショートショートで知られる作家・星新一の父親としても知られ、首都圏の福島県人の絆である東京福島県人会(※1)の初代会長も務めました。

星一は明治6年(1873)、いわき市錦町に生まれました。幼少期、近所の子どもたちと遊んでいる際に不慮の事故に遭い、右目を失明します。しかし、この大きなハンディを抱えながらも、星は懸命に人生を切り拓いていきました。
上京後は働きながら東京の商業学校で学び、そこで出会った自己啓発書『西国立志編』に強い感銘を受けます。海外で学ぶ志を抱いた星は、卒業後、アメリカのコロンビア大学へ留学しました。

留学生活の中で星は、伊藤博文や新渡戸稲造らと交流を持つとともに、野口英世と出会います。星と英世は、年齢が近いこと(星が三歳年上)、貧苦を経験していること、そして同郷・東北出身であることなど、多くの共通点がありました。東北なまりも相まって、二人は急速に親交を深めていきます。
明治38年(1905)、12年に及ぶアメリカ生活を終えて帰国した星は、留学で修めた統計学や経済学ではなく、留学中に自身の健康を支えた製薬の道を選びました。まず湿布薬イヒチオールの事業化に成功し、明治44年(1911)には星製薬株式会社を創業します。さらに、モルヒネの国産化や抗マラリア薬キニーネの製造により事業を拡大し、やがて「東洋一の製薬会社」と称されるまでになります。

星製薬には社内に教育部門が設けられ、これを端緒として商業学校、専門学校へと発展していきました。そして昭和25年(1950)、品川区荏原(※2)に星薬科大学が設立されます。現在、本館前には星一の銅像が建ち、歴史資料館には野口英世が使用していた顕微鏡も展示されています。

顕微鏡といえば、星と英世の間には、次のようなエピソードが残されています。

二人がアメリカで初めて出会った夜、星は英世に研究室を案内され、そこに置かれていた顕微鏡をのぞき込みました。星が両目で観察する姿を見て、英世は冗談交じりに「医学者になれよ」と声をかけます。顕微鏡は通常、片目をつぶって観察しますが、医学の専門家は両目を使い、観察とスケッチを同時に行うためです。
そのとき星は、自身の右目が義眼であることを打ち明けました。英世は自らの発言を深く恥じ、謝罪します。英世自身も、幼少期に左手に負った大やけどを「手ん棒」とからかわれた経験がありました。この出来事をきっかけに、二人の心の距離はさらに縮まります。
その後も星は英世の帰国旅費を工面したり、二人で発明家・エジソンを訪ねたりと、交流は生涯にわたって続きました。

星の信条は「親切第一」(※3)。それは、「自己に親切になれ、何人にも親切になれ、職務に親切になれ…」と会社の企業理念や大学の教育理念にも息づいています。二人が友情を深めたあの夜のような温かいまなざしで、星は生涯、人や世界と向き合っていたのかもしれません。

<最後に>
星を支援した人物の一人に、政治家で医師の後藤新平(ごとう しんぺい)がいます。後藤は岩手県に生まれ、東京市長、関東大震災時の帝都復興院総裁等(※4)を歴任しますが、須賀川医学所(現・福島県立医科大学)の出身でもあります。ここにもまた福島ゆかりを見つけられそうです。

※1…東京福島県人会は、福島県出身等のつながりを持つ首都圏の方々が、自主的・自発的に結成した親睦団体。
※2…品川区荏原は、近くに武蔵小山商店街パルムや戸越銀座商店街等があり、活気に満ちたエリア。
※3…息子・星新一の本名が「親一」であることも、父の信条に由来するといわれています。
※4…詳しくは、別記事「百年前の復興 陣頭に立った堀切善次郎 有楽町の東京府庁舎跡」をご覧ください。


先代の「千円札」にもなっていた、福島県の偉人・野口英世。
それをサポートする側にもまた歴史があるものです。

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『3』明日への一歩~ようこそ、先輩!【学校のようす】※3月25日放送(県立安積黎明高等学校)



※TUFからSNSで情報が解禁されたとのことでしたので、本校noteでも発信します。

 3月25日、TUF(テレビユー福島)で、「明日への一歩」の特番が放送されます。
 この番組内の企画で、本校OBで、男性ボーカルグループ「mic-alone」のメンバーである笹山太陽さんが本校を訪れ、コーラス部の皆さんと交流を図りながら、ワークショップを行いました。

 笹山さんが入学したのは2011年4月。3月に東日本大震災が発生し、入学した時にはすでに北校舎・東校舎は立ち入り禁止となっていました。3年間を仮設校舎で過ごした笹山さんにとって、現在の北校舎は使用したことがなく、半分は知らない建物です。
 それでも、南校舎の階段を上り、音楽室まで移動する間、笹山さんからは「懐かしい」との声が何度も聞かれました。

 「母校」というものは、姿かたちが変わっても、心に残り続ける特別なものなのですね。

(TUFホームページなどで、番組情報が公開され次第、リンク等を掲載します)


著名OBとの交流は、学生にとって刺激になるものです。

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『4』未来のエンジニアが躍動!電気科 課題研究発表会(県立郡山北工業高等学校)



 1月20日、電気科の3年生による「課題研究発表会」が開催されました。 放課後や実習の時間を使って試行錯誤を重ねてきた、全6班のユニークかつ本格的な研究成果をご紹介します。

1. PKマシーンの製作

「守護神を操れ!」 コントローラーを使ってゴールキーパーを自在に動かし、シュートを阻止するゲーム機を製作しました。モーターの制御速度と反応の正確さが鍵となる、電気科らしいメカトロニクス作品です。

2. R2-D2の製作

「スクリーンから飛び出した名相棒」 あの伝説的SF映画に登場する人気ロボットを、手作りで忠実に再現。外観の造形はもちろん、回路を組み込むことで命を吹き込みました。ものづくりへの愛とこだわりが詰まった力作です。

3. 玉入れゲームの製作

「正確な判定が熱狂を生む」 指定された穴にボールが入ると、センサーが瞬時に反応してスコアをカウント!ただの遊び道具ではなく、論理回路を駆使して「正確に得点を刻む」という信頼性を追求しました。

4. 赤外線銃の製作

「安全、だけどスリリング」 弾の代わりに赤外線を発射し、的のセンサーが反応するシステムを構築しました。「痛くない・安全・片付け不要」の三拍子が揃った、次世代トイガンです。

5. 送電鉄塔の理解と製作

「我ら、電気科のプライド」 私たちの生活を支えるインフラの象徴、「送電鉄塔」を徹底研究。精巧なモデルを製作し、その構造と役割を解き明かしました。後輩たちの教材としても活用できる、アカデミックな価値の高い研究です。

6. 電動スケボーの製作

「目指すはあの名探偵の機動力」 有名アニメに登場するような、スピーディな電動スケートボードに挑戦。高出力モーターの制御とバッテリー管理を両立させ、実用性とロマンを兼ね備えた一台を完成させました。

電気科代表、決定!

 厳正な審査の結果、今年の電気科代表として全体発表会へ進むのは…… 「送電鉄塔の理解と製作」の班に決定しました!

 専門性の高さはもちろん、電気インフラの大切さを伝える「電気科らしい」視点が光っていました。全体会でも、その深い知識と情熱を存分に披露してくれることを期待しています!


遊び心と学習が融合した、良い研究発表会だと思います。

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『5』【建築科】1・2年生 建物見学会(福島県立福島工業高等学校)



令和8年2月18日(水)建築科1・2年生は、いわき平競輪場および小名浜マリンブリッジ、東港地区を見学しました。

いわき平競輪場は「空中バンク」とも呼ばれ、国内で唯一、バンクの内側から観戦することができる臨場感あふれる設計がなされています。バックスタンドで施設の説明を受けた後、バンク下の通路を通ってメインスタンドを見学しました。有料の特別観覧席に腰掛けた生徒たちは、まるでVIPになったかのような気分を味わっていました。最後には特別にバンクを1周歩かせていただきました。コーナー部分の急傾斜では足がすくむほどの高低差があり、選手の視点に立って見学できたことは、大きな学びとなりました。

午後は東港地区に移動し、タンカーから荷揚げしている様子を間近で見学しました。超大型の重機を目の前にし、その迫力に圧倒されました。その後、小名浜マリンブリッジのふもとへ移動し、設計から施工までの流れや橋の構造について説明していただきました。土木の仕事があるからこそインフラが整備され、建物を建てることができます。多くの技術者の尽力によって、今日の豊かな社会が支えられていることを実感する機会となりました。

生徒の皆さんには、今回の見学会で得た学びを、今後の学校生活や進路選択にぜひ生かしてほしいと思います。
ご多忙のところご対応いただきました関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。


競輪場を訪れる学生はほとんどいないでしょうから、良い経験になったのではないでしょうか。

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『6』海洋科 SNS始めました!(県立小名浜海星高等学校)



海洋科のSNSを開設しました。

海洋科での学習の内容や、学校生活の一場面など、楽しんでいただけるコンテンツを発信できるよう頑張ります!

ぜひ、ご覧ください。

Instagramアカウント

『福島県立小名浜海星高校 海洋科【公式】(onahamakaisei.kaiyou)』

https://www.instagram.com/onahamakaisei.kaiyou?igsh=NXE5YTF2eWF4ZnJk&utm_source=qr

TikTokアカウント

『福島県立小名浜海星高校 海洋科【公式】(onahamakaisei.kaiyou)』

https://www.tiktok.com/@onahamakaiseihighschool?_r=1&_t=ZS-94AyHvCD9Yy


生の情報を得たい方は、是非ご活用ください。

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『7』【セラミック化学科】2026年⾼等学校⽣徒セラミック作品展に出展しました。(県立会津工業高等学校)



 セラミック化学科の下記の3名が、陶芸作品を『2026年⾼等学校⽣徒セラミック作品展』に出展しました。

〇セラミック化学科3年 遠藤 万里 君
 作品名:古池(ふるいけ)
【由来】
 使用した施釉方法にあります。青緑色を基調とした釉により、静かな自然の中にそっと佇んでいるような厳かさと、不完全でありながらもその不完全さの中にある静寂の中の美を感じさせるような器になっています。また、器の内部にある渦の模様は、水面に落ちる一滴のしずくが、古池全体にゆっくりと広がっていく様子を表現しています。

〇セラミック化学科2年 薄葉 心美さん
 作品名:水の臓器(みずのぞうき)
【由来】
 壺の色合いにあります。濃い青は水を表現し、濃い緑は臓器を表現しました。水には「生命・記憶」という意味があり、臓器には「内部・生命維持・壊れやすい」といった意味があります。水を器に収めた作品ではなく、器そのものを身体とし、水をその臓器として扱う試みを表現する作品です。
 

〇セラミック化学科2年 齋藤 汐李さん
 作品名:茶弥(さや)
【由来】
 焦げ茶色の釉がもつ深さに着目し制作した壺です。「茶弥」という名前は、日常に寄り添う茶の静けさと、広がり続ける気配を重ねています。焼き上がった釉面には、光の当たり方や視点の違いによって異なる表情が生まれ、壺の輪郭や内部空間にまで奥行きを感じさせます。日常の中にある「静けさ」や「溜まる時間」を感じ取ってもらえれば幸いです。

 今後も美術展や各種行事に向けて、培った技術にさらなる磨きをかけ、心を込めた質の高い作品制作に努めて参ります。


セラミックは、その特性から様々な工業製品に使われていますが、このような美術品も良いですね。



☆前回のまとめ記事等☆



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