見出し画像

【簡単あらすじ】ぎんなみ商店街の事件簿 SISTER(微ネタバレ)【井上真偽/小学館文庫】


『 ダイニング・メッセージーー?』


皆さんの身近でも起こり得る事件の真相は、
二つの視点で見たときに
二つの真実を映し出す。

かなり新鮮な驚きが体験出来ます。

今までの井上真偽さんの作風とは
また違ったイメージの本作、是非ご一読ください。




『はじめに』
日本各地で雪の便りが届くようになり、東北南部も外出には厚手のコートが必要な季節になりました。そうすると、必然的に家や自室で過ごす時間が増えることになり、読書も捗る季節とも言えます。
このように、読書をするための絶好のシチュエーションを得られる時期ですので、最近読んで印象に残ったり、買ったまま積んでいたりした本の感想を書こうと思います。この感想で、その作品や著者に少しでも興味を持って頂ける内容にしたと思いながら書いていますが、登場人物やぼんやりしたあらすじなど、『微ネタバレ要素』を含む記載がありますので、その点にご注意ください。

ーー

『 ソリって、「愚か者が残すところ」という意味なんだって 』

ぎんなみ商店街の焼き鳥屋・串真佐を経営する内山家の三姉妹が、商店街に関係する問題に首を突っ込み、問題を解決するまでのお話しです。


第一話 だから都久音は嘘をつかない

「会社? 会社なんて‥‥‥滅べばいい‥‥‥」

高校一年生の次女・都久音が帰宅し、その後小学五年生の三女・も戻ってくると、家では長女・佐々美が酔っ払ったまま泥酔していた。

泥酔の理由を次女と三女が問い詰めていると、佐々美に銀波警察署の警官が訪ねてきた。


第二話 だから都久音は押し付けない

「焼き鳥屋の三姉妹は名探偵だ」

先日の事件の活躍?から、商店街にそんな噂が流れる。

その噂を聞き、銀波中学校の非常勤講師・主井タンサニーから、ある生徒のコンクール出品予定作品が壊され、その現場に残されていた「井」の漢字の謎を解いて欲しいと依頼を受ける。

しかも、その井の文字には、焼き鳥「串真佐」で利用している串が使われていた。


第三話 だから都久音は心配しない

「そして、今日もうちの焼き鳥は美味しい」

夏休みの真っ最中、都久音の家に集まる前にぎんなみ商店街の書店に立ち寄った、都久音と都久音の友人・万穂

そんな都久音に、姉・佐々美から「福引でミステリーグルメツアーに当選したので、夕飯の食材を何とかして欲しい」という電話を受ける。

しかしその話は、まるで「アンケート」と呼ばれる、都市伝説とピッタリ一致するような内容だった。


ーー

以前レビューしていました、

探偵が早すぎる

その可能性はすでに考えた

が、私にかなり刺さっていたので、元々気になっていた作品&井上真偽さんは気になっていたのですが、ほんタメMCの、ヨビノリたくみさん・あかりんの二人が帯になるということで、早速購入した作品です。

こちらのSISTER編は、ぎんなみ商店街の名物焼き鳥屋「串真佐」の三姉妹、長女・佐々美、次女・都久音、三女・が、
BROTHER編の小暮四兄弟とも微妙につながりつつ、それぞれのアプローチ方法で事件の真相に近づきます。

私はSISTER編から読了し、BROTHER編へ続いたのですが、ほんタメMCのお二人がおっしゃるように、「ある問題について、両作品を読み比べながら読了する」という形もおススメです。

BROTHER編もお時間ありましたら是非ご覧ください。

個人的には「第三話だから都久音は心配しない」が好きです。

序盤から終盤手前までかなり深刻な内容&展開が続きますが、
最終的には気が抜けるほどのオチ。

緊張と弛緩がとても良いです。

特別収録・名付けの理由も良かったです。

私の名前も、かなりすったもんだがあった後に決定したものであり、一人一人に様々な名前の付け方・両親の想いが入っていると考えると、ちょっとしみじみしました。

また、ヨビノリたくみさんの解説も、いつもの「ほんタメ」でのやりとりの雰囲気で書いてありますので、ほんタメハードカバー勢からすると、それも楽しめると思います。

井上真偽さんの新しい作風が感じられる本作品、
是非ご一読ください。


ーー
☆同作者の他作品レビュー☆



☆他の小説レビュー☆



いいなと思ったら応援しよう!

モチベーター講師P206|学校教育と読書レビューとスイーツも 記事を読んで頂いた方に、何かしらのプラスを届けたいと考えています。

この記事が参加している募集