エセ感謝・エセポジティブとは何か。感謝しているのに苦しい本当の理由
「感謝はしているはずなのに、人間関係がうまくいかない」
「前向きでいようとしているのに、なぜか心が疲れている」
そんな違和感を感じたことはありませんか。
実はその正体は、
エセ感謝やエセポジティブかもしれません!
エセ感謝・エセポジティブとは、
良かれと思って選んでいるにもかかわらず、
潜在意識(無意識)の中では、実は「安心・安全」がなく、
人生や人間関係の流れを止めてしまう思考と態度のことです。
こんにちは、「感情設計ラボ」代表の佐藤麗子です。
今日もこのブログにお越しいただき、ありがとうございます。
私は30年以上、経営・組織づくり・人材育成の現場に立ち、さらに約5年・7000時間以上、心理学・脳科学・量子力学を探究してきました。
今日は、
なぜエセ感謝とエセポジティブが生まれるのか
そして
どうすれば「本物の感謝」と「前向きさ」に戻れるのか
を、脳と潜在意識の仕組みからお伝えします。
「感謝はしているんですけど、〇〇〇・・・」という言葉の正体
「感謝はしているんですけど、なぜか距離を感じてしまって…」
など、「感謝はしているんですけど」この言葉が出るとき、
潜在意識では、次の3つが同時に起きています。
本当は、感謝していない
本当は、仲良くもしたくない
でも、そう思ってはいけない
ここで重要なのは、
これは性格の問題ではないということです。
人は「安全でいたい」と感じたとき、
本音よりも正しさを優先するように脳が働きます。
エセ感謝とは何か
エセ感謝とは、
頭では「感謝しなきゃ」と理解している
礼儀・常識・道徳としての「ありがとう」
無意識が納得していない状態
つまり、
感謝している“つもり”になって、本音を感じないまま口にしている「ありがとう」
です。
これは
「形だけのありがとう」
「頭でしている感謝」
「自分を無視した感謝」
とも言えます。
エセポジティブとは何か
エセ感謝と、ほぼ必ずセットで起きるのが
エセポジティブです。
エセポジティブとは、
ネガティブな感情を感じないようにしようとする
「前向きでいなきゃ」と自分に言い聞かせる
つらさや違和感に、無意識にフタをする
こうした状態を指します。
一見すると、明るく前向きで、
とてもポジティブな人に見えるかもしれません。
しかし実際に起きているのは、
ネガティブな感情を消そうとしているのではなく、
「感じないようにしている」状態
です。
つまりエセポジティブとは、
感情を無視したまま、
前向きな態度だけを選んでいる状態
だと言えます。
なぜエセ感謝とエセポジティブが生まれるのか
人の脳には、危険を察知する
扁桃体という部位があります。
扁桃体は、
納得していない
感情が置き去りにされている
本音が無視されている
この状態を
「未解決の危険」と判断します。
すると脳は、
「まだ安全じゃない」
「安全だと判断する材料が足りない」
「ちゃんと向き合っていない」
と判断し、
ネガティブな考えが頭から離れなくなります
その結果!
感謝しているのに苦しい
前向きなのに疲れる
人と関わると消耗する
という現象が起きます。
認めると、なぜ潜在意識の思考が止まるのか
ここで、とても大切なことがあります。
ネガティブな感情は、消そうとすると強化されます。
しかし、「認める」と止まります。
これは精神論ではなく、脳科学の事実です。
自分の中にある、
本当は感謝していない
本当はつらかった
本当は距離を取りたい
これを
良い・悪いをつけずに
そのまま認める。
具体的にどうやるのか?
「そうか、〇〇(←ネガティブな思考)だったんだね」
と心の中で言う(口に出してもOK)
この瞬間、脳では
前頭前野(理性と統合の司令塔)が働き、
扁桃体の過剰な反応が静まります。
つまり、
否定 → 思考が暴走
ポジティブ変換 → ループ継続
認める → 思考が停止
という構造です。
認めることは、甘えでも弱さでもない
「認めたら前に進めなくなるのでは?」
そう感じる方も多いですが、逆です。
認めることは、
脳にとっての安全確認だからです。
安全が確認されて初めて、
人は自然に前を向けるようになります。
本物の感謝と前向きさは「そのあと」に生まれる
エセ感謝やエセポジティブをやめると、
無理をしなくても湧いてくる感覚があります。
自然な前向きさ
人との健全な距離感
本物の感謝とは、
作るものでも、言い聞かせるものでもありません。
思考が静まり、
自分の本音を尊重できたそのあとに、
自然に生まれるものです。
本当に不思議な体験ができると思いますので、ぜひやってみてください!
まとめ|エセ感謝・エセポジティブをやめるという選択
エセ感謝・エセポジティブとは、
相手のため、前向きな自分のために見えて、
実は「安心を失わないため」に選ばれた反応
です。
それは、あなたが未熟だからでも、
感謝が足りないからでもありません。
ただ、自分でも気づかないうちに押し込めてきた本音が、
まだきちんと「見てもらっていない」「感じてもらっていない」
というサインなだけなのです。
感謝も、前向きさも、
安心安全の土台の上でしか本物にはなりません。
エセ感謝やエセポジティブになっている
今の自分を、そのまま認めたとき、
人生と人間関係は、
無理なく、静かに、確実に動き始めます。
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