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在り方が変わると人生が動く|メンターたちから学んだ共通点

「誰から学んできたのですか?」
「なぜ、そんな視点を持っているのですか?」

最近、こう聞かれることが増えました。
今日はその問いに、私のメンターと、
そして
女性として生きてきた経験そのものが、
いま私の強みになっている理由
を含めてお話ししたいと思います。


私の恩師(メンター)たち


私は、ひとりの師からすべてを学んだわけではありません。
心理学、脳科学、潜在意識(思考)、経営、そして人生の節目節目で、
「在り方」を教えてくれた先輩たちがいます。


■ 松下幸之助氏

(旧・松下電器産業創業者/現・パナソニックホールディングス)

松下幸之助翁から学んだのは、経営ノウハウではありません。
それ以前の問いです。

「社員は幸せか?」

松下幸之助翁が、病室で横になりながら決算報告を担当者から聞き、
いつもなら、「ここはどうなってるんだ」と質問がくるのが、
最期の遺言ともなってしまった言葉は…

「平田君、松下電気の社員は幸せか?」

だったそうです。

正しいかどうかよりも、人が壊れていないか。
管理よりも、信じて任せること。
成果よりも、人間としてどう在るか。

私が
「正論では人は動かない」
「安心安全がすべての起点」
と語るとき、その原点には松下哲学があります。


■ 青木仁志氏

(アチーブメント株式会社 代表取締役会長 兼 社長
アチーブメントグループ CEO
公益財団法人 青木仁志啓育財団 理事長
米国ナポレオン・ヒル財団 ゴールドメダリスト (リーダーシップディベロップメント部門))

https://corp.achievement.co.jp/

青木仁志社長から学んだのは、
成功と幸せを切り離さない人生観です。

成果が出ていても、心が壊れていたら成功ではない。
マイナスの動機づけは、人を一時的に動かしても続かない。

「願望実現しないのは、無計画だから」

この言葉によって、
人生は「想いの強さ」や「前向きさ」で動くものではなく、
どんな設計で生きているかによって結果が決まるのだと理解しました。


■高橋敏浩氏

(株式会社アウェアネス(AWARENESS)代表取締役
不動産投資家、経営者、教育者、マスターコーチ(不動産会社・人材教育会社経営))

高橋敏浩社長から学んだのは、
在り方(Being)が現実をつくるという構造です。

思考や行動を変えても、
在り方が変わらなければ、現実は元に戻る。

私が一貫して
「人生も成果も、すべて在り方から始まる」
と伝えている原点を気づかせていただきました。


■ 西田文郎氏

(株式会社サンリ会長
・JADA能力開発分析協会 会長、西田会 会長、西田塾 塾長)

西田文郎先生から学んだのは、脳の仕組みと使い方です。

人は、危険を感じていると動けない。
だからポジティブな言葉を重ねても、現実は変わらない。

この理解が、
「エセポジティブ」「エセ感謝」への違和感を
私の中で明確にしてくださいました。


■ 宮増 侑嬉(大石洋子)氏

(一般社団法人 思考の学校 代表理事)

侑嬉先生から学んだのは、
ネガティブを消さないという姿勢です。

感情にフタをしない。
ただ書き出し、気づき、認める。

「まずは自分としっかり向き合い、認める。それだけでいい」

この考え方は、感情を抑え込んできた多くの人を救います。


■ ひすいこたろう氏

著書:「あした死ぬかもよ?」

このタイトルをみた瞬間、手に取ってました。
この書籍から私が受け取ったのは、
「感謝しなさい」という教えではありません。

感謝は、努力して生み出すものではなく、
“すでに受け取っているもの”に気づいたとき、
あとから自然に立ち上がってくるものだ

という視点でした。

「あした死ぬかもよ?」という問いは、
恐怖を与えるためではなく、
いまの生き方・在り方を静かに見直すための問い

感謝をマナーや徳目(とくもく)にしてしまうと、人は苦しくなる。
でも、失うかもしれない前提で日常を見たとき、
感謝は“しなければならないもの”ではなく、
気づいてしまう感覚に変わる。

私が
エセ感謝や強制された前向きさに違和感を持つ理由は、
この本の視点と深くつながっています。


■  スティーブン・R・コヴィ氏

著書「7つの習慣」 を通して学んだのは、
『7つの習慣』から学んだのは、
人生や成果は、外側の環境や評価ではなく、
内側の価値基準と原理原則から始まるという考え方です。

とくに印象的だったのは、
主体性を持つこと、終わりを思い描いて生きること、
そして緊急性ではなく「本当に重要なこと(第2領域)」を優先する姿勢

出典元:こちら

この原理原則は、
私の「自分軸」や意思決定の、揺るがない土台になっています。


■ 稲盛和夫氏

(京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者、公益財団法人稲盛財団理事長、「盛和塾」塾長、日本航空名誉会長)

稲盛和夫先生から学んだのは、
成果の前に、動機を問う姿勢です。

人生・仕事の結果
= 考え方 × 熱意 × 能力。

利他は自己犠牲ではない。
安心安全な自分があってこそ、自然に外へ向かう。

この哲学は、私の活動の根幹です。


実はまだ私の師と仰ぐ先輩方はいらっしゃるのですが、長くなるのであらためて別の機会でお伝えさせて頂きます。


そして、私の強み。「女性として生きてきたこと」


私の強みは、
経営陣として30年間、組織と人を見てきたことです。

マネジメント、人材育成、評価、配置、採用。
成果が出ているのに、やる気がわかず、他人軸で時間を過ごし、まるでロボットのような、軍隊のような組織。
正論が正しいほど、人が黙っていく会議。

私は、
成果の裏で人が何を失っているのかを、見続けてきました。


同時に、私は女性です。

それはそれは、男性中心の社会の中で働いてきました。
気がつけば、成果を出すこと、強くあること、負けないことが
暗黙の前提として求められる環境に身を置いていました。

悔しい思いをしたことも、一度や二度ではありません。
「なぜ同じ成果でも、評価が違うのか」
「私と同じことを言っているのに、なぜ私のことを無視するのか」
「なぜ重要な会議で女性がひとりもいないのか」
そんな違和感を、訴えても訴えても響かず
ときに心折れたりしてきました。

だから私は、無意識のうちに
強くあろうとしすぎていたのだと思います。

弱さを見せない。
感情を持ち込まない。
負けないことこそが正義。

そうやって身につけた“強さ”が、
自分を守ってくれた時期も、確かにありました。


けれど同時に、
その強さが、知らず知らずのうちに
他の女性たちを追い詰めてしまうことがある
という現実にも、気づくようになりました。

頑張れない人。
迷っている人。
立ち止まっている人。

そうした人たちを、
「甘い」「覚悟が足りない」
と無意識のうちにためこんでいたのでしょう。

特に男性が同じ状況にあるとき、
「男性なのに」と、私自身が無意識にラベルを貼っていたことにも、
あとから気づきました。
(書いていて、少し胸が痛くなります)


本当に問うべきなのは、
「もっと強くなれるか」ではなく、
「人がもっている力(可能性)を、充分に発揮できる状態が、ちゃんと用意されているか」
ではないか。

そしてそれは、

安心がなければ、人は挑戦できない。
安全がなければ、人は声を出せない。


これは、
経営でも、マネジメントでも、

そして女性の生き方でも、同じだと思うんです。


だから今、私は
「強さ」だけを称賛する世界から、一歩距離を取っています。

競い合う強さではなく、
支え合いながら育つ強さを。

黙らせる正しさではなく、
引き出す在り方を。


女性であることは、
不利でも、弱点でもない。と私は思っています。

多角的に見る力。
感情の揺らぎを感じ取る力。
関係性の中で全体を捉える力。

それらはすべて、
これからの時代に必要とされる
本質的なマネジメント力
つまり、
人が自然に力を出せる状態をつくる力、
だと、私は思っています。


まとめ


こうして振り返ると、
私が学んできたメンターたちは、
分野や表現は違っていても、
実は根っこは、同じところを指しているように感じます。

それは、

人は外側から変えられるものではないということ。

成果も、行動も、感謝も、
すべては、

あなたの内側にある「在り方」から始まるという原理です。


私は、
経営の現場で人を見続け、
女性として、管理職として、
そして高齢出産の母として生きる中で、
この原理原則を“現実の中で”何度も確認してきました。

だからこそ今、
私は人を頑張らせようとはしません。
正しさで導こうともしません。

安心をつくり、
本質に気づき、
自分で選び直せる状態を整える。

それが、
私が「在り方」「感情」「自分軸」を伝えている理由であり、
これまでの学びと人生が、一本につながった答えです。

「麗子さん!私を変えてください」
そう言われることがあります。

でも、私はこう答えます。

「ごめんなさい。私はあなたを変えれません。
変われるのは、あなた自身だけだからです

誰かに決めてもらい、変えてもらう人生は、
楽そうに見えて、実はずーーーーっと不安なままです。

自分で選び、
自分で決め、
自分で引き受けたとき、

人は、初めて安心できます。

だから私は、変えません。
あなたの人生です。
あなたが選び、決断し、責任を持つのです。

さあ、自分の足で1歩踏み出しましょう!


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