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異星人アリサと閻魔さまのトリセツ第46話「ドクター・ミネルバとアリサの対談⑦人口減少のメリットと外国人労働者の雇用問題について」【連載小説】

新宿のカフェでドクター・ミネルバとアリサは、4杯目のコーヒーを注文していた。白熱した対談は、まだまだ続きそうだ。

アリサはスマホで日本の若者の就職状況をチェックしながら口を開いた。

「日本はかつて“産めよ、増やせよ”の掛け声のもとで、異常なベビーブームがあったのよね。だけど、本当のところ、レ〇プまがいの旦那さん主導型の性行為で望まない妊娠をした主婦も多かったのよ。その後、多くの人が子育てに追われ、自分の人生がなくなるような状況になっていたわ。家族がちゃんとした生活を送れるように、夫は仕事に集中し、妻はほぼ全てを家庭に捧げなければならないことも多かったの。それに、子どもが増えるほど、有名な中学、高校、大学への受験競争が激化していったわ。そして、その後の一流企業への就職競争もね。バブルが崩壊してから、不景気で就職難になった人たちがたくさん出てきて、正規雇用を得られず引きこもりやフリーターになる人もいたわ。仕事が不安定だと生涯独身を選ぶ人も少なくなかったのよ。人口が多いほど競争が激しくなるけど、逆に少なければ就職もスムーズで安定しやすいはずなのにね……。最近の人口減少のペースは異常だし、もちろん大切な人を失うのは悲しいわ。私も両親を失っているし、“打って安心計画”の犠牲になった友人も何人かいるの……。このままだと人口減少はさらに進みそうだけど、新地球の到来を考えると、多すぎる人口が必ずしも良いとは言えないとも思うわ。政府は人口減少を補うために、犯罪歴のある外国人まで多数呼び寄せて日本に住まわせているけど、そんなこと本当は必要ないと思うの。人口が減ったからって、企業がおかしな形で外国人を雇うのは納得できないわ。そこまでして日本人の穴埋めをする必要はないと思うのよ。確かに厳しい仕事は人気がなくて人手不足みたいだけど、それなら賃金を上げれば解決する話じゃない?政府が少し工夫すれば、それくらい簡単なことだと思うし、そうすればハードな仕事でも働き手が増えるはずよ」

そう言って、アリサは大きな溜息をついた。

第47話へ続く


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