薩摩のおいもづくし まるや食品 鹿児島指宿市 和菓子なスクチャイ137 2025.09.??
和菓子なスクチャイ137 鹿児島 > 指宿市
※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。
薩摩のおいもづくし まるや食品 鹿児島指宿市


1.鹿児島伝統的郷土菓子の「まるや食品」
今回手に入れて食べた「薩摩のおいもづくし」は鹿児島県指宿市にある「有限会社まるや食品」が製造している紫芋を使った芋の蒸し羊羹で、他にも鹿児島の伝統的な郷土菓子(和菓子)をいくつか製造販売している。
例えば以前紹介した懐かしくて美味しくて涙がチョチョ切れた吾輩大好き「餡なしかるかん」の製造メーカーでもある。
2.「まるや食品」が製造する伝統郷土菓子類
ついでに、と言っては何だが、ここで「まるや食品」の製造するお菓子類を羅列しておく。
かるかん(軽羹)
鹿児島銘菓として知られる山芋をたっぷり使用した蒸し菓子だ。
以前の記事を見て欲しい。
まるや食品のかるかんは、餡なし(白)の棹かるかん(長い棒状のもの)や、ミニロールかるかんなどが知られており、しっとりもっちりとした食感が特徴だ。
あく巻き(灰汁巻き)
純粋な木灰汁(もくあく)で長時間釜炊きしたもち米を竹の皮などで包んだ郷土菓子だ。
吾輩は鹿児島県のあくまきは2種類食べて記事にも書いたが、南九州市の梅木商店と霧島市の迫田食品のあくまきで(それぞれの記事を参照)、あいにくまるや食品のあくまきはまだだ。
そのうち手に入れて食べてみたいものだ。
高麗餅(こうらいもち)
小豆餡ともち粉を混ぜてじっくりと蒸し上げた味わい深いお菓子。
煎粉餅(いりこもち)
ゆっくりと茶色くなるまで丁寧に餅粉を煎った、香ばしさと独特の歯ごたえが懐かしい郷土菓子。
かからん団子
塩漬けした「かからん葉(サルトリイバラの葉)」で団子を包んだ、素朴な甘さが特徴の団子。
よもぎや小豆などの種類がある。
・・・ど〜ですか。
全部食べてみたいお菓子ですね!
(知る人ぞ知る福澤ジャストミート朗の的言い方)
3.「薩摩のおいもづくし」を食べる

さて、いよいよ「薩摩のおいもづくし」の話だが、このお菓子もうっかり賞味期限後一週間以内ではあるが、ちょっと過ぎてから開封して食べることになった。
吾輩自身は以前も述べたように賞味期限はあまり気にしないが、あくまで賞味期限後の喫食リスクは自分自身の責任の下でだ。
「固くなっていたらレンジで温めてみよ」と横腹に印刷されているので放っておくと固くなるのかと思っていたが、実際は賞味期限を過ぎても触った感じでは買った時と同じような柔らかい弾力をまだ感じるのであった。
真空パックの封を切って絞り出して切り分けてさらに載せたのが写真だ。
決して固くはなく、むしろこの柔らかさくらいが切りやすいし見た目もいいと思った。
食感は羊羹より柔らかい、吾輩の大好きなういろう的だ。
先日は栗蒸し羊羹を食べてそのういろう的な柔らかさで感激したが、今回はその芋ヴァージョンと言うわけだ。
まさに栗より(9里4里)美味い13里(9+4)と言いたいところだが、実際は栗以上に美味いのではなく同等にどちらも美味いと言ったところだった。
しかし、芋と栗とではやっぱり栗の方がいい!と言いたくなる正直な吾輩がここにおるのだった。
そもそも和栗の栗蒸し羊羹は税込1,978円なのでその3分の1程度の税込778円で同じような大きさの芋の方が買えるのだ。
栗よりも芋の方が好きと言う人にはこの価格差からして自身の趣向の幸運を噛み締めて欲しいものだ。
吾輩はこの紫芋の蒸し羊羹を噛み締めた。
4.南国の紫芋
紫芋というのがなんとも吾輩好みなのだ。
紫芋を使った甘味は南国に多く、台湾やタイやフィリピンでよく見かけて食べた。
特にフィリピンではハロハロだ。
ハデな色の南国フルーツに紫芋のアイスが入ったパフェのようなもので現地ではこれが吾輩のお気に入りだった。
このように紫芋と言えば南国を思い浮かべるのでやっぱり日本では鹿児島や沖縄ということになるのだろう。
ちなみに同じ「まるや食品」で「薩摩のおいもづくし」に黄色い普通のさつまいもヴァージョンも出ている。
吾輩が紫の方を買ったのは日比谷の鹿児島県アンテナショップ「かごしま遊楽館さつまいもの館」だったが、隣にはきちんと黄色いヴァージョンも同じ価格で並んでいた。
その時は吾輩の予算の関係か鞄の余裕の関係かで紫芋の方だけを買ったので、黄色い方はまた今度の楽しみとしているのである。
まあ、美味しい言うのは決まってるけどね。(土井善晴氏の口調で)
(おわり)
