薄皮饅頭・宇治抹茶 柏屋 福島郡山 和菓子なスクチャイ110 2025.08.26
和菓子なスクチャイ110 福島 > 郡山
※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。
薄皮饅頭・宇治抹茶 柏屋 福島郡山

1.ジャイアント馬場さんの薄皮饅頭
ジャイアント馬場さんも愛した郡山の「日本三大饅頭」の薄皮饅頭だが、ジャイアント馬場さん時代はこし餡だけだった。
その後つぶ餡が登場し、さらに今回紹介する期間限定の宇治抹茶が登場するようになった。
2.会津若松駅で購入
購入場所は会津若松駅構内の「おみやげ処」で税込912円だった。
以前は新潟方面から普通列車で片道4時間半かけて会津若松を通り越して郡山まで行って買ったのだった。
郡山まで行かないと買えないと思っていたのだ。
しかし、その直後に、東京駅地下の紀伊國屋でも買えることがわかり、さらにその後自宅の近所のイオンモールの和菓子売り場にもしばしば積み重なっていることに気付いた。
自分でも何をしてるのか?がわからなくなり、自己嫌悪に陥りそうになったのだが、まあ、吾輩の旅は薄皮饅頭を買うこと以外にも目的があったのでそんなに落ち込んだわけでもない。
そして今回だ。
新津から会津若松までの臨時列車「SLばんえつ物語号」に乗車して終点の会津若松で折り返す間に、駅の売店でこの「薄皮饅頭・宇治抹茶」を見つけたのだった。
また東京で同じ物が売ってるのかもしれない。
さらに近所のイオンに積み重なっているのかもしれない。
・・・との思いが頭に去来したのだったが、ええい、ままよ!と買ったのだった。
ま、家に帰ってすぐに食べたかったからだ。
価格については知る限りどこで買っても同じ値段ということはわかっていたので金銭的には損も得もしない。
まあ、そういうことで、その日は荷物も少なかったから饅頭1パックぐらい持ち帰るのはどうってことはなかった。
さらにこの5個入りは横にしても逆さにしてもひっくり返しても大丈夫なようにパックされている気安さもあった。
3.何個入りが一番得か?
参考までに言っておくと、柏屋の薄皮饅頭は1個売りが一番安い。
5個入り以上はには箱代が加味されるからだろう。
薄皮饅頭・宇治抹茶の個数と価格を列記すると、
1個税込162円
5個入り税込912円(1個あたり182円)
8個入り税込1,479円(1個あたり185円)
10個入り税込1,836円(1個あたり184円)
16個入り税込2,959円(1個あたり185円)
今回買ったのは5個入りだったが、1個売りよりも少し割高なのがわかる。
しかし、郡山の本店や直営店以外ではおそらく1個売りはしていないはずで、一般には買いづらいのだ。
それに1個売りは日持ちする包装をしていないのですぐに食べる場合に限る。
そう言う意味で、持ち帰りで多少日持ちがした方がいいのなら、今回吾輩が買った5個入りパックのものが、1個入りに次いでお得なのだ。
細かいが、10個買うにしても5個入りパックを2個買った方が少しばかり安くなる。
上の表を見ればわかるが、12円安くなるのだ。
ほんの少しではあるが、少しでも安い方がいいという人には知っておいて悪くない情報だと思う。
(他の、従来のこし餡、つぶ餡の方も、同じような計算体系なのでその場で食べない限り5個入りが最もお得ということになる)
ま、以上は細かい情報かもしれないが、参考まで。
3.あんこの変遷
それぞれの餡が最初に作られた時期は以下の通りだ。
3.1.こし餡
嘉永5年(1852年)
柏屋の初代本名善兵衛が「薄皮饅頭」を創製した。こし餡は創業以来の最も伝統的な味であり柏屋の歴史そのものと言える。
3.2.つぶ餡
昭和53年(1978年)
「こし餡」の発売から120年後の節目に、時代の嗜好の変化に合わせて、つぶ餡が開発された。つぶ餡には、厳選された北海道産の小豆が使われている。
3.3.宇抹茶餡
平成26年(2014年)
今回吾輩が買った「宇治抹茶」は、2014年に生まれたものだ。
生まれてから11年目にして吾輩は初めて買って食べることになる。
宇治抹茶を餡に練り込んだ「宇抹茶餡」は、三種類の中で最も新しい味だ。
老舗の味を現代のニーズに合わせて進化させた商品で、抹茶の風味と薄皮饅頭の相性の良さから人気を集めている。
4.薄皮饅頭宇治抹茶を食べる

今や日本を離れた場所でも抹茶ブームと言うことでなんでもかんでも抹茶味が溢れているような気がしつつも騙されたつもりで買ってみたのがこの「薄皮饅頭宇治抹茶」だ。
失礼ながらあまり期待はしていなかった。
食べたことがなかったからいっぺん話のタネに食べてみよう、といったなかなかの消極的動機だったのだ。

しかるに、密閉されていたフィルムをベリッと剥がして開けると、今まで経験したことのない香ばしい抹茶の香りに吾輩の顔が包まれた。
なんじゃこりゃ〜!の瞬間だった。


ひとつかじってみると、やっぱり香る抹茶の芳しい香りだった。
中身はふわっと口中で溶けるような繊細なこし餡だ。
あんこは白生餡だ。それに抹茶が混ぜられているので抹茶の色が映えている。
申しぶんない!
そんじょそこらのテキトー抹茶製品ではないことを思い知った。
これは、柏屋の薄皮饅頭シリーズで吾輩の好みではナンバーワンになった。
吾輩の柏屋・薄皮饅頭ランキング
つぶ餡 < こし餡 < 宇治抹茶
もちろん最下位のつぶ餡でもいわずもがな、世間的には圧倒的においしい上位部類で、言わばこれはトップ争いだ。
そういうことで、薄皮饅頭・宇治抹茶は売っていたらいつでも買うぞとなった。
しかし期間限定で3月1日から9月末までの販売だ。
おそらく売り出し開始の2014年から毎年のこの期間にだけ販売しているのだろう。
今年2025年はもう販売期間終了に近付いているが、また来年も繰り返して買って楽しむ饅頭に決定した「柏屋の薄皮饅頭・宇治抹茶」なのだった。
ぜひ、ジャイアント馬場さんにもぜひ賞味していただきたい饅頭だ。
気に入っていただけるものと思う。
いつかそのうち、明石の馬場さんのお墓のお供えに持って行こうかと考えている。
(おわり)
