のし梅 鶴岡木村屋(長榮堂vs佐藤屋vs木村屋)鶴岡市 和菓子なスクチャイ207 2025.12.02
和菓子なスクチャイ207 山形県 > 鶴岡市
※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。
のし梅 鶴岡木村屋(長榮堂vs佐藤屋vs木村屋)山形県鶴岡市




1.鶴岡木村屋で「のし梅」発見
鶴岡の木村屋本店を覗いた時に「のし梅」が販売されていたので買ったが、木村屋の「のし梅」を見たのは初めてであった。
「のし梅」は山形市内のメーカーばかりと思っていたのだが、これを機会に山形市の商品とも比較してみたい。
なお販売価格は4枚入りで税込540円だった。
2.開封
封を切ったところ、袋の中からは山形市内(長榮堂、佐藤屋)の「のし梅」と同じ大きさの竹皮に挟まれた「のし梅」が4枚出てきた。
竹皮も山形市の「のし梅」とまったく同じと見えるものだった。
しかし竹皮に挟まれた「のし梅」の1枚を持った瞬間にわかったのだが、山形市の他の「のし梅」に比べて軽かった。
すなわち大きさが同じなのに軽いということはほんの少しではあるが薄いのだった。
そして手がベタベタになった。
これは袋入りの状態から既に本体からベタベタ成分が漏れ出していたからのようだった。
水分量が多いのか何が原因かはわからないが、他のメーカーの「のし梅」にはなかったことで少し残念だった。
3.味
梅の爽やかな酸味が心地良く美味しい。
先の長榮堂vs佐藤屋と同じように切って食べ比べてみたが、味の違いはどれも同じで適度な梅の酸味で美味しく、味の違いを明確に指摘することはできなかった。
しかし固さについては先の長榮堂vs佐藤屋の比較で感じたように、佐藤屋の方が微妙に固めで、木村屋は若干薄いこともあって3種の中では最も柔らかかった。
※鶴岡木村屋の歴史などの話は最初の記事をご参照。
4.長榮堂vs佐藤屋vs木村屋



左:鶴岡木村屋長榮堂、中:佐藤屋、右:長榮堂
前回前々回の長榮堂と佐藤屋に、今回の木村屋を加えて、吾輩の独断ではあるが比較をしてみた。
その結果は・・・
だった。
理由は木村屋がやや薄く食べ応えという点で物足りなかったという点と、賞味期限は充分あるにもかかわらず最初から袋の中で水分が染み出していて手がベタベタになったことだ。
本数単価では木村屋がほんの少し安かったが、薄さを加味したら体積単価はほぼ同じだ。
従って相互的に判断して長榮堂または佐藤屋の方が木村屋より上位と見た。
また、良い悪いの話ではないので評価要因にはしていないが、唯一木村屋だけが原材料が「梅ピューレ」であった。
他は「梅肉」あるいは「梅」なのだが、木村屋だけがなぜ「梅ピューレ」なのか、と少し気になった。
しかし庄内地域でおそらく唯一の「のし梅」の製造元である木村屋存在は現地では貴重なものと考えられる。
味は同じなので伝統のお菓子のひとつとしてこれからも製造し続けてもらいたいと願う。
5.次回は決勝戦?
さて次回は本命かもしれない「のし梅」の老舗玉屋が登場して決勝戦か?(≧∇≦)
乞うご期待。
(おわり)
