面接対策は食卓から始まった|AIが読み解くポッドキャスト版①
※この記事は、「note創作大賞2026」応募作品の関連コンテンツです。
著者自身が執筆した前編記事をNotebookLMに読み込ませ、生成した音声概要をご紹介しています。本作は応募作品ではなく、本編を別の角度から味わっていただくための参考音声です。
先日、note創作大賞 応募作品の前編を公開しました。
「面接対策は食卓から始まった①——我が子の難関校受験と、私のキャリアが一本の線になった日」です。
今回、この前編記事をGoogleのAIツール「NotebookLM」に読み込ませ、約11分のポッドキャスト形式の音声概要「15歳の地頭を鍛えた、食卓の問いかけ」を作成しました。
記事の中で描いたのは、約10年前。高校受験を控えた息子と、夕食後の食卓で面接練習を続けた日々でした。
「なぜ、そう思うの?」
「もう少し具体的に話すと?」
そんな問いを繰り返すうちに、息子は少しずつ、自分の経験や考えを、自分の言葉で語れるようになっていきました。
音声で掘り下げられていた対話の中身
今回の音声では、その時間を単なる「受験の面接対策」としてではなく、思考力や言語化する力、いわゆる“地頭”を育てる対話として掘り下げています。
たとえば、「あなたはお金持ちになりたいですか」という問いに、息子が「お金がないと何もできないから」と答えた場面。そこで私が返したのは、マザー・テレサはお金持ちではなかったけれど、何もできなかったのか、という一言でした。息子はしばらく黙り込みました。答えを訂正させたかったわけではなく、自分の言葉の根拠に、自分で気づいてほしかったのだと思います。
当時のジャポニカ学習帳には、「内容80点、あと15〜20秒」といったメモが残っています。母親としてよりも、面接官に近い視点で、淡々と記録していたようです。
息子がたどり着いた話し方は、結論から話し、理由と具体例を添えるという型に近いものでした。本文でも触れているPREP法です。ただ、型を先に教えたわけではありません。「なぜ、そう思うの」「たとえばどんなこと」と問い続けるうちに、息子自身がその形にたどり着いていった、という順番だったと記憶しています。
書き手として受け止めたこと
前編を書くうえで大切にしていたテーマが、音声では別の言葉で整理されていました。答えを教えるのではなく、問いを渡すこと。子どもの言葉を急いで整えるのではなく、「なぜ、そう思ったのか」を一緒にたどること。
それは面接のためだけではなく、その後の進路選択や、自分の人生を自分の言葉で語る力にもつながっていくのだと思います。
元の記事を、少し離れた場所から読み直すような感覚がありました。出来上がった地図を渡すのではなく、地図の読み方を渡す。あのとき食卓で繰り返していたのは、そういうことだったのかもしれません。
前編を読んでくださった方にも、これから読んでくださる方にも、物語を別の角度から味わう「音声副読本」として、聴いていただけたら嬉しいです。
▼音声のもとになった本編・前編はこちら
▼物語の続きとなる本編・後編はこちら
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