見出し画像

【電車旅】袋田の滝に行ってみた話【公共交通機関勢は覚悟して行け】

はじめに

袋田の滝といえば、茨城県大子町(だいごまち)にある日本三名瀑のひとつであり、茨城県の主要観光地と言ってもいいだろう。

「滝」だから当然かもしれないが、とにかくアクセスが悪く、電車で行こうとすると、水戸駅からJR水郡線で1時間20分程度かけて袋田駅に行き、そこから、1日4本しかないバスに乗って10分程度。さらにバス停から10〜15分程度歩いて、やっとチケット売り場に到着する。
バスの本数がかなり少ないのが本当に痛い。

しかも、JR水郡線もまあまあ本数が少なく、バスとの接続がよろしくない。
さらに言うと、私はJR水郡線の乗り潰しがしたかったので水戸駅〜袋田の滝〜郡山駅と抜けようとしたら、袋田駅のお隣の駅、常陸大子(ひたちだいご)駅で約1時間の待ち時間が発生してしまった。
とにかく、公共交通機関で袋田の滝に行こうとしている人は、事前にバスと電車の時刻表とにらめっこすることを強くお勧めする。

水戸駅から袋田の滝の入口まで

さて、午前中のうちに水戸駅を出て、JR水郡線に揺られること1時間15分。
JR水郡線は「奥久慈清流ライン」という愛称があり、その名のとおり、久慈川を車窓に見下ろしながら電車が進んでいく(※ずっとではない)。
駅舎は全体的に凝っていて綺麗な駅が多かったように思う。
駅名の看板も駅ごとにイラストが違っていて凝っている。

りんごが有名だということを看板で知る

袋田駅に着いて、2分後出発のバスにバタバタと乗り込み、袋田の滝の最寄り駅まで10分程度。乗客は数名といったところ。みんな自家用車で行くのだろう。
バスを降りて、袋田の滝(の施設の入口)まで徒歩10~15分程度。途中、お蕎麦屋さんなど、ご飯を食べられるお店も何軒かある。他にも、そこらじゅうで鮎や団子を串刺しにして売っていて、小腹を満たすこともできる。
横を流れる川には小魚がわらわら泳いでいて目から涼しい(なお当日は灼熱地獄)。
観光客のためのロードが明らかなので、道に迷うことはないだろう。

滝と対面する

観光客向けに滝を間近に見られる観瀑台が整備されており、施設の入口でチケットを購入するシステムになっている。
当時は大人300円だったが、直後に値上がりしてしまったと聞く。
滝までの道中はトンネルだ。中はひんやりと涼しい。

まあまあ長いトンネル

途中、「恋人の聖地」なる観光地にありがちなモニュメントがあったり、吊り橋につながる横道があったりするが、とりあえず滝を目指して歩く。
そしてついに・・・
第1観瀑台!

逆光なので滝と人の顔を同時に映すことは難しそう
滝が幾多の筋に分かれて美しく流れ落ちる

この観瀑台は滝壺から10mの位置にあるらしい。
とにかく滝の「音」がすごい。近さを感じる。

滝壺も見える

続いて、エレベーターに乗って上階へ。
そこには第2観瀑台が。

4段になって流れる滝の全体像を見ることができる。
緑に囲まれて、まるで額縁のようだ。秋は紅葉が美しいらしい。

複数のデッキがあり、いろんな角度から滝を見ることができる

帰り道、行きにみた吊り橋のほうも行ってみる。
袋田の滝周辺はハイキングコースもあり、吊り橋を渡った先からハイキングコースに行けるようになっていた。
熊注意の看板もあった。

中央付近に第1観瀑台が見える
恋人の聖地、とのこと

帰り道(JR水郡線乗り潰し)

滝を堪能し、バスで再び袋田駅へ向かう。
次に来る電車はお隣の常陸大子駅止まりなので、ひとまず常陸大子駅に降り立ち、1時間後の郡山行きの電車を待つ。
JR水郡線の中で一番栄えていると思われる常陸大子駅をしばし散策したが、公共の建物がやたら新しくておしゃれである。袋田の滝で儲かっているのかな・・・などと思いながら、公共のフリースペースらしき場所で涼むことにした。こちらもかなり新しい。
地元の小中学生、高校生が何組かいたが、彼らに混ざって休憩・・・私は一人旅マスターなので、このくらいで臆することはない・・・!

あまりの暑さに耐えかねて

しかし、学生がたくさんいたので、大子町は本当に栄えているのだろう。
桐生みたいな感じ(桐生の方が規模が大きくてもっと都会)。

やっと到着した電車に乗り込み、郡山駅へ。
常陸大子駅からしばらくは乗客は数えるほどで、ローカル線の風情を感じることができる。
久慈川をぼんやり眺めたり、本を読んだりして、2時間程度で到着。

カラフルで楽しい水郡線の車両

とにかく公共交通機関でのアクセスが悪い袋田の滝だが、なんとか行けるので、車を運転しない人も諦めないで行ってほしい。
これから袋田の滝を目指す公共交通機関勢に届けば幸いである。


※↓絶景駅と名高い奥大井湖上駅に公共交通機関でなんとか行ってみた話

※↓レンタカーなしの旅先として徳島県が最高だった話

※↓その他の旅行エッセイはこちらから