見出し画像

【晩秋の一人旅2025#4】念願の三陸鉄道に乗車してローカル線の良さを感じた話【混雑は?】【疑問に答える】【#鉄道旅】

続きました

この記事は続きである。
第1話から第3話は、宮城県の古川駅から在来線とBRTを乗り継いでちんたら大船渡まで行き、大船渡を散策し、夕方には大船渡温泉(旅館)にチェックインして贅沢な海鮮を爆食したという話であった。

※↓特に、大船渡温泉の夕食が最高だったので是非。

念願の三陸鉄道リベンジ!

盛駅のホームで本日の混み具合を推し量る

大船渡温泉をチェックアウトし、普段の3倍くらいに膨れたお腹を抱えてBRTに乗車し、三陸鉄道の始点・盛駅へ。

「よく分かる地図」(?)

こちらの「よく分かる地図」をご覧ください。
私が乗車しようとしているのは、地図右側の海沿いにある黄緑色の線の下の端・盛駅から北上して、釜石駅までの区間である。乗車時間は1時間程度。

ネコチャンの御加護

さて、盛駅に到着して気づいたのは、未就学児の集団がいるということだ。
10〜20人ほどだろうか。未就学児と、その引率の先生が数名。「隣の人と手を繋いでくださ〜い!」「まだそっち(ホーム)行かないよ〜!」という声が聞こえる。
彼らはまだホームには入ってきていないが、駅舎のすぐ近くにいる。おそらく三陸鉄道に乗車するのだろう。遠足だろうか?

後から先生に聞いて分かったのだが、彼らは盛駅の近くの幼稚園から遠足で来たらしい。先生方、ご苦労様です。

土曜日なのでね

三陸鉄道の発車時刻まで30分ほどの時間があったが、とりあえずホームに行ってみることにした。

ちなみに、三陸鉄道はICカード非対応である。
駅舎のレトロな券売機に現金を投入し、釜石駅までの切符を購入した。駅員さんに聞くと、「改札時間」はないらしく、切符を握りしめてそのままホームへ行く。

レトロな跨線橋を渡る

今日は乗客が多そうなので、早めに乗車しないと海が見える席に座れないかもしれない。
幸いなことに、この日は天候も程よく、暑くも寒くもない。荷物もそこまで多くはないので、乗車口付近で立って待つことにした。

只見線に乗った時は、灼熱&大荷物(パソコン)でつらかった・・・

よかったら記事も読んでください

さて、待機車両を写真撮影するなどして待機していると、徐々にホームに人が来始めた。
「2両だよね?」と突然話しかけられて振り向くと、初老のご夫婦だ。一人で乗車待機している私が、鉄道に詳しいように見えたのかもしれない。

すみませんそんなに詳しくはないんです・・・これから乗る鉄道の編成も知りません・・・
などと話していると、彼らが東京から来たツアー客であることがわかった。一ノ関駅まで新幹線、そこから気仙沼まで在来線を使い、気仙沼からはバスで来たらしい。なるほど。

すなわち、今日の三陸鉄道の乗客は、未就学児とその親と先生、東京からのツアー客、その他個人客ということだ。なかなか多い。

そうこうしているうちに、ご夫婦と一緒のツアーで来られた方がたがわらわらとホームに集まり始める。みんな私とご夫婦の後ろあたりに緩やかに並んでいるのだが、
ここが乗車口じゃなかったらどうしよう・・・
と内心怖かった。
(※乗車口は合ってたので迷惑は掛けなかった)

自宅待機の車両たち。縦の「さかり」のフォントが好き

乗車!

一両だった(※撮影地は釜石駅)

乗車口が合っていたので、一番に乗り込むことができた。
予め進行方向を確認していたので、ちゃんと、①海側の、②窓側の、③進行方向を向いた席を確保することができた。
私に続いて、ホームで待機していたツアー客や未就学児等がどんどん乗ってきて、車内はあっという間に満杯に・・・
と思ったが、なぜか私が着席した4人掛けのボックス席には誰も座らなかった。なんでや・・・

ちゃんと大きいリュックは荷物棚に置いたし、足も引っ込めてたし、なんなら先生に「どうぞ〜」って言ったのに

満杯といっても、東京からのツアー客は全員着席し、未就学児とその親もほぼ着席し、数名の親と先生が立ち客となったというレベルの混雑である。
先生たちの会話を盗み聞くに、途中駅からの乗車があり得るので、空席はいくつか作っておかないとねという配慮のようだった。先生たちに幸あれ。

車内では未就学児たちがお喋りしたり親と写真を撮ったりしてワイワイしていたものの、ローカル線の風情が損なわれたとは全く感じない。
彼らこそ地元民、彼らが乗ってこそのローカル線である。

この旅で一番黄色かった場所

未就学児たちは30分程度で降りていった。海を見ながらお弁当でも食べるのだろうか。
もちろん、私自身の主義に則って、降りていく彼らに手を振ってお見送りした。みんな元気に振り返してくれたし、「これもらったんだぜ!」と乗車記念証を見せつけて行く子もいた。彼らに幸あれ。

大量の帆立がぶら下がっている
途中停車の駅で海を眺める乗客

↑途中、海が見える駅で数分の停車があった。こういうところは観光路線ならではである。

木と海のバランスが良い
釜石大観音だ!!(中央の山の上)

1時間ほどの乗車時間で、鉄道は釜石駅へと吸い込まれて行く。

三陸鉄道まとめ

さて、今回、観光としても大人気な三陸鉄道に乗車したわけだが、混雑が予想される鉄道に快適に乗るためのポイントとして、

①なるべく平日を狙う(今回は土曜日になってしまったが)
②朝早く又は夜遅くに乗車する
③早めにホームに並んでおく
④予め、進行方向と、景色が綺麗に見える側(A側orD側)を確認しておく

といったことが挙げられるだろうか。
それから、こと三陸鉄道においては、いろんな乗車体験談を読んだが、どうやら、南下より北上の方が空いているらしい(※絶対じゃないので注意)。

こういった工夫をしても、混む時は混むし、不快な時は不快だというのが正直なところであるが、少しでも快適に乗車できるよう、事前調査は欠かせない。
これから三陸鉄道に乗車する方に届けば幸いである。

「タイトルロール」の駅

続きます

さて、釜石駅で次に乗車するJR釜石線の発車時刻までは1時間ほどある。
次回は、釜石駅付近を散策して地元のお祭り(?)に出会う話。

※↓押しも押されもせぬ大人気ローカル線・只見線に乗車した際の記録

※↓JR飯山線などに乗って長野駅から長岡駅まで行ったら結構楽しかった話

※↓インスタにも写真を投稿しています。