見出し画像

【飛鳥II 世界一周 ランドツアー アイスランド 2-2】シンクヴェトリル国立公園で地球の鼓動と自然の美しさを感じました

飛鳥II 世界一周クルーズ 51日目の2024年5月25日 、ランドツアー「アイスランド・グリーンランド 8泊9日」へ参加していました。
前日にアイスランドに到着し、アイスランドの歴史や文化について知りました
ランドツアー 2日目 の続きの出来事について、お話します。


しんくゔぇとりる

アイスランドは、東側がユーラシアプレート、西側が北米プレートに属しており、まさに二つの大陸プレートの境界に位置しています。
プレートを生み出す火山山脈「海嶺」は、ほとんどは海底にありますが、アイスランドではその一部である「大西洋中央海嶺」が海上に姿を現し、島となりました。
このように、世界でも珍しい地球の裂け目や大地の始まりを地上で見ることができる見える場所が、シンクヴェトリル(Þingvellir)国立公園です。

びじたーせんたー

私たちのバスは、シンクヴェトリル国立公園のビジターセンターに到着しました。

駐車場の近くで、世界遺産(文化遺産)登録を示す案内板を見つけました。
大地の裂け目をデザインした看板、素敵です。

やちょう

ふと木の上に目をやると、ツグミらしき鳥が一羽いました。
アイスランドに来て、初めて見た野生動物かもしれません。

ちなみに、アイスランドで野鳥といえば、国鳥でもある パフィン が有名です。
世界のパフィンの約60%がアイスランドに生息しており、普段は海上で暮らしていて、夏の間に陸に上がって産卵や子育てをします。
なので、6月〜9月頃でないと、パフィンの姿を見ることができないそうです。
他にも、ツグミライチョウ都鳥など、さまざまな野鳥が暮らしています。

引用元:Adobe Stock @ Adobe Inc.

みずうみ

ビジターセンターから少し歩くと、シンクヴァトラヴァトン湖が見えてきました。
この湖を起点に、大地を切り裂いたような地割れが何本も伸びているそうです。

私たちが立っているのは北米プレートの上で、遠く山の上に見える黒い線の向こうがユーラシアプレートだそうです。
目の前にプレートの境目が広がっているなんて、あまりのスケールに言葉を失い、ただただその雄大な光景に見入ってしまいました。

ぎゃう

さらに歩き進むと、大地が大きく割れていて、びっくりしました。
まさにここが、北米プレートとユーラシアプレートの裂け目「ギャウ(gjá)」です。

この公園で見られるギャウは、「アルマンナギャウ(Almannagjá)」と呼ばれています。

その裂け目の間に、なんと遊歩道が通ってて、さらにびっくりしました。
こんな場所を歩けるなんて、本当に貴重な体験すぎます。

歩いている間、自分がプレートとプレートの間にいるなんて、地表に現れたマグマに挟まれてるなんて、信じられないような気持ちでいっぱいになりました。
これらのプレートは、1年に1〜1.5cmずつ動いてるそうです。
プレートが大きく動くと地震が起こりますが、アイスランドではその規模は比較的小さく、大きな地震が起こることは稀だそうです。
今まさに自分の足元の境目で、プレート同士が成長しながら動いているのかと思うと、つい下ばっかり見てしまい、気づけば地面の写真ばっかり撮ってました(笑)。

ところで、日本もアイスランドと同様、北米プレートとユーラシアプレートに属しています。
アイスランドで生まれたプレートが、やがて日本で沈み込んでいきます。
目の前にある2つのプレートが、長い年月をかけていつか日本で再び会うのかと思うと、感慨深い思いでいっぱいになりました。

プレートの壁を抜けると、再びシンクヴァトラヴァトン湖が姿を現しました。
岸壁続いている側が、北米プレートの一部です。

その雄大にそそり立つプレートを見ていると、まるで吸い込まれるような感覚に包まれました。

そして、あちこちに苔が生えているのを見かけて驚きました。
苔って湿度の多い森林で生えてるイメージだったのですが、アイスランドでは大地に苔が根付いているんですね。

余談ですが、こちらはプレートの壁の上にいた鳥さんです。
あんな高いところから、私も景色を見渡してみたいです。

こっき

アイスランドの国旗が掲揚されている場所がありました。
ここは、かつて世界最古の民主議会のひとつ「
アルシング(Alþingi)」が開かれていた場所であり、1944年にアイスランドが独立宣言をした、歴史的にも重要な場所です。
国旗には、青地に赤と白でスカンディナヴィア十字が描かれています。
青は空や海、白は氷河、赤は溶岩火山を表しているそうです。

アイスランドには、古ノルド語で書かれた散文集「サガ(saga)」があります。
アルシングで決まったことも、このサガに記録されているそうです。
映画やドラマで「サーガ」という言葉を耳にしたことがありましたが、この「サガ」が語源だったるそうで、驚きました。
ここにもアイスランドの興味深いポイントがありました。

ゆうほどう

先ほどギャウのあたりでは、ところどころに雪が残っているのを見かけました。
冬になるとこの辺りは一面雪で覆われて、また違う景色になるそうです。
そして、夏の間しか行けないという桟橋の向こうに続く遊歩道へ、さらに歩き進みました。

途中、白い壁の教会と家を発見しました。
シンクヴァトラキルキャ(Þingvallakirkja)教会は、1016年にキリスト教の教会のモデルとして建てられました。
アルシングでは、「教会とは何か」を人々に教えるために使われていたそうです。
隣にある白い三角屋根の家は全部で5棟あり、そのうち4棟は首相府の管轄で国賓の迎賓施設などに使用され、1棟は公園管理局と牧師さんのために使われているそうです。

あたりには細い川がいくつか流れていますが、これは地下水が湧き出してできた川だそうです。
橋の上には「お金を投げ入れないでください」の標識がありました。
水の中にお金投げる習慣は、世界共通なんですね(笑)。

一方で、お金を投げ入れてもOKな場所もあり、ガイドさんが案内してくれました。
そこにはたくさんコインが沈んでいて、水中でキラキラ輝いていました。
私も1枚コインを投げ入れてみると、「トポン」と心地良い音がしました。

それにしてもどの川も、水の透明度がとても高いです。
その澄みきる美しさに、見ているだけで心も洗われていくような気持ちになりました。

地面の芝生や木々に、新芽らしきものをあちこちで見つけました。
5月後半ですが、アイスランドの春はこれから始まるんですね。

途中、雁も何匹か発見しました。

遊歩道にはほとんど他の観光客の姿がなく、私たちのグループでゆっくり歩いてまわることができました。
ダイナミックな景色を眺めながら、静けさに包まれて過ごす、贅沢なひとときを過ごすことができました。

遊歩道側から見た、プレートの溶岩壁です。
壁のすぐそばを歩く人の大きさと比べてみると、プレートの巨大さがはっきりとわかります。
スケールの大きさを改めて実感しました。

おわりに

飛鳥II 2024年 世界一周クルーズ ランドツアー「アイスランド・グリーンランド 8泊9日」2日目の出来事について、お話しました。

シンクヴェトリル国立公園で、北米プレートとユーラシアプレートの間を歩き、大地の裂け目「ギャウ」を目の当たりにしました。
国旗や歴史ある建物、澄んだ川や湖、野鳥たちを眺めながら、静かな遊歩道を散策することができました。
地球の力強い鼓動と穏やかな自然の美しさに、心を惹き込まれました。

次は、ランドツアー 「アイスランド・グリーンランド 8泊9日」2日目の続きの出来事について、お話します。


いいなと思ったら応援しよう!