その色が、その香りが、温度を上げる。【創作大賞2026 もりあげ広場】(#創作大賞感想)
こちらは、【創作大賞2026 もりあげ広場】に集まった応募作品の感想を書いていく『感想企画』のコーナーです。
【感想企画 概要】
・もりあげ広場の記事にコメントで応募いただいた作品を読み、その感想を書きます。
・1作品あたり100~200字程度で、概ね3作品ずつ紹介します。
※未完結作品については、執筆時現在で読んだところまでの感想を書いています。
※長編小説など読むのに時間がかかるものは、応募の順番よりも遅くなる場合があります。
※クリエイター名については、一部省略している場合があります。
僕らの未熟な蒼/あっちゃん
すれ違う男女のもどかしさがクセになる恋愛小説。悠真がどこまでもピュアで不器用、凪紗も真っ直ぐで健気だけれど一歩が踏み出せないから、自分がその場にいたらテンションが昂って「お前らさっさとくっつけ」とお節介を焼いてしまいそうになる。
地の文がとにかく抒情的で、表現のきめ細かさが際立っている。
真っ白な時間/みー
子育てを通して認識された孤独が、短い文章の中に込められている。なのに重苦しさはさほど感じられず、真っ白な時間の中に前向きな決意の光を見た気がした。静かに応援したくなるエッセイ。
僕自身、書くことに救われた経験があるので、「私は壊れまいとするために書いているのだ」の一文がとても重く響いた。
おいしいナンは焼けないけれど、私も社会の一部になりたい/春野なほ
お店でナンを食べたところからの思考の流れが、一見すると壮大なんだけれど、しっかり地続きになっていて納得しながら読める。そこをフックとしてタイトルに落とし込んでいてさすがだと思った。ナンの温度感や店員の言動が、映像として目に浮かぶ。
何気なく書いているようで、離脱せず読ませる構成になっている気がした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この感想記事は、毎週日曜日を目処に投稿します。
次回は、5月17日(日)に投稿予定です。
(おしまい)
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なんと アルロンが おきあがり
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