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【書くための小5国語読解法講座第1回】第1章説明文ー指示語を理解して、使いこなそう【小5国語・入門編】

こんにちは。
現代文・小論文講師の戦略マスター頼朝です。

国語の文章読解が苦手だと感じている小学5年生のあなたへ

私も小学生の頃は国語の文章読解問題がとても苦手でした。

でも、学校の先生や読書好きなおばあちゃんから読み方のコツや文章の書き方を教わってから、文章を読むのも書くのも好きになっていきました。

ちょっとしたコツをつかんで練習していけば、国語は誰でも得意にできると思います。

そこで、今回は指示語を楽しく、わかりやすく解説しますね。

指示語を理解すると、文章がパズルのようにスッキリつながり、読むのが楽しくなりますよ


1. 指示語って何? 「こそあど言葉」って聞いたことある?


指示語とは、「これ」「それ」「あれ」「この」「その」といった、文章の中ですでに出てきた言葉や内容を指し示す語です。

たとえば、「このケーキ、おいしいよ」と言われたら、「このケーキ」がどのケーキか気になりますよね。

指示語は、文章の中で大切なものを教えてくれる「道しるべ」のような存在と言えるものなんですよ。

たとえば、友達が「それ、すごいね!」と言ったとき、「それ」が何を指し示しているのかがわからないと話がチンプンカンプンですよね。

反対に、指示語が指し示す内容がわかると、言葉と言葉がどのようにつながっているのかがハッキリします


次の文章を読んでみてください。

「公園に大きなすべり台がある。
このすべり台で遊ぶと、ワクワクするよ。」  

「このすべり台」は何を指していますか?

そう、「公園にある大きなすべり台」です。

指示語は前に一度出てきた言葉を指すことが多いので、指示語の前にある言葉をさかのぼりながら指し示す内容を考えるとわかりやすいですよ。


2. 指示語の役割って? 文章をつなぐための便利な言葉


指示語の役割は、文章をスムーズにつなげて、読みやすくすることです。

指示語がないと、同じ言葉を何度も繰り返して伝えなければならなくなるため、文章が単調でくどくなってしまいます

たとえば、「絵本が机にある。絵本を読みたい」ではなく、「絵本が机にある。それを読みたい」と言うと、すっきりしますよね。

このように、指示語が前に一度出てきた言葉や内容の代わりをして、意味をつないでくれるので、前に出てきた言葉や内容を「もう一度言わなくてもいい」ようになるのです。

これで文章が短く、わかりやすくなります。

物語や説明文を読むときに話がスイスイ進むのは、指示語が上手く使われているからといえます。

指示語は、文章を読みやすくするための便利な言葉なのです。


次の文章を見てください。

「図書館に新しい冒険の本が入った。
その本はとても面白いよ。」  


「その本」は「新しい冒険の本」を指しています。

もし「新しい冒険の本」とニ度も同じ言葉を繰り返していたら、ちょっと読みづらいですよね。

指示語のおかげで、文章がサラッと読みやすくなっているんです。


3. 指示語が指し示す内容の見つけ方:4つのステップで宝探し!


指示語が指し示す内容を見つけるのは、まるで宝探しみたいなものです。

次の4つのステップを覚えれば、指示語が指し示している「宝」を簡単に見つけられます

ステップ1:指示語を見つける

文章の中で「これ」「それ」「この」「その」などの言葉を探します。  

ステップ2:直前の文をチェック

指示語の前にある文や言葉を確認します。

指示語は近くのものを指すことが多いからです。  

ステップ3:指示語の後ろの言葉や内容をヒントにする

指示語の後に続く言葉や内容と「イコール関係」になるものを探します

たとえば、「それが楽しかった」なら、「楽しかったこと」と意味的にイコールになるものを前の文の中から探します。  

ちなみに、指示語を含む文全体とイコール関係になる内容も手がかりになります

ステップ4:置き換えて確認

指示語を予想した内容に置き換えて、文章の意味が自然につながるかどうかを確かめます


具体例で練習してみましょう。

次の文章を読んで、「それ」が何を指しているか、4つのステップで考えてみましょう。  

「昨日、誕生日にお父さんから自転車をもらった。
それは、僕がずっと欲しかったプレゼントだった。」  

- ステップ1
指示語「それ」を見つけました!  

- ステップ2
直前の文は「昨日、誕生日にお父さんから自転車をもらった」。
ここに「お父さん」や「自転車」という言葉が出てきます。  

- ステップ3
「それ」の後ろは「ずっと欲しかったプレゼント」。
これとイコール関係になるのは、「お父さん」ではなく、「自転車」ですね。  
「自転車」=「プレゼント」とつながります。
 
- ステップ4
「それ」を「自転車」に置き換えると、「自転車は、僕がずっと欲しかったプレゼントだった」となり、前後の意味が自然につながります。  


このように、指示語の後ろの言葉や指示語をふくむ文全体をヒントにして、それとイコール関係になるものを見つけるようにすると、指示語が指す内容を正確に見つけられます

国語の読解問題では、指示語が何を指すかを聞かれることが多いですが、この4つのステップを使えば、問題を解くのがぐっと簡単になります。


4. 指示語を文章術に活かそう:読解と作文の両方で輝く!


指示語を理解すると、文章を読む力だけでなく、自分で文章を書く力もぐんとアップします

指示語は、文章を読むときには「何を指しているか」を正確に捉える手がかりになり、書くときには文章の前後の意味のつながりをすっきりさせて、読む人の心をつかむための便利な言葉になるからです。

つまり、作文では、指示語を上手く使うことにより、同じ言葉を繰り返さず、前後の意味がすっきりとつながる文章が書けます

指示語は、読むときだけでなく、書くときにも、あなたのすばらしい味方になってくれるのです。


次の具体例でイメージしてみましょう。

あなたが「好きな場所」についての作文を書くとき、こんな風に書けます。

「私の家の近くに川がある。
この川で友達と水遊びをすると、最高の気分になる。」

「この川」は「家の近くの川」を指していて、文章がスムーズで印象的です。

もし「家の近くの川」を繰り返していたら、変化がなくてちょっと単調ですし、何よりも、同じ言葉が使われすぎている感じがして、くどいと感じますよね。

指示語を使うと、単調さやくどさを避けることができ、文章をスムーズに読み進めてもらうことができるのです。

(※ただし、便利だからといって、指示語を使いすぎないようにしましょう。
指示語が多すぎると、かえって何を指し示しているかが分かりにくくなるからです。)

たとえば、日記に「誕生日にお父さんから自転車をもらった。自転車はかっこよかった」と書くより、「誕生日にお父さんから自転車をもらった。それはかっこよかった」と書くと、すっきりして読みやすくなります。

指示語をマスターすれば、読解問題をスイスイ解けるだけでなく、将来、素敵な物語や手紙を書ける日も近くなります

あなたが書いた文章が誰かの心を動かす日がきっと来ますよ。


今回も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

今は国語が苦手な人でも、「文章を読むのが楽しい!」「文章を書くのも楽しい!」と思ってもらえるように、読者の皆様のお役に立てる記事を書いていきたいと思っています。

この試みに共感してくださる方は、ぜひスキを押していただけますと大変励みになります。

今後とも応援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

それでは、またお会いしましょう!


戦略マスター頼朝

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