【書くための小5国語読解法講座第1回】第1章説明文ー指示語を理解して、使いこなそう【小5国語・入門編】
こんにちは。
現代文・小論文講師の戦略マスター頼朝です。
国語の文章読解が苦手だと感じている小学5年生のあなたへ。
私も小学生の頃は国語の文章読解問題がとても苦手でした。
でも、学校の先生や読書好きなおばあちゃんから読み方のコツや文章の書き方を教わってから、文章を読むのも書くのも好きになっていきました。
ちょっとしたコツをつかんで練習していけば、国語は誰でも得意にできると思います。
そこで、今回は指示語を楽しく、わかりやすく解説しますね。
指示語を理解すると、文章がパズルのようにスッキリつながり、読むのが楽しくなりますよ。
「もし子どもに賢くなってほしければ、本を読み聞かせてあげなさい。
— 戦略マスター頼朝@文章術でブランディング (@6VQGPJH3FHYoZn6) August 22, 2022
もっと賢くなって欲しければ、もっと本を読み聞かせてあげなさい。」
理論物理学者 アインシュタイン
文章読解と小論文を中心に教えていた元学習塾教室長としては、子供への本の読み聞かせは凄い効果があると感じていました。 pic.twitter.com/4hiKiHsgj7
1. 指示語って何? 「こそあど言葉」って聞いたことある?
指示語とは、「これ」「それ」「あれ」「この」「その」といった、文章の中ですでに出てきた言葉や内容を指し示す語です。
たとえば、「このケーキ、おいしいよ」と言われたら、「このケーキ」がどのケーキか気になりますよね。
指示語は、文章の中で大切なものを教えてくれる「道しるべ」のような存在と言えるものなんですよ。
たとえば、友達が「それ、すごいね!」と言ったとき、「それ」が何を指し示しているのかがわからないと話がチンプンカンプンですよね。
反対に、指示語が指し示す内容がわかると、言葉と言葉がどのようにつながっているのかがハッキリします。
次の文章を読んでみてください。
「公園に大きなすべり台がある。
このすべり台で遊ぶと、ワクワクするよ。」
「このすべり台」は何を指していますか?
そう、「公園にある大きなすべり台」です。
指示語は前に一度出てきた言葉を指すことが多いので、指示語の前にある言葉をさかのぼりながら指し示す内容を考えるとわかりやすいですよ。
絵本の読み聞かせ
— 戦略マスター頼朝@「書いて暮らしと仕事を整える」 (@6VQGPJH3FHYoZn6) November 6, 2023
時々、小学校低学年のお子さんを持つ親御様から受ける相談の1つに「算数の計算問題は解けるけど、文章問題になると解けないんです。」がある。
原因は日本語力が心もとない点にある。
いわゆる文章読解力。
解決法としては、幼児期の絵本の読み聞かせや今後の音読訓練が有効だ。
2. 指示語の役割って? 文章をつなぐための便利な言葉
指示語の役割は、文章をスムーズにつなげて、読みやすくすることです。
指示語がないと、同じ言葉を何度も繰り返して伝えなければならなくなるため、文章が単調でくどくなってしまいます。
たとえば、「絵本が机にある。絵本を読みたい」ではなく、「絵本が机にある。それを読みたい」と言うと、すっきりしますよね。
このように、指示語が前に一度出てきた言葉や内容の代わりをして、意味をつないでくれるので、前に出てきた言葉や内容を「もう一度言わなくてもいい」ようになるのです。
これで文章が短く、わかりやすくなります。
物語や説明文を読むときに話がスイスイ進むのは、指示語が上手く使われているからといえます。
指示語は、文章を読みやすくするための便利な言葉なのです。
次の文章を見てください。
「図書館に新しい冒険の本が入った。
その本はとても面白いよ。」
「その本」は「新しい冒険の本」を指しています。
もし「新しい冒険の本」とニ度も同じ言葉を繰り返していたら、ちょっと読みづらいですよね。
指示語のおかげで、文章がサラッと読みやすくなっているんです。
読書の格差
— 戦略マスター頼朝@文章術でブランディング (@6VQGPJH3FHYoZn6) August 13, 2024
一昨年くらいから「13歳からの〜」といったタイトルの本が増えている気がする。
もっと前から一部であったが、広がっている感じ。
スマホばかり見ている子と少しでも読書する習慣のある子とでは、学びの格差がこれからますます広がっていくだろう。
たまには子供を本屋に連れて行こう。 pic.twitter.com/AgZHakd7tA
3. 指示語が指し示す内容の見つけ方:4つのステップで宝探し!
指示語が指し示す内容を見つけるのは、まるで宝探しみたいなものです。
次の4つのステップを覚えれば、指示語が指し示している「宝」を簡単に見つけられます。
ステップ1:指示語を見つける
文章の中で「これ」「それ」「この」「その」などの言葉を探します。
ステップ2:直前の文をチェック
指示語の前にある文や言葉を確認します。
指示語は近くのものを指すことが多いからです。
ステップ3:指示語の後ろの言葉や内容をヒントにする
指示語の後に続く言葉や内容と「イコール関係」になるものを探します。
たとえば、「それが楽しかった」なら、「楽しかったこと」と意味的にイコールになるものを前の文の中から探します。
ちなみに、指示語を含む文全体とイコール関係になる内容も手がかりになります。
ステップ4:置き換えて確認
指示語を予想した内容に置き換えて、文章の意味が自然につながるかどうかを確かめます。
具体例で練習してみましょう。
次の文章を読んで、「それ」が何を指しているか、4つのステップで考えてみましょう。
「昨日、誕生日にお父さんから自転車をもらった。
それは、僕がずっと欲しかったプレゼントだった。」
- ステップ1
指示語「それ」を見つけました!
- ステップ2
直前の文は「昨日、誕生日にお父さんから自転車をもらった」。
ここに「お父さん」や「自転車」という言葉が出てきます。
- ステップ3
「それ」の後ろは「ずっと欲しかったプレゼント」。
これとイコール関係になるのは、「お父さん」ではなく、「自転車」ですね。
「自転車」=「プレゼント」とつながります。
- ステップ4
「それ」を「自転車」に置き換えると、「自転車は、僕がずっと欲しかったプレゼントだった」となり、前後の意味が自然につながります。
このように、指示語の後ろの言葉や指示語をふくむ文全体をヒントにして、それとイコール関係になるものを見つけるようにすると、指示語が指す内容を正確に見つけられます。
国語の読解問題では、指示語が何を指すかを聞かれることが多いですが、この4つのステップを使えば、問題を解くのがぐっと簡単になります。
「私たちは毎日何かを学ばなければならない。
— 戦略マスター頼朝@文章術でブランディング (@6VQGPJH3FHYoZn6) July 24, 2024
前に進むか後戻りするかどちらかだ。
それなら前に進もうじゃないか。」
俳優 クリント・イーストウッド
車が前に進むには燃料が必要なように、自分の道を切り開くには、頭脳と心に栄養を取り込み続けることが大切だ。
人との対話、読書という栄養を。 pic.twitter.com/snQBXyx2R5
4. 指示語を文章術に活かそう:読解と作文の両方で輝く!
指示語を理解すると、文章を読む力だけでなく、自分で文章を書く力もぐんとアップします。
指示語は、文章を読むときには「何を指しているか」を正確に捉える手がかりになり、書くときには文章の前後の意味のつながりをすっきりさせて、読む人の心をつかむための便利な言葉になるからです。
つまり、作文では、指示語を上手く使うことにより、同じ言葉を繰り返さず、前後の意味がすっきりとつながる文章が書けます。
指示語は、読むときだけでなく、書くときにも、あなたのすばらしい味方になってくれるのです。
次の具体例でイメージしてみましょう。
あなたが「好きな場所」についての作文を書くとき、こんな風に書けます。
「私の家の近くに川がある。
この川で友達と水遊びをすると、最高の気分になる。」
「この川」は「家の近くの川」を指していて、文章がスムーズで印象的です。
もし「家の近くの川」を繰り返していたら、変化がなくてちょっと単調ですし、何よりも、同じ言葉が使われすぎている感じがして、くどいと感じますよね。
指示語を使うと、単調さやくどさを避けることができ、文章をスムーズに読み進めてもらうことができるのです。
(※ただし、便利だからといって、指示語を使いすぎないようにしましょう。
指示語が多すぎると、かえって何を指し示しているかが分かりにくくなるからです。)
たとえば、日記に「誕生日にお父さんから自転車をもらった。自転車はかっこよかった」と書くより、「誕生日にお父さんから自転車をもらった。それはかっこよかった」と書くと、すっきりして読みやすくなります。
指示語をマスターすれば、読解問題をスイスイ解けるだけでなく、将来、素敵な物語や手紙を書ける日も近くなります。
あなたが書いた文章が誰かの心を動かす日がきっと来ますよ。
今回も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
今は国語が苦手な人でも、「文章を読むのが楽しい!」「文章を書くのも楽しい!」と思ってもらえるように、読者の皆様のお役に立てる記事を書いていきたいと思っています。
この試みに共感してくださる方は、ぜひスキを押していただけますと大変励みになります。
今後とも応援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、またお会いしましょう!
戦略マスター頼朝
「自分を高めるために投資しよう。」
— 戦略マスター頼朝@文章術でブランディング (@6VQGPJH3FHYoZn6) August 15, 2024
株式会社電通総研社長 福川伸次
昨日と同じ今日を送らないためには、運動や読書など、自分に対する何かしらの投資が有効だ。
お金をかけるばかりが投資ではない。
今日やったことが、明日以降にずっと役に立つような形の自己投資を。
読書なんか安上がりだ。 pic.twitter.com/Z27bjhDf1o
「走るのは大好きだから、還暦になっても走っていると思う。」
— 戦略マスター頼朝@文章術でブランディング (@6VQGPJH3FHYoZn6) August 2, 2024
バイクレーサー 伊藤真一
好きでやり続けられる事を見つけるためには、「自分が歳をとってもやっているであろうこと」を考えると良い。
個人的には、読書かなと思う。
歳をとってもやり続けたいような、好きな事がある人生は幸せだ。 pic.twitter.com/II9b2aKJdz
久しぶりにスタバなうしてきた。
— 戦略マスター頼朝@文章術でブランディング (@6VQGPJH3FHYoZn6) September 23, 2024
今日はゆっくりできて良い休日だ。
読書が進む。
予定をあまり詰め込みすぎず、休日くらいはしっかり余白を取った方が良いように思う。
余白こそが明日からの活力を生み出す。
新しいアイディアも湧きやすい。
ゆっくり、コツコツ行こう。
明日からも頑張れそう。 pic.twitter.com/3JnbFB2tEI
ナポレオンの強さの秘密
— 戦略マスター頼朝@文章術でブランディング (@6VQGPJH3FHYoZn6) December 2, 2024
ナポレオンの戦略戦術を分析してみると、意外と彼の独創によるものは少ない。
強さの秘密は何か?
それは圧倒的な読書量だ。
彼は古代からの戦略戦術を研究し尽くした。
それにアレンジを加えて実戦に活かしたのが、彼の軍事的成功の秘密だろう。
彼は歴史に学んだのだ。 pic.twitter.com/TFvqwGSSY5
