FIRE脳になると、100万円が3000万円に見えてくる
FIREすると、100万円が3000万円に見えてくる。
これは昔からイメージは持っていて。
FIREしてから、より鮮明になったかなと思う。
理由は単純で、年間100万円を資産運用で生み出そうとすると、配当利回り3.3%なら約3000万円の元本が必要になるからだ。
3000万円×3.3%≒100万円
つまり、年間100万円のプラスがあるということは、FIRE脳では3000万円を運用しているのに近い感覚になる。
労働収入がないからなおさらこの考えになっちゃうのかな。
資金寿命は、一度見える化してみる
FIREというと、「お金が心配ではないのか」と思われることもあると思うし、この考えが一番のハードルになるのかもしれない。
ただ正直に言うと、FIREして半年もすると、資金面の心配はそれほどなくなる。というのが本音。
ある程度のシミュレーションはしているし、自分なりに大丈夫だと思ったから会社を辞めているわけだからね。
ただまあ、家族もいるし、相場が下振れすることもあるだろうし。
万が一の可能性はできるだけ小さくしておきたい。
そのために、今ある資金が本当に足りるのかどうか。一度、見える化しておくのは悪くない。
たとえば、MUFGの取り崩しシミュレーションを使ってみる。これは運用によって「資金寿命」がどう変わるかを見るには分かりやすい。
例えばだ。あくまでも例えばだが。50歳から取り崩し開始。
元本2億円。毎月80万円の取り崩しで考えてみる。
もちろん2億円という数字は、人によっては「いやいや」となるかもしれない。ただ、ここで見たいのは2億円あるかどうかではない。
2億円あったとしても、取り崩し額と運用の下振れ次第で資金寿命は大きく変わる、ということだ。

外国株式なので、厳密にはオールカントリーそのものではなく、日本を除く海外株式に広く投資するイメージに近い。

平均的なケースなら、むしろ65歳ではお金は増えている。
ただ、気にしたいのは運用成績下位5%のケースだ。
可能性としては低いものの、運用が悪ければ15年程度で資金が枯渇する。
これを見て思うのは、仮に投資元本が多ければ。
年間100万円≒3000万を生み出せれば保険にはなるよな。だ。
100万円を創出するという考え方
元本がもっとあれば、当然資金寿命は伸びる。でもFIRE後は、会社員時代のような安定収入がない前提だ。だからこそ、100万円の意味が変わってくる。
この万が一をヘッジする方法は、大きく2つあると思っている。
①リスクを抑える
要は、投資内容を見直すということだ。
株式だけでなく、必要に応じて現金や債券も含めた資産の組み合わせを考える、という話になる。株式中心で運用するなら、それなりのブレは当然あるからね。
②100万円を創出する
ここでいう100万円は、別に会社員時代のように給料で稼ぐという話だけではない。余計なサブスクを切るとか、保険を見直すとか、年金や税金の制度を使うとか、利用するクレジットカードを選ぶとか、たまにスポットコンサルをするとか。そういうものを全部含めた100万円だ。
退職後の健康保険や住民税の変化もかなり大きい。初年度は負担が重くても、所得が下がった後はずいぶん変わってくる。こういう制度面をちゃんと理解しておくことも、FIRE後の資金寿命には効いてくる。
細かい話をすれば、毎月20日のウェル活なんかもそうかもしれない(笑)
年間100万円の創出は3000万円を運用しているのに近い。
これによって、先ほどシミュレーションした資金寿命も伸びる。
だから僕は、どちらかというとこの「100万円を創出する」方に重きを置いている。
ケチではなく、バリューを見る
FIRE後はケチになろうという話ではない。
旅行も行くし外食も大好きだ。犬たちにも楽しんでもらいたい。それらを削るためにFIREしたわけではないんだよね。
FIREは時間を買っている。
だからこそ、その時間を長く、豊かに続けるために、少しだけバリューを見る。
必要ないものには払わない。でも、使いたいところにはちゃんと使う。同じお金を使うなら、できるだけ満足度高く、どうせ払うなら少しでもお得に払う。
この感覚が、FIRE脳としてわりと大事になってくるのではないかと思う。
そして、こう考えると労働収入の尊さもよく分かる。
毎月給料が入ってくるというのは、本当に強い。
利回りで考えたら年収500万で元本1億5000万だよ(笑)
自由を長く続けるために、そして心に少し余裕を持つために、年間100万円を楽しみながら創出する。
こういう考え方が少しあるだけでも、FIREの世界に飛び込みやすくなるんじゃないかな。
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