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45歳からのFIRE準備。失敗が怖いなら、自分のキャリアを棚卸ししておく

早期退職やFIREを考えると、どうしても考えてしまうことがある。

資金寿命が尽きたらどうしよう。

これは、たぶんどのくらい多くのお金を持っていても無くならない悩みだと思う。
家族もいるしね。

何回もシミュレーションをして。
うん大丈夫。と思ってもだ。
心配なものは心配。
控えめにいってもだいぶ心配だ。

もっとも、FIREしてしばらくするとその心配はだいぶ薄れるんだけどね。


FIREとは、ある意味では「時間を買う」行為だと思っている。

会社員としての安定した給料を手放して、時間を手に入れる。
言葉にすると簡単だが、実際にその一歩を踏み出すのは、かなり勇気がいる。

それは常識から外れる一歩でもあるかなと思う。

では、その一歩を踏み出す勇気をくれるものは何か。

僕は「逃げ道」だと思う。

逃げ道。
なんだか情けない言葉ではあるんだが、いわゆるセーフティネットだ。

万が一うまくいかなかったとしても何とか食っていける。
そう思えるものがいくつかあるとメンタルはかなり安定する。

以前「出戻り」の話を書いた。

元の会社に戻れる可能性があるのか。
就業規則や制度として、そういう道があるのか。
戻るかどうかは別にしても、そういう制度を知っているというのは結構大事なことだと思う。

そしてもう一つ。これだ。
意外に身近にあるセーフティネットにも気づいておいた方がいい。

それが自分のキャリアだ。
キャリアというと、なんだか大げさに聞こえるね。

すげーーコネがあるとか。
バリバリ働いてきましたとか。
特別な資格があるとか。

そういうものではない。

かくいう僕も、ごくごく一般的なサラリーマンだった。

サラリーマン人生の大半は営業である。
首都圏を社有車で走り回っていた。
走るのが仕事ではないが、仕事をする上で車を運転するということが必須。当たり前の「風景」としてやっていたことだ。

それが、そうだな。
20年くらいか。

でも、FIREを考えるなら、この「当たり前だったこと」を一度思い出してみてもいいと思う。

僕で言えば、長年車で営業をしてきた。繰り返しになるが20年だ。
これはもう・・・圧倒的スキルだろう(笑)

こうして自分の当たり前を振り返れば…そうだな…
タクシードライバーという選択肢もあるかもしれない。
介護タクシーの運転手もあるかもしれない。
Amazonの配達員のような仕事も、十分「アリ」な選択肢だろう…

別に今すぐそれをやろうということではないんだけどね。
でも、いざとなれば自分にもできそうなことがある。
これに気づいておくことは、FIRE前のメンタルをかなり和ませてくれる。


ありがたいことかどうかわからないが、AIはすごい勢いで進化している。

でもその一方で、人が現場に出ないと成り立たない仕事もまだまだある。
むしろ一部では需要が高くなってきて、供給が追いついていない。

需要が多いということは、裏を返せば「人に望まれている」仕事でもある。

これがFIREにマッチする…
FIREするとなぜだか、

「何かしら人の役に立ちたい」と思ってくる。
これは時間に少しゆとりができて人間らしくなってくるからだと思う。
そう思っているFIRE民は多いんじゃないかな。

人に望まれる仕事があって、
自分の当たり前だったキャリアが活かせちゃう。

……結構あるぞ!!
人の役に立てる場所が。

もしかすると今という時代は、FIREに向いているタイミングなのかもしれない。


自分の人生で大事なことが明確に見えてきたけど、
時間の有限性にも気づいてしまった。

しかしだ。
一度きりの人生だと分かっていても、やはり思う。

お金がなあ。はぁ…みたいな。

でも、見方を変えてみると、自分の武器は意外とたくさんある。

大げさなキャリアじゃなくて良くて。
風景でしかなかったルーティンワークや自分では価値だと思っていなかった経験。

そこに、もう一度食っていくための逃げ道があるかもしれない。

しかも、人の役にも立ちながら。

FIREに必要なのは、資産のシミュレーションだけではないと思う。

自分のキャリアの棚卸し。

これも、一歩を踏み出すためのセーフティネットになる。
逃げ道があるから、少しだけ前に進める。
何もギリギリで頑張り続ける必要はなくて。
少しだけ心に余裕を持って生きていく。

それも、なかなか悪くないと思うんだよね。


このようにFIRE前後に「気づいたこと」や「FIREする前にやっておくこと」などを発信しています。
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