30代で英語学習に重課金してみた話
このnoteを見つけていただき、ありがとうございます。
今回は、30代で英語学習にかなりお金と時間を使ってみた話を書いてみます。
いわゆる「重課金」です。
先に正直なことを書くと、
この選択がキャリア的に正解だったかどうかは、今も分かりません。
ただ、「やらない」という選択肢は、当時の私にはありませんでした。
英語学習は、冷静な自己投資ではなかった
よく「英語は自己投資」「将来のためになる」と言われますが、
私の場合、そこまで前向きで合理的な判断ではありませんでした。
英語ができるようになりたい、という気持ちは確かにありましたが、
それ以上に大きかったのは、
ずっと抱えてきた英語コンプレックスから逃げたくなかったこと
すぐに次の仕事に進めない自分を、どこかで肯定したかったこと
だったと思います。
英語学習は、私にとって「挑戦」であると同時に、
現実から少し距離を置くための理由でもありました。
この詳しい話はこちらの記事でまとめています。
実際に課金したもの
振り返ってみると、直近2年だけでもかなり色々やっています。
フィリピンへの語学留学(合計8か月間)
オーストラリアへの語学留学(3か月間)
TOEIC L&Rの受験と対策(2年間で8回受験)
abceedを使った教材課金
Speak、Duolingoなどの英語学習アプリ
TOEIC Speakingの受験
金額を細かく出すつもりはありませんが、
「趣味の範囲」と言えるレベルではなかったと思います。
(さらに直近10年で見れば、参考書や英語アプリ、英会話スクールなど、
相当な金額を投資してきたと思います…笑)
ただ、当時の私は
「ここで中途半端にやめる方が、あとで後悔しそうだ」
という感覚の方が強かったです。
重課金してよかったと思う点
一番大きかったのは、
独学では越えられなかったラインを、物理的に越えられたことです。
英語を使わざるを得ない環境に身を置いたこと
強制的にアウトプット量が増えたこと
「できない状態」に慣れたこと
特に語学留学は、
英語力そのもの以上に、
「英語に対する恐怖」をかなり薄めてくれました。
完璧に話せなくてもいい、
詰まってもいい、
伝わらなくても、やり直せばいい。
その感覚は、お金と時間をかけなければ手に入らなかったと思います。
私の体感ですが、フィリピン留学の1か月目は、正直かなり嫌々取り組んでいました。
できないことばかりが目につき、「しんどいな」と感じることの方が多かったです。
ただ、2か月目に入る頃から、
英語が楽しいというより、「やらないと気持ち悪い」状態に変わっていきました。
長く日本での独学では停滞していた基礎的な部分を、
環境の力で強制的に突破した感覚です。
正直、割に合わなかった部分もある
一方で、すべてが効率的だったとは思っていません。
全部がスコアや成果に直結したわけではない
回り道も多かった
同じ金額でも、もっと効率のいい使い方はあったはず
人に「おすすめできますか?」と聞かれたら、
正直、少し言葉に詰まります。
万人向けの選択ではないですし、
軽い気持ちで真似するものでもないと思います。
それでも、後悔はしていない理由
それでも、今のところ後悔はしていません。
なぜなら、
英語が「得意」になったかどうかよりも、
英語から逃げなくなったこと
英語があることで、選択肢が増えたこと
自分で選んだ、という感覚が残ったこと
この3つが、確実に手元に残ったからです。
英語以上に大きかった「視点の変化」
もう一つ、語学留学をしてよかったと思う点があります。
それは、海外から日本や自分自身を見る時間を持てたことです。
私は、大学を卒業してそのまま就職し、
一つの会社で長く働く、いわゆる「普通」と言われる人生を歩んできました。
それ自体が悪いわけではありません。
ただ、語学留学で日本を離れてみて、
「そのルートしかないと思い込んでいたな」と感じたのも事実でした。
日本の外に出てみると、
働き方も、人生の進め方も、価値観も、本当に人それぞれです。
一度レールから降りてみた経験は、
英語力以上に、私の中に大きな余白を残してくれました。
ただ、正直、
「これ、20代で来ていたらもっと収穫があったかもな」
と思う気持ちもゼロではありません(笑)
それでも、30代でこの経験ができたことを、
今はよかったと思っています。
おわりに
ここまで振り返ってみて、
この数年の英語学習は、
効率の良い自己投資だったとは言えません。
ただ、
「英語を理由に、自分の人生を一度立ち止まって考えた時間」
だったとは思っています。
英語ができるようになったかどうかよりも、
英語に向き合うことで、
自分の選択や価値観を見直すきっかけを持てたこと。
それが、
30代で英語学習に重課金してみて、一番大きかった収穫です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
