見出し画像

研究 x 申請書|海外学振だけじゃない!|生命科学分野のフェローシップ一覧(応募条件・支援額・期間)

海外で研究を続けたいと考えたとき、よく名前が挙がるのは前回の記事で挙げた海外学振(海外特別研究員制度)ですが、それだけではありません。
幅広い生命科学・バイオ研究を支援する財団や国際的なフェローシップも複数存在します。

本記事では、バイオ分野を対象にした主要なフェローシップを少しだけ取り上げ、応募対象・支援額・期間を整理します。
※専門分野(医学系や工学系特化など)はここでは扱わず、生命科学全般をカバーする制度に限定しています。


2. 海外学振

  • 応募対象:博士取得後5年未満、日本国籍または永住許可

  • 支援額:年額 約520〜800万円+往復航空賃・研究費

  • 期間:2年


3. 国内財団系フェローシップ(生命科学分野)

  • 上原記念生命科学財団(海外留学助成各種)

    • 対象:37歳未満、および33歳未満

    • 支援額:最大600万円/年、あるいは留学月数 x 最大50万円

    • 期間:1年、あるいは1年以内

  • 内藤記念科学振興財団

    • 対象:博士取得後8年未満

    • 支援額:700万円

    • 期間:1年

  • 東洋紡バイオテクノロジー研究財団

    • 対象:39歳以下、初めての海外留学

    • 支援額:700万円/年

    • 期間:1年

  • 日本生化学会 早石修記念海外留学助成

    • 対象:生化学会員、博士取得後10年未満

    • 支援額:800万円/件

    • 期間:1年

  • 武田科学振興財団

    • 対象:国内在住で、2年以上の留学を受け入れる海外の学術研究機関が内定している者、38歳以下

    • 支援額:600万円/年+渡航費

    • 期間:最長4年

  • 第一三共生命科学研究振興財団

    • 対象:35歳未満、初めての海外留学

    • 支援額:750万円/年

    • 期間:2年(合計1,500万円)


4. 国際的なフェローシップ

  • HFSP

    • 対象:博士取得から3年以内

    • 支援額:給与+研究費+引越・家族手当(地域ごとに設定)

    • 期間:3年

  • LSRF

    • 対象:博士取得から5年以内

    • 支援額:$85,000/年(給与+研究費)

    • 期間:3年


5. まとめ

各フェローシップには「博士取得からの年数制限」「年齢制限」など、それぞれ異なる応募条件が設けられています。そのため、自分が応募可能かどうかを早めに確認しておくことが非常に重要です。

海外学振は王道の制度ですが、支援期間は基本的に2年間に限られています。研究が本格的に軌道に乗るにはより長い時間が必要になることが多いため、他の国内財団や国際的なフェローシップと組み合わせることで、合計3〜5年の滞在を実現するのが現実的な戦略です。

次回の記事では、こうした制度をどのように組み合わせれば長期的に海外で研究を続けられるのか、具体的な方法を解説していきます。


いかがでしたでしょうか?
参考になったと感じた方は、ぜひスキで教えてください!
「もっと申請書について知りたい!」といった要望があれば、ぜひコメント欄までお願いします!


★申請書の作成について添削サービスを行っております。お気軽にご連絡ください!↓


★申請書に関するまとめ記事はこちらから↓


★アメリカ生活を軸に様々なテーマに関して記事を書いてます。そんなまとめ記事はこちらから↓

これらの記事が参考になったら「スキ&フォロー」をぜひお願いします!


#学振
#研究費
#フェローシップ
#ポスドク
#研究
#キャリア


いいなと思ったら応援しよう!

りょう_海外研究者 よろしければ応援お願いします! いただいたチップはさらなる価値向上のために使用させていただきます!