見出し画像

スイスのジュネーブ国際開発研究大学院(IHEID)サマースクールとは?

日本語で情報がないスイス・ジュネーブ国際開発研究大学院(IHEID)のサマースクール。
この夏、私はプログラムへ参加します。

以前のnoteでもお伝えしましたが、この夏、スイス・ジュネーブにある国際・開発研究大学院(IHEID)のサマースクールに参加します!

プログラム開始に向けて、事務局からはカリキュラムや参加者に関する情報が少しずつ届き始めています。

そこでふと思ったのが、「来年参加したい人は、日本語で何を参考にすればいいのだろう?」ということでした。

実際に調べてみると、IHEIDのサマースクールに関する日本語の記事や体験談はほとんど見当たりません。

「それなら、自分が情報を残そう。」

そんな思いから、このnoteを書くことにしました。

この記事では、2026年参加予定者の視点から、IHEIDサマースクールの概要や参加方法、費用、そして、応募に必要な準備について、現時点で分かっている情報をできるだけ詳しくまとめています。

こんにちは!家事や育児をしながら、イギリス大学院へのオンライン留学に挑戦している駐在夫Takaです。

※2026年8月12日追記
その後、サマースクールに参加して、修了証を取得できました!実際に参加して分かったことは別noteで詳しくまとめています。

👉 ジュネーブ国際・開発研究大学院(IHEID)サマースクール|実際に参加して分かったこと


1. ジュネーブ国際開発研究大学院(IHEID)とは?

ジュネーブ国際開発研究大学院(IHEID:The Graduate Institute of International and Development Studies)は、スイス・ジュネーブにある国際関係学・開発学に特化した大学院です。

1927年の設立以来、およそ100年にわたり、国際関係・開発学分野をリードしてきたヨーロッパ屈指の名門校として知られています。

少人数制を採用しており、世界中から集まる学生が最前線の研究者や実務家から直接学べる環境が整っています。

国際連合(UN)をはじめ、多くの国際機関が集まるジュネーブという立地を生かし、理論だけでなく、国際社会の「現場」とつながった教育を受けられることも大きな魅力です。

世界が直面する課題を、教室の中だけでなく、実際の国際機関や政策の現場に近い環境で学べる大学院は決して多くありません。

QS世界大学ランキング2027の分野別ランキング(政治学・国際関係学)において世界45位にランクインしており、国際関係分野に特化した大学院として世界的にも高い評価を受けています。

日本とのつながりもあり、上智大学とは「3+2プログラム」を実施しています。この制度では、上智大学で3年間、IHEIDで2年間学ぶことで、両大学の学士号・修士号を最短5年間で取得することが可能だそうです。

2. IHEIDのサマースクールとは?

① プログラムの概要

IHEIDのサマースクールは、国際関係・開発・グローバルガバナンス分野に関心のある現役の大学生・大学院生(修士・博士)や若手研究者を対象とした1週間から最大で1か月の短期集中型プログラムで、ジュネーブという国際機関が集積する都市を舞台に、世界各国から集まる参加者とともに学ぶことができます。

② プログラムの内容・特徴

講義に加えて、ワークショップ参加や国際機関へのフィールド訪問、専門家とのディスカッションなどが組み込まれており、理論に加えて、実践的な実務志向の学びが特徴です。

2026年のプログラムは複数のモジュール(1週間単位)で構成されており、参加者は1つまたは複数のモジュールを自由に選択できます。各モジュールは約1週間で完結し、それぞれ異なるテーマが設定されています。

テーマは、外交や新しい国際関係のあり方、グローバルガバナンスと開発課題、経済のグローバル化、デジタル技術と国際関係など、現代の国際課題に直結する最先端かつホットな内容が中心です。

③ 費用・修了制度

参加費は1週間単位で1,250スイスフラン(約21万円前後)で設定されています(為替レートにより変動あり)。複数モジュールを受講する場合は、その分費用が加算されます。

なお、この参加費には宿泊費や生活費は含まれておらず、これらはすべて自己負担となります。ただし、サマースクール期間中はIHEIDの学生寮に滞在して、物価が高いジュネーブでの宿泊費を抑えることも可能です。

各モジュールを修了すると、ヨーロッパの大学で広く使われている単位制度であるECTSで3単位が付与され、修了証明書も発行されます。

これは欧州の大学における学習実績として認められるもので、最大で12単位まで取得することが可能です。

修了証明書を取得するためには、授業の参加が20%、授業後に授業内容を踏まえて作成するレポートの提出が80%の割合で採点されます。

すべて英語ですが、詳細情報は公式サイトで確認できます。


3. IHEIDサマースクールに参加するには?

IHEIDのサマースクールに参加するためには、学歴、資格・職務経歴、推薦者2名や志望理由書の提出が求められます。

学歴ではこれまでの教育歴や関連する学習経験が確認され、資格・職務経歴では取得資格や専門分野に関連する実務経験などが評価対象となります。

また、推薦者2名については、応募者の学業をよく知る大学教員や職務内容を知る上司などからの推薦が必要です。

志望理由書では、なぜこのプログラムに参加したいのか、どのような問題意識を持っているのか、そして参加を通じて何を学びたいのかを具体的かつ論理的に説明することが重要です。

つまり、単なる興味関心にとどまらず、自身のバックグラウンドとプログラム内容を結びつけて記述することが求められます。

これらの提出内容をもとに選考が行われ、参加可否が決定されます。

4.まとめ

IHEIDのサマースクールは、国際関係・開発分野に関心のある人向けの短期集中プログラムで、ジュネーブという国際機関が集まる環境で学べるのが大きな特徴です。

日本語での情報がまだ少ないプログラムですが、だからこそ事前に全体像を知っておくことは重要だと感じています。

2027年以降のサマースクールでは、ぜひあなた自身がその経験をしてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

もし、近い将来に海外大学院に挑戦してみたい。でも、英語試験や出願準備が不安という方は、私がIELTSなしでイギリス大学院に合格した経験をまとめた記事も公開しています。

▶ IELTSなしでイギリス大学院に合格した方法|オンライン留学・実体験完全公開

イギリス大学院オンライン留学を実現するまでの準備や出願の流れ、実際に取り組んだことを詳しく紹介していますので、興味のある方はあわせてご覧ください!

いいなと思ったら応援しよう!

Taka@英国大学院修士課程オンライン留学中×駐在夫 いつもありがとうございます! 皆さまからの温かいチップはオンラインビジネススクールでの学びに活かし、そこで得た知識や経験をnote記事を通じてお届けしていきます。 これからも価値ある情報を還元できるよう努めますので、どうぞよろしくお願いいたします!