弓道審査で合格/弓道3段/弓道4段/弓道5段/弓道が上達する秘訣
弓道は簡単そうに見えて実は、複雑で難しい・・。
それは、動きが少ない分、身体の細かな筋肉の動きに気をつけることが必要であり、心も時間がある分より整理が必要だからです。
弓道の指導体制は、他の武道・スポーツからみるとかなり遅れていると思っています。
これは、他の武道・スポーツで指導者、コーチをやってきた私には、よくわかります。
防災・武道sportsアドバイザーとして、弓道の指導現場でよく言われていることを少し詳しく説明したいと思いますので、参考にしてください。
それは、まわりにも混乱している人が多くいるからです・・。
1 力を抜け(もっとリラックスして・・)
これはよく言われる言葉です。
では、朝おきて寝ぼけ眼でリラックスしている状態で弓を引いたら良い射になるのでしょうか?
「力を抜け」にはいくつかの理由と意味があります。
1)無駄な力を抜きなさい。
2)必要なところ(筋肉)に最低限の力だけ入れなさい。
3)必要な所に力を入れなさい。そうすれば、不要なところの力が抜ける。
1)は、手先、腕、肩に力が入りやすく、ここに無駄な力が入ると必要な所の力が抜け、的中精度が狂ってしまいます。
2)弓道でもっとも大切なことの一つは、再現性です。
その再現性を維持するためにも筋肉等を疲労させたくない。
だから、弓道に限らず武道では、必要最低限の力を必要な所に入れる。それが、武の美しさにもつながり強さにもつながる。
3)上虚下実は、武道の要点です。
上半身に力が入り過ぎると力強い良い射になりません。
丹田を中心にした下半身の充実が力強い良い射につながります。
(弓道教本 射法八節図解でもそうなっていますよね。)
※ 丹田というとわかりずらく感じる人は、下腹と考えてもいいと思いま
す。丹田の場所については、臍下三寸と言われていますが、表面的に存
在しているのか、身体の中の方に存在しているのかは、所説わかれま
す。
私は、正中心と言われる考え方に近く、臍と肛門と金的の三角形をギ
ュッとしめた時の中心を武道でいう丹田(下丹田)と考えています。
この丹田の説明を女性に直接したことはありません・・。
なんか、はずかしくて・・。初、お披露目です。
2 当てようとするな
これもよく言われる言葉です。
では、「スナイパーは、当てようとしないで当てているのでしょうか?」
ゴルゴ13に聞いてみたいです・・。たぶん、こう言うでしょうね。
当てようとしないで、中ることはない・・と
当てようとするなには、いくつかの理由と意味があります。
1)当てようとすると無駄な力が入ってしまうことがあるので、意識しすぎないようにしなさい。
2)当てようとすると早気になってしまう人は、あまり当てようと意識せず射形を正しく、正射必中を目指しなさい。
3)当てようとし過ぎると射形を崩してしまうことがあるので、まず、正しい射形を覚えなさい。
では、当てようとするのは、間違いか?
当てることに集中し、それ以外何も考えず、身体にも無駄な力が入らなければ、それは、ゾーンに入っている感覚と同じになり的心を貫くことは、皆さんも経験があるのではないでしょうか。
3 弓を引くのに力はいらない
これも弓道指導者からよく聞かれる言葉です。
だったら20㎏、30㎏の弓を引いてみてくださいと言いたくなりま
す。
弓を引くには、力が必要です。問題は、どのような力をどのように使
うかということです。
弓を引くのに力はいらないの理由と意味はいくつかあります。
1)腕の力だけつかうのではなく、身体を弓の中に入るように身体全体の力を使い引きなさいということです。
2)武道では屈筋と伸筋という言葉がよく使われますが、伸筋を使いなさいということです。
屈筋は、力む(りきむ)筋力、伸筋は力まないが大きな力が出る筋力。
人間の引く力と押す力は、どちらが強いか・・。
押す力と言われています。
故に弓の中に入るようにして伸筋を使いなさい。そうすれば、力はあまり使っていないように感じても大きな力が出ている。
引分けのことを押し分けるようにと説明する指導者もいますが、そのこ
とです。
ただし、押すためには、弓道の場合、肩から先(肩甲骨周りの筋肉も含めて)の回内という動きが必要になります。
回内の動きがないと屈筋である身体の前側の筋肉が多く使われます。
回内により身体の後ろ側の筋肉を使うことが伸筋をつかうことにつなが
ってきます。(簡単に言うと・・ということで理解してください。)
弓道の名誉のため個人的な見解を述べると弓道の指導体制が遅れた理由は、実は、そもそも論にもあると思っています。
弓道は、儒教の影響を強く受けています。
弓を通じて徳をつむ・・ということが大切であり、徳をつんだ称号者は、指導者として必要な要素は積んできている・・という考えがあったからだと思っています。
故に指導者講習、審査員講習などに力をいれてこなかったのだと思っています。(サッカーのコーチライセンス、スキーの指導員制度、少林寺拳法の武専との比較で論じた個人的な意見です。)
私は弓道で6段、7段を取得した者ではありませんが、他の武道・スポーツの経験から少し違った視点で弓道を見ることができるので、弓道を上達したいと思っている方が読むと普段とは、違った刺激を受けると思います。
過去に有料原稿で出したものを安く出品していますので、参考にしていただけると嬉しいです。
私の弓道の先生は、範士です。
だからと言って、簡単に5段、6段が取れるものではありません。
自分に理解できる言葉を探してください。
それがまた、弓道の楽しさでもあります。

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