「カンパするよ」は冗談じゃなかった話
セミナーへ申し込む前。
実は、
Zoomに参加していました。
そこで私は、
思わず本音をこぼしました。
「今、仕事をしてなくて……
生活費がちらつくんです。」
今日はそんな、“冗談だと思っていた言葉が、本当になった”お話です。
その言葉を聞いた主催者さんが
「じゃあそれ質問してみたら?
カンパするよ(笑)」
みんな笑って、
私も笑いました。
もちろん、
冗談だと思っていました。
そして迎えたセミナー当日。
席について、
会場を見渡していると、
コミュニティでお世話になっている方が、
そっと小さなポチ袋を差し出しました。
表には、
「ほんのきもち」
と書いてあります。
え?
ええ?
えええ?
これ、
私に?
受け取っていいの?
中身は手紙?
それとも……
頭の中が大混乱です。
「応援だから。」
そう言われても、
「いえいえ。」
「そんな。。」
「でも。。。」
結局、
「ありがとうございます。」
受け取らせていただきました。
遠慮とともに。。
ヨガ哲学の八支則の中でも、ニヤマに
【イーシュワラ・プラニダーナ(ゆだねる)】
という教えがあります。
これは、
すべてを自分でコントロールしようとせず、
流れや与えられたものを受け入れること。
つまり私は、
ゆだねることは出来ても、
受け取ることは、まだ少し苦手だったのです。
遠慮という名の高速反射。
「いえいえ。」
「そんなそんな。」
「いやいやいやいや。」
でも、
セミナーの中で、
何度も出てきた言葉がありました。
「受け取り力」
……
あ。
さっき、
めちゃくちゃ断ってた。
そこでようやく、
「ありがとうございます。」
と言って受け取った意味が、
分かった気がしました。
セミナーが終わり、
今度はお茶へ。
笑って、
しゃべって、
気づけばまた、
「応援だから。」
そんな言葉と一緒に、
温かい気持ちを受け取りました。
本当にありがたい。
そして今も、
あの日いただいたポチ袋とその中身は、
そのまま神棚にお供えしてあります。
使えないんです。
いや、
使いたくないんです。
私にとって、
あれはお金ではなく、
「応援」
そのものだからです。
それにしても、
受け取るのが下手すぎる。。
でもあの日、
私が持ち帰ったのは
ポチ袋だけではありませんでした。(笑・つづく)
【このシリーズ】
第1話
「33,000円は払えたのに、210円で落ち込んだ話」
第2話
「似合う服を探したら、自分を見失った話」
第3話
「3年間眠っていたブローチが全部持っていった話」
第4話
「「カンパするよ」は冗談じゃなかった話」
(この記事)
第5話
「仕事って、お金をもらうことじゃなかった話」
(近日公開)
