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ゲームは「敵」じゃない。でも、うちはこう考えた──ディスレクシアの息子と話し合った“ゲームとの付き合い方”

■ ゲームは、子どもにとって「楽しいもの」

ゲームは楽しい。それはもう、当たり前のことです。

ディスレクシアのある息子にとっても、ゲームはずっと気になる存在でした。
でも、わが家ではゲームとの付き合い方を、ずっと「家族で話し合うべきテーマ」として大事にしてきました。


■ 最初のゲームは「ポケモンGO」

ゲームとの出会いは、保育園の卒園前。

当時、保育園内で流行っていた「ポケモンGO」を、仲良しのお友達や保育園の先生と一緒に楽しむ目的で、自宅のタブレットにインストールしたのが始まりでした。

仲良しだったお友達のほとんどは、小学校がバラバラ。
だからこそ、「ゲームを通してつながっていたい」という息子の思いがありました。


■ ゲームのない家庭で育つ

わが家は、ゲームセンターにも行かず、自宅にゲーム機もありません。
親の私自身が、ゲームにあまり興味がなく、「家に必要だと感じたことがなかった」のが正直なところです。


■ 小学1年から、少しずつ「スイッチ」への興味が

小学1年の頃、友達から任天堂スイッチの話を聞くことが増えてきました。
そして小学2年生になった頃、家でも「スイッチが欲しい」と口にするようになりました。


■ 親から伝えたこと──ゲームは楽しい。でも、それだけじゃない

「やりたい」という気持ちを無視することはしません。
でも、ゲームを始めるには“自分の人生”との付き合い方を考えてほしかった。

私は、息子にこう伝えました。


● 夢中になればなるほど、やめるのがつらくなる

ゲームは、脳内の「セロトニン」や「ドーパミン」などの報酬系を強く刺激します。
それは、大人でもコントロールが難しいほど。

楽しいことを中断して、宿題やお風呂、寝る時間に切り替えるのって、実はすごく大変なことなんだよ。


● ゲームだけの人生になってしまったら、もったいない

「お母さんが心配しているのは、ゲームをやることじゃなくて、ゲームしかやらなくなることなんだよ」

今のあなたは、ロボット作りも、空想ごっこも、工作も、ひとり遊びもぜんぶ大好き。
そうやって“何にも縛られずに楽しめる時間”は、本当に大切なものだと思ってる。

もしそれが全部「ゲーム」に置き換わってしまったら…母としては少しさみしい。


● そしてもうひとつ、大切な人のことも考えてほしい

あなたには、4歳の妹がいる。

家にゲームがあれば、当然妹もやりたくなる。
でも、今の妹にとって、本当にゲームは必要だろうか?
これはあなただけの問題じゃないということも、考えてみてほしい。


■ 数日後、息子の出した答え

その数日後。

息子は、自分で考えたようで、私にこう言いました。

「お母さん、ゲームは、小学5年生になったら買いたい。
その時には妹も小学2年生になるし、公文も高校教材を目指したい。
それができたら、スイッチを買ってもいいと思ってる」


■ 正直、親としては…

本音を言えば、ゲームを持たせたくない気持ちは、今でもどこかにあります。
でも、こうやって「自分の考え」として決めたことなら、あとは少しずつ一緒に考えていこう。

何度でもディスカッションして、考えを深めて。
「自分の人生を自分で選ぶ力」を育てていけたら、それがいちばんの願いです。


■ 小学3年生の今は──“新しいゲーム”との向き合い方

現在、小学3年生になった息子は、自宅のタブレットで「ポケモンGO」に加えて、「ポケポケ(ポケモンスリープ)」も始めました。

ただ、それは“スイッチを買うこと”とは別軸の遊びとして、自分で考えて決めたようです。

「スイッチは小学5年生になってから」と自分で決めた目標は、今も大切にしていて、
公文の学習や自由時間の使い方は変わらず、自分なりのペースで大事にしています。

スマホを使ったゲームアプリとの付き合いも、「やるべきことをやったあとに、30分だけ」など、家庭内のルールを一緒に考えながら調整しています。


■ ゲームとの付き合い方に「正解」はない。でも──

ゲームは、悪いものじゃない。
でも、どこかで「うちの子にはどうなんだろう」と悩んでしまうのが親心です。

わが家では、「やらせる・やらせない」を決める前に、
“その子自身が今、大切にしているもの”に目を向けることを大事にしたいと思っています。


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自己紹介/わが家のこれまで
小1で発達性ディスレクシアと診断された息子(現在小3)との家庭学習記録。理解ある環境を求めて転居し、公文や音読、支援の工夫を重ねてきました。


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