フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか
映画「かもめ食堂」を見ると、どうしても食べたくなってシナモンロールを焼く。
焼いている最中の甘い香りがたまらない。
幸福度世界一位の国、フィンランド。
いつか行ってみたい国の一つである。
幸福度世界一位の国、フィンランド
先日読んだこちらの本。
フィンランド人のパワフルさに、とにかく驚かされっぱなしの一冊。
フィンランド=かもめ食堂のイメージしかないもので、緩やかでのんびりした人々という印象を持っていたのだが、どうやら真逆のようだ。
エネルギッシュなフィンランド人
仕事を16時に切り上げて、そのあとは趣味やスポーツや生涯学習に励む。
子育て中でもそれは変わらず、むしろ自分の人生をより良くするためさらに活動の場を広げていく。
一見忙しそうだが、著者の知人であるフィンランド人たちは「忙しい」というより「人生が充実している」ように見える。
彼らは、「したいこと」「叶えたい夢」のために時間を使っているのだ。
企業の仕組みが日本とは違うからできることかもしれないが、彼らは常に10年後、20年後を見据えて人生を組み立て続けているように感じた。
仕事は大切だけれど、家族との時間も趣味も大切。
だから、全部叶える。
そのためには仕事を16時に切り上げなければならない。
みんながその気持ちだから、企業の体制もそれに沿ったものになる。
無駄なことはしないし、時代に沿ってアップグレードしていく。
もちろん16時に仕事を終えるためには、一人一人の努力が不可欠だ。
決められた仕事はしっかりこなす。
しっかり頑張れるのは、終業後に自分の趣味の時間、家族との団欒の時間があるからだ。
休日は生涯学習で自分のスキルを磨き直し、自然に触れてデジタルデトックスの時間を作り、スポーツで汗を流し、趣味も家族の時間も全力で楽しむ。
日中アクティブに動く分、睡眠時間はしっかりとる。
充実した休日明け。
頭を切り替えて仕事をバリバリこなし、16時に仕事を切り上げて「自分のために時間を使う」。
こんなにパワフルなのはなぜ!?
それは、正しい休養が取れているからなのだ。
人生を充実させるのに必要なのは、正しい休養
この本を読んで真っ先に思い浮かんだのが、休養学という本。
フィンランド人はなぜこんなに活動的なのか。
それは、正しい休養が取れているからなのだ。
休む、というのは家でゴロゴロ寝転んでいる状態のことを指すのではない。
自分のパフォーマンスを最大限に発揮できる状態にすること、それが正しい休養である。
フィンランド人の生活は一見するととにかくエネルギッシュに動き回っているように見える。疲れそうだ。
しかし、ただ忙しく動き回っているのではない。
日常の中に、楽しみがある。活力になるものがある。
常に「仕事もプライベートも自分のパフォーマンスを最大限に発揮できる状態にしている」のだ。
フィンランド人は「正しい休養」を、ごく自然に実行して時間を有効に使っている民族なのである。
全てを真似することはできなくても
正しい休養リテラシーを知り実行することで、人生の幸福度はどこまでも上がり続けるのだということを、フィンランド人は体現している。
日本の働き方、仕組みは一体いつ出来上がったものなのだろう。
全てフィンランド式にする必要はないと思うが、見習うべき点はあるのではないだろうか。
シナモンロール片手にこちらの本、いかがでしょうか。
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