【セキュマネ】平成29年度秋期科目Aの解説(情報セキュリティマネジメント試験, SG, 午前)
このNoteでは「情報セキュリティマネジメント試験(SG)」平成29年度秋期科目Aを解説します。徹底的に解説してます。
なかなか合格できない時、学習の姿勢を間違えてる可能性が高いです。
SGは、半年に1回の紙試験から、いつでも受験できるCBT試験になって、問題数が膨大になっています。用語を覚えるのは効果的ですが、過去問や事例は大量に作られているので、イントロクイズでは絶対に合格できません。
対して現在の問題公開は、1年に1回の20問未満だけ。旧SGの50問を大事に使って対策するしかありません。
このNoteでは、従来の「正解を理解する」「他選択肢も理解する」に加えて、問題の優先順・関連知識・解答を選ぶコツなどまで深く/広く解説しています。
圧倒的な情報量のNoteを作りました。1周目は正解だけ、2周目3周目で復習を深く広くしていってください。
私がIT専門学校で教えてきたノウハウを詰め込みました。長年の授業実績がある解説です。資格になかなか合格しない学生さんを沢山見てきました。このNoteは面倒ですが、何周もすることで「本質的な理解」「考える力」そして「学習してスキルアップする経験」を得られます。
今後のIT資格・他の資格・仕事のキャリアアップなど広く適用できるスキル/経験が積めるので、面倒でも「学習する姿勢」に真摯に向き合ってみてください。
このNoteが少しでもキッカケになったら嬉しいです。
SGはITパスポート(Iパス)と基本情報技術者(FE)の中間レベルです。
Iパス合格してSGを目指す方も多いかもですが、私のIT専門学校ではFEが主目的です。FE科目Aに合格できないならIパスから。Iパス合格してFE科目AorBに合格しなかったらSGへ。というキャリアプランです。
SGの問題を私なりに分類すると以下。
合格ラインは50問×60%=30問。「★必ず正解する」問題だけで21問。。他回(新しい問題)と同じ問題が13問。21+13=34問>30問。同じ問題にも★を付けたい基礎/重要問題もあるので、半分を正解・4択勘も加えて21+13×50%+26×25%=21+6.5+6.5=34>30問。やはり合格します。
★:21問:必ず正解する
☆:05問:正解できるようになる
同:13問:新しい問題に流用された
推:10問:覚えず消去法/推測で対応
捨:01問:対応しない/捨てる
☆は次回から正解しますし、推は絞り込みで二択まで絞るので正解確率50%。
今回でSG解説は5回目。流用が13問になりました。復習がどんどん効果を発揮する時期です。嬉しくもあり、引き締める時期です。油断や慢心なく合格していってくださいね。
>【SG】令和元年度秋期の解説Note
>【SG】平成31年度春期の解説Note
>【SG】平成30年度秋期の解説Note
>【SG】平成30年度春期の解説Note
このNoteでは、Iパス/FEとのシナジーを大事に、知識の重要度まで言及してます。学習を無駄にしないし/させません。
それでは始めましょう!
私のNoteは500記事以上あります(2025/11/30)。
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※このNoteは、いずれマガジンにすると考えています。その際に単品価格よりお得になることはご了承下さい。とはいえ、作成が大変で数溜めてマガジン化するまで時間がかかりそうです。当面は、メンシブの無料期間を使った閲覧がお薦めです。早期購入の方に損をさせたくありません。いつもご理解/応援ありがとうざいます。
問01推 | ケチ付けて消去法

正答はウ。覚えず常識で解けば良いかな。
ア:「経営者レベルの権限を持たない者を~任命」って。じゃぁ平社員を責任者に任命するかって話。
イ:「攻撃についての情報を外部に一切提供しない」って。お互いに困りますよね。被害や手口の情報は共有しないと。
ウ:正しい。とくにケチを付けれません。他選択肢を見て判断します。
エ:「ビジネスパートナーに~自社が監査を実施~状況を自社が把握することを禁止」って、心配ですよね。パートナーが個人情報漏えいとかしちゃったら大変。
問02捨 | ISO27001と27002

正答はイ。アとイで迷えばOKとします。一度出てますが、重要な学習内容が他に多いです。>【SG】平成31年春問38のNote
必ず知っておくべきでは、
JIS27000シリーズは、組織のセキュリティの国際規格(ISO)の日本版。
JIS27001は、守るべき「要求事項」。
これより、アかイに絞れます。ここまででOK。今回の「付属書A」より大事なことがあるので(末尾で解説)。
さて「付属書A」は、補足資料で具体的な管理目的/管理策のリストが載っています。リストなので全て実施する必要はないです。例えば監査の指摘事項を洗い出す時の照合に使われます。>【SG】平成31年春問38のNote
よってイが正答。
重要なのは「ISO27000シリーズ」の基礎。
「ISO27000」は、組織におけるセキュリティの国際規格。
「ISO27001」は、守るべき「要求事項」。
「ISO27002」は、やってるのが望ましい「実践規範」。いわばお手本やテンプレ。
「JIS27000」は、ISO27000を基に日本版にアレンジした規格。「JIS」は定規にマークありますよね。
「ISO27017」「JIS27017」は、クラウドの普及に対応して制定(2015年)。
>【SG】令和元年秋問09のNote
>【SG】平成30年秋問03のNote
問03同 | CSIRTが大事

正答はア。全く同じ出題あり。>【SG】平成31年春問02のNote
「CSIRT」の6分類は、過去問道場さんへ。
私は覚えないかなぁ。"「CSIRT」は、セキュリティインシデントへの対応チーム"だけでやり過ごします。>【SG】令和元年秋問2のNote
「コーディネーションセンター」の"コーディネート"って服の組合せで耳にするように、"調和""調整"などの意味。となると、アかなぁと。
消去法でも薄っすら正解できそう。イ「分析」「解析」や、ウ「パッチ作成」は開発っぽいし。エ「有償で請け負う」ってサービスっぽいし。
問04同 | CRYPTREC=電子政府, 暗号

正答はウ。全く同じ出題あり。>【SG】平成31年春問03のNote「CRYPTREC」と「電子政府」のキーワード連結の一発正解引きでOK。
「CRYPTREC」は、電子政府推奨暗号の安全性を評価/監視して、適切な実装/運用法調査/検討するプロジェクト。"この暗号はもう危ない"とか"この暗号がお薦め"などを提示しています。政府公式Web
出題実績もあります。>【SG】令和元年秋科目A問2のNote
そのうち書けた方が良いです。"選択肢で正解できるけど、いざ書けと言われたら…"は勿体ない。>【SC】令和3年度秋期午後2問2設問1(2)eの解説Note
ア:忘れましょう。「為替」「貿易」なんてIT資格に無関係。
イ:JISEC:IT関連製品のセキュリティ機能の適切性/確実性を評価する。IPA公式Web。
出題実績はありますが、正答にはなってないので、まだ覚えないかなぁ。暗記大変ですよね。>【SG】令和元年秋科目A問2のNoteウ:正しい。「電子政府」に即反応でOK。
エ:SOC。それより「CSIRT」:セキュリティインシデントへの対応チーム、の方が重要。>【SG】令和元年秋科目A問2のNote
問05推 | リスクアセスメント3工程

正答はエ(b, c, d)。aは必ず消せるので、ウとエで迷えばOK。dは外せないので、エを選ぶでしょうね。
「リスク特定」は、「リスクアセスメント」3工程の一工程。
リスク特定:リスクを発見して特定する
リスク分析:起こる確率や損害規模などを見積もる
リスク評価:分析結果から、事前に決めたリスク基準と比較して、優先順位をつける
a:「リスク対応」は、リスク特定(リスクアセスメント)の後。費用を確保することを「リスクファイナンシング」とも云います。>【SG】平成31年春問05のNote
b:リスクによる発生事象は、該当。
c:bと同じ。
d:リスク(可能性)も該当。
以上より、a以外が該当。正答はエ(b, c, d)。
「リスクアセスメント」の後は、「リスク対応」を行いますが、次の問06で特集します。
問06同 | 選択肢順が変わっただけ

正答はエ。ほぼ同じ出題あり。選択肢の順番が変わって、単語レベルで若干変わった程度。>【SG】平成31年春問05のNote
「リスクファイナンス」は、リスクが顕在化した時に備えた資金を準備しておくこと。
「ファイナンス」は”財政”という意味。日常でもフィナンシャルなど似た言葉を耳にするはずです。Iパスで学んだ「CFO」のF(Financial)も同じ。
ア~エの全てに「資金」があるので、1つずつ見ないとですね。
ア:「抑える対策」なので、コトが起こる前。
イ:「新たな~システムの構築」なので、コトが起こる前。
ウ:「被害を小さくする設備」なので、コトが起こる前。
エ:正しい。「保険」は、コトが起こった時にお金が出るの
大事なのは、リクス対応の4種類。4択問題と相性抜群。>【Iパス】リスク対応のNote
低減(軽減)は、リスクが顕在化する確率・損害規模を小さくする対策です。
回避は、リスクを完全に回避します。個人情報漏えいを完全回避するには、個人情報を「取り扱わない」のが一番です。
共有(移転, 転嫁)は、保険加入などをして社外組織とリスクを共有・移転します。
保有(受容)では特に対策しません。発生確率や規模が小さい場合、判断します。
またリスク対応と「リスクアセスメント」3種類(特定→分析→評価)で4択にすることも。>【Iパス】リスクアセスメントのNote
問07★ | 全選択肢に用語/意味がないことも

正答はウ。
「リスクアセスメント」の3工程。
リスク特定:リスクを発見して特定する
リスク分析:起こる確率や損害規模などを見積もる
リスク評価:分析結果から、事前に決めたリスク基準と比較して、優先順位をつける
問題文「リスク分析結果と比較」なので、分析より後の「リスク評価」。キーワードの「リスク基準」があるウが正当。
他選択肢はよく分からないですねぇ。リスク対応での対策選択や計画にかかっている気もしますが。微妙なのまで対応しなくて良いです。
例えば「適用宣言書」「リスク計画」がリスク対応の一部として出たことがあります。でもリスク対応は4種類が最優先(低減, 回避, 転嫁, 受容)。>【SG】平成30秋問06のNote
ひとまず正解すれば良し、不正解選択肢に明確な用語があるなら理解を深める、で充分。これだけでも相当な学習時間が必要ですものね。
問08同 | 絞って相対比較

正答はエ。全く同じ出題あり。初見ならイかエで迷えば良いかな。>【SG】平成31年春問07のNote
「リスクを運用管理する」「権限をもつ人」で考えると、エ「リスク所有者」かイ「トップマネジメント(経営層)」かなと。少なくともア「監査人」は第三者だし、ウ「利害関係者」には当事者も含まれるけど大抵は外部の人(関係者, 顧客)。
イのトップマネジメント(経営層)よりは、エのリスク保有者の方が運営管理の当事者っぽいと判断、ぐらいで。
なお、アカウンタビリティとは"説明責任"とのこと。覚えておくと便利かも。一応、不正解選択肢に出たことあり。Iパス平成23年秋問22
>【Iパス】監査のNote
>【Iパス】情報セキュリティポリシーNote
>【Iパス】法律⓱:情報セキュリティポリシーNote
問09推 | 脆弱性×脅威=リスク→インシデント

正答はイ。
事例や論は覚えなくて良いです。無限に作れるので暗記してたらキリがないので。用語と本質を身に付け、論理と常識で推測します。
「脆弱性」は、弱点のこと。
「脅威」は、脆弱性を突く原因(攻撃者, 内部不正者, 災害など)。
「脆弱性」と「脅威」で「リスク」が顕在化し「インシデント」となり、被害がでます。
ア:「管理策の欠如」で「深刻度が低くなる」わけないです。
イ:正しい。弱点があっても付け込んでくる脅威がないなら、対処の優先順は低くはあるでしょう。あんまり例はなさそうですけど。他選択肢も見て消去法でも確認します。
ウ:「環境的脅威」は自然災害など。「脅威」の一つとしてはOKですが、攻撃者や内部不正・システムの不具合/不備などもありますね。
エ:弱点があった方が発生確率は高くなりますよね。「~にかかわらず」は怪しい言葉。例えば「予算に関わらず対策する」は良く出る怪しい言葉、現実的ではないですから。
問10同 | 聞いたことある言葉で

正答はウ。全く同じ出題あり。>【SG】令和01年秋問05のNote
覚えなくて良いです。「再発を防止するため」の改善。PDCA問題で「是正処置」がよく出ていた馴染みある言葉。>【Iパス】PDCAのNote
一応選択肢を少し解説。イ:修正は、修正した行為に焦点があり、ア:継続的改善は、繰り返す行為に。
むしろ大事なのは、エ:「リスクアセスメント」。
リスクを検討する段階。「リスクアセスメント(特定→分析→評価)」を経て、「リスク対応4つ(軽減, 回避, 転嫁, 受容)」を選択します。Iパスでも出まくってましたね。
>リスクアセスメント3種類のNote
>リスク対応4種類のNote
問11★ | 否認防止

正答はア。
「否認防止」は、後で"なかったこと"にするのを防ぐこと。例えば"え?発注してませんよ"みたいな。「タイムスタンプ」が実現代表例。>【Iパス】デジタル署名とタイムスタンプのNote
ア:正しい。「した事実」をなかったことにしないので。
イ:可用性かなぁ、ウと比べれたら(ウがなかったら機密性に分類したかも)。>【Iパス】CIAのNote
ウ:機密性C。>【Iパス】CIAのNote
エ:信頼性かなぁ。
似た問題は出ました(真正性, 信頼性, 責任追跡性, 否認防止)。>【SG】平成30春問08のNote
「~性」は多いので優先を付けます。私は「CIA(機密性C, 完全性I, 可用性A)」(→営業秘密3要件@不正競争防止法, 秘密管理性, 有用性, 非公知性)→RASIS(信頼性R, 可用性A, 保守性S, 保全性/完全性I, 安全性/機密性S)かな。機密性がCとSなのがややこい。
>【Iパス】CIAのNote
>【Iパス】法律➒:不正競争防止法Note
問12同 | っぽいのは/消去法

正答はア。全く同じ出題あり。初見なら、アかイで迷うまででOK。>【SG】平成31年春問04のNote
私は覚えないかなぁ。どうしても細かいことが気になるなら、過去問道場さんへ。
「サポート」なので、迷うならアかイ。
ウ「特権管理プログラム」や、エ「ネットワーク管理者」は如何にも管理で、サポートとは思えないので消去。
問13★ | 初見なら消去法/次は正解一発で

正答はア。イ~エが基礎用語なので消去法でもOK。正解のア(DLP)は、セキュリティの流行語です。次の問14で流行語特集しますね。ここでは基礎的な装置の学びをしておきます。
ア:正しい。「DLP」は、機密情報を自動的に特定し、送信や出力などを検知しブロックする技術。>SIEMやCASBなど流行語の解説Note
イ:「DMZ」は、外部からも内部からもアクセスできる領域。
>【FE】NW❻セキュリティ機器Note
>【NW】DMZを用いたセキュリティNoteウ:IDS:攻撃を検知したら、管理者に通知する
>【FE】NW❻セキュリティ機器Noteエ:IPS:攻撃を検知したら、通信を遮断する
>【FE】NW❻セキュリティ機器Note
Iパスレベルですが「DMZ」は、Webサーバやプロキシサーバを置いて、外部と内部の橋渡しをする領域。学校や会社におけるミーティングルーム/応接室みたいな。

問14★ | セキュリティ流行語

正答はイ。
「SIEM」は、各機器のログを収集・分析し管理者に通知。>【SG, FE, AP, SC】SIEMとCASBのNote
ア:「サンドボックス」は、外部から隔離された"砂場"。マルウェアなどを動作させ観察します。
>【SG】令和01年秋問22のNote
>【SG】平成30年春問23のNoteイ:正しい。「集められたログ」「分析」で判断。
ウ:SGでは覚えなくても良いかなぁ。「SDN」:ネットワーク機器をソフトウェアで制御する規格。「OpenFlow」:SDNの実現手段。制御機能と転送機能を分離し、制御機能をソフトウェアで担う。制御機能とアプリ・機器はAPIでやり取りする。>【NW】SDNのOpenFlowのNote
エ:イマイチ明確でないですが、データの中身まで見て「通信の制御(遮断も含める)」もしてるので、IPSやWAF。「WAF」とは、Webサーバ(アプリ)への攻撃を防ぐ機器。データの中身を見て判断します。>【FE】NW❻セキュリティ機器のNote(WAF)
令和以降のセキュリティの流行語。FE/AP/SC/NWどれでも役立ちます。分からなかったらとりあえず書けば良い、ってぐらい。
ゼロトラスト:従来の境界防御(FW)ではなく、情報への全アクセスを信頼せずに疑う
SIEM:各機器のログを収集・分析し管理者に通知
CASB:各社員のクラウド利用の可視化
EDR:端末を監視し異常や不審な動きがあれば、ネットワーク切断・プロセス終了
DLP:機密情報を自動的に特定し、送信や出力などを検知しブロック
問15同 | 正解一発引き

正答はイ。全く同じ出題あり。>【SG】平成31年春問13のNote
「アンチパスバック」は必須知識として、他もちょいちょい覚えておきたいかな。
ア:TPMORは、在室人数1名を避け、2名以上でに保つ仕組み。相互牽制によって1名での不正を防ぎます。
イ:「アンチパスバック」は、いわゆる"共連れ防止"。入退室の矛盾を見つける仕組みです。入室記録がないのに、退室しようとしたらエラーを出します。入室→入室もオカシイですよね。
ウ:インターロックゲートは、二重扉によって入退室を一人ずつ行う出入口。"共連れ防止"。
エ:パニックオープンは、非常時に扉を開錠/開放する機能。
私の優先順は、アンチパスバック>パニックオープン>TPMOR>インターロックゲート。
問16同 | 単発用語の学びを深める

正答はイ。全く同じ出題あり。>【SG】令和元年春問10のNote
必ず正解してください。
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