不器用な人ほど、筋トレは続く。遠回りには、ちゃんと価値がある。
こんにちは!家トレを7年継続している、とりむねです。
「不器用な方が筋トレは続けられる」
この言葉を信じられるでしょうか。
実は僕、筋トレを始めた頃、腕立て伏せが5回しかできませんでした。しかも、そのフォームは全然ダメで、何度やっても胸に効くやり方が掴めなかった。
YouTubeやSNSで見るような、器用な人は一瞬でフォームを掴みます。「ここに効かせるんだよ」と言われたら、すぐにその感覚が分かる。
でも僕は何度も間違えました。何十回繰り返しても、大胸筋に効かせられなかった。腕立て伏せをしているのに、なぜか三頭筋ばかりがパンパンになる。
「なんで?」と苦しみながらも、ひたすら試行錯誤の日々でした。
不器用だからこそ、フォームを何度も失敗した。でもその失敗が、僕を7年間も筋トレに向き合わせてくれたんです。
今回はそんな話をさせてください。
「一発で効かせるフォーム」は幻想だった
筋トレを始めた頃、僕はYouTubeやSNSで筋トレ動画を見まくりました。
「初心者でもすぐできる!大胸筋に効く腕立て伏せ」
「たった1回で効きがわかる!正しいフォーム解説」
こういう動画を見ると、「なるほど、こうやればいいのか!」と思うんです。でも、実際にやってみると…全然効かない。
おかしい。動画の通りにやってるはずなのに。
何度も動画を見返して、鏡でフォームを確認して、それでもなかなか効かない。
効かせたい一心で、重りを増やしてみたり、回数を増やしてみたり。でもそうすると、ますます正しいフォームから遠ざかっていく。そして筋肉痛が来るのは、狙った部位じゃない場所ばかり。
「俺には筋トレの才能がないのかもしれない」
そう思って半泣きになったこともありました。でも、あの時の遠回りは決して無駄じゃなかったんです。
遠回りが教えてくれたこと
僕の筋トレ人生は、失敗の連続でした。
最初は壁に手をついての壁腕立てからスタート。それすらも、正しいフォームで10回できるようになるまで、1週間以上かかりました。
普通の腕立て伏せができるようになったのは、1ヶ月後。でもそれも、今思えば肩と腕ばかりを使った、なんちゃって腕立て伏せでした。
ダンベルを買ってからも同じです。10kgのダンベルでダンベルプレスをしようとしても、うまく胸に効かせられない。腕と肩で持ち上げてしまう。
「なんでみんなは簡単そうにやってるのに、俺だけできないんだろう」
そう思いながら、でも諦めずに続けました。
なぜなら、諦めたらガリガリのままだったからです。
失敗しても、気づいて、修正して、また失敗して。そのループを何度も繰り返しました。
そしてある日気づきました。
「失敗するたびに、自分の体のことが少しずつ分かってきてる」
どこに力を入れたら肩に効くのか。どう動かしたら胸に効くのか。微妙な角度の違い、手の位置、肘の曲げ方。不器用だからこそ、何度も何度も試して、ようやく分かってきたんです。
器用な人は、一発でフォームを掴む。でもそれって、もしかしたら「なぜそのフォームが正しいのか」を深く理解する前に進んでしまっているのかもしれない。
僕は不器用だったから、遠回りせざるを得なかった。でもその遠回りが、誰よりも深く自分の体を知る近道になっていたんです。
不器用だからこそ生まれた「続ける仕組み」
ここで気づいたことがあります。
それは、器用な人と不器用な人では、筋トレの継続法が異なるということ。
器用な人は、すぐに結果が出ます。フォームもすぐに掴めるし、筋肉もつきやすい。だから、ある程度のレベルまではスムーズに進む。
でも、その先で壁にぶつかることもあります。失敗自体に慣れていない人は、ここで諦めてしまうこともあるでしょう。
一方で僕のような不器用な人間は、最初から壁だらけです。でもその壁に慣れてる。失敗することに慣れてる。だから、長期的に見ると折れにくいんです。
僕がガリガリだったことも、実は大きかったと思います。
劣等感からくる反骨精神があったんです。「このままじゃ嫌だ」「絶対に変わってやる」という気持ち。
この気持ちが、「このままでいい」という甘えを上回り続けました。
結局、筋トレの継続において一番大切なのは、才能でもフォームの上手さでもなく、「変わりたい」という熱量なんです。
そしてその熱量は、不器用で失敗だらけの人間の方が、強く持ち続けられるのかもしれません。
正しくやることより、続けられる自分を作ること
筋トレを7年続けて、僕が大切だと思うようになったこと。
それは、「正しくやること」より「続けられる自分を作ること」が先だということです。
もちろん、正しいフォームは大切です。怪我の予防にもなるし、効率よく筋肉をつけるためにも必要です。
でも、最初から完璧を求めすぎると続きません。
「今日はフォームが崩れたからダメだ」
「全然効かなかったから意味がない」
こう思ってしまうと、筋トレが次第に嫌になってしまいます。
僕が7年以上も続けられたのは、「完璧じゃなくても、今日もやった」という小さな成功体験を積み重ねたからです。
そうやって続けているうちに、少しずつフォームも良くなっていきました。気づいたら、大胸筋にも効かせられるようになっていました。
不器用さは、武器になります。
なぜなら、不器用だからこそ「続けること」の価値を知っているからです。
継続力の価値
「続ける力」が身につくこと。これこそが、筋トレの最大の価値だと僕は思います。
僕は筋トレを通して、「続けることの大切さ」を学びました。すぐに結果が出なくても、コツコツと積み重ねれば必ず変わる。そのことを体で理解できたんです。
この経験は人生のあらゆる場面で役立ちます。
仕事でも、趣味でも、人間関係でも。すぐに結果が出なくても、焦らず続けられるようになりました。
筋トレで培った「継続する力」は、一生モノの財産です。
そして、その力は器用な人よりも、不器用な人の方が強く持っているんじゃないかと思います。
不器用な人は「続けるしかない」ことを知っているから。一発で成功しないことを受け入れて、それでも前に進む力を持っているからです。
これまでうまくいかなかったことも、途中でやめた行動にも、必ず価値があります。
「続かなかった」ことを責める必要はありません。大切なのは、「また始めること」です。
フォームの失敗は成長の準備です。うまくいかない現在は未来の強さを作っている時間です。
僕は不器用なりに筋トレを続けてきました。今でも完璧じゃありません。でも、確実に成長し続けています。
不器用だからこそ強くなれる。遠回りだからこそ深く理解できる。あなたの失敗は、あなたの財産になります。
一緒に続けていきましょう。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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