教科書を丸暗記したら、語学のコツがわかった話
こんにちは、shizです。
今回は「これから語学を学びたい」「勉強してるけど伸び悩んでいる」「どう勉強すればいいかわからない」という方に向けて、私が実際に効果を感じたおすすめの勉強法を紹介します。
結論から言うと・・・
語学は、例文を声に出して丸暗記から始めるのがいちばん手っ取り早いです。
英語成績が落ちた時、私が出会った方法
中学生の頃、私は英語の成績がガクンと下がりました。
新任の若い先生で授業がうまくいってなかった…というのは半分言い訳で、自分がサボっていた部分もありました😅
そんなとき、当時めっちゃ売れていた野口悠紀雄さんの著書『超勉強法』と出会い。
この本が気になった私はお風呂で(またお風呂・・)何十回も読みました。
すべての内容を覚えているわけではありませんが、
その中にあった「英語は音読で丸暗記する」という勉強法にピンときて、試してみることに。
結果的に、これが私にとっての語学学習の基盤になりました。
ちなみにこの本は、「勉強のしかたを学ぶこと」にハマる最初のきっかけにもなりました。
私がやった「例文丸暗記」の具体的なステップ
教科書の本文を、ネイティブの音声で何度も聞く
その音をそのまま真似するように、声に出す(意味は深く考えない)
一文ずつではなく、文全体をリズムごと覚えるくらいまで繰り返す
暗記の合間に、日本語訳をざっくりと把握。文法の解説があればさっと目を通す。初心者レベルの教材であればこの程度で大丈夫。
単語のスペルは、紙に何度も書いて手に覚えさせる(テスト対策)
この方法を取り入れてから、学校の英語テストは常に90〜100点になりました。
先生は教科書範囲外の内容をテストに出せないので、これだけで十分。
特に大切なのは、「文字を目で読んで音読する」のではなく、ネイティブの音を耳から聞いてマネること。
英文の音、リズム、イントネーションを耳、口を通して脳に染み込ませるイメージです。
これは赤ちゃんの言語習得プロセスと同じで、
赤ちゃんは文法や意味を知らなくても、周囲の大人の声を何度も聞いて、音をマネして、だんだん言葉を身につけていきます。
「全部丸暗記なんて無理!」と思った人へ
確かに「全文覚える」と聞くとハードルが高そうですが、中学英語の教科書1レッスン分の分量はそこまで多くありません。
「丸暗記」と言っても、一字一句を全部ソラで言えるレベルでなくてよいです。
一部忘れたら本文をチラッとみたら続きを思い出せる程度、でよいです。
どうしてもキツい場合は、全体をいくつかの塊に分けて取り組むのがおすすめです。
以下は、中学1年生教科書レベルの会話例です(AIで作成したサンプル)。できそうな感じがしませんか?
【Scene: At School – First Meeting】
Saki: Hello. I’m Saki. What’s your name?
Emma: Hi. I’m Emma. Nice to meet you.
Saki: Nice to meet you, too. Are you a student?
Emma: Yes, I am. I’m a first-year student.
Saki: Me, too! Where are you from?
Emma: I’m from Canada. How about you?
Saki: I’m from Japan.
Emma: Do you like music?
Saki: Yes, I do. I like J-pop.
Emma: Great! I like music, too.
Saki: Let’s talk again later.
Emma: Sure. See you!
今は便利な時代で、教科書に付属のQRコードや公式サイトからネイティブ音声が簡単に手に入るようです。
私の頃はそういうものがなかったので、本屋さんで教科書準拠CD音源を注文し、自腹で買っていました…。
脳が「英語モード」になった
この丸暗記法を集中してやっていたときに、面白いことが起こったのをいまだに覚えています。
だれかが遠くで喋ってる不明瞭な言葉が聞こえたとき「え?英語しゃべってる?」と思ったんですね。実際英語が聞こえたと思ったんです。田舎の中学校で、もちろん実際そんなことはなく、その人は日本語を喋っていました。
面白かったのは、ネイティブを聴きまくって、自分でマネして発声をくりかえしていたことにより、「脳が英語受け入れモードになってる」と実感したことです。
他言語でも通用する学び方
のちに中国語やフランス語を学んだときも、まずやったのは「超簡単な会話文を音から覚える」こと。
結果的に、丸暗記したフレーズだけは今でもハッキリ発音できますし、ネイティブから「え、訛りない!」と驚かれることもあります。
私は中国語フランス語に関しては超初級レベルで止まってしまったので(先に進む目的が無くなった)、そのフレーズ以外は全然話せないんですが😅
でもリズムを得るのにはめちゃめちゃ役立ちました。
いずれにせよ、それくらい「音から丸ごと覚える」方法は有効だと実感しています。
大人にもおすすめの教材
教科書以外で、初心者向けに特におすすめしたいのは:
[NHKラジオ講座・テレビ講座]
テキストが安い(現行番組紙テキスト660円)・一冊の分量がちょうどいい・薄くて軽く持ち運びやすい・安定のNHKクオリティ。最高!
私はこの二つの番組のテキストを買ってラジオを聞いていました:
遠山顕先生の「英会話入門」(ラジオ)
残念ながら放送終了。楽しい雰囲気が大好きでした。音声付き季刊号が2024年に発行されています。季刊号だと音声がラジオでなくダウンロード式なのでむしろラジオより便利かもしれません!
杉田敏先生の「入門ビジネス英語」(ラジオ)
ちょっとレベル高め。柔らかい物腰の杉田先生の語り口が好きでした!当時学生だった私は「ビジネス英語」を聴いてもピンと来なかったので(←当たり前)「英会話入門」をメインで聞いていたのですが、英語学習の動機が仕事用であればおすすめします。
こちらも放送終了していますが、杉田先生の「現代ビジネス英語」音声付き季刊号を発見しました。
私は聴いていませんが、現在放映されている、上記と同じレベルのNHKラジオ番組はこちらになります:
・大西泰斗先生の「ラジオ英会話」
・柴田真一先生の「ラジオビジネス英語」
応用編:映画で丸暗記
英語力が上がってきた高校生のころ、大好きな映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で同じことをやってみました。
VHSを流して、音声をMD(懐かしい…)に録音して、何十回も聴いてマネる。映画はめちゃめちゃ長いので、全体を覚えるのは無理でも、印象的なセリフはいまだに口から出てきます。のちに音声をデジタル化して、いまだにiPhoneにその音源が入っています。マーティとドクの掛け合いがとってもテンポ良いので飽きずに聴き続けられました。

特に英語の「流れ」や「抑揚」「感覚」を鍛えるには最高のトレーニングでした。
丸暗記は初心者だけでなく、上級者にも効く手法です。
「スクリーンプレイ」シリーズという本があり、映画のすべてのセリフの日本語訳、解説が盛りだくさんで、この本と共に学習しました。気になるかたはリンク先に本文サンプルがあるので見てみてください。
今はストリーミング時代で字幕を簡単にONにできるのでこういう本はもう人気がないのか、新刊は出ていないようで残念です。
最後に
文法も単語ももちろん大事ですが、語学の本質は「音」から入って、「真似る」ことだと思っています。
最初は意味がわからなくてもいいので、何度も繰り返すことで、気づいたときには口からスッと出てくるようになりますので、やったことのない方はぜひ試してみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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