生肉をさわった手。そのままキャベツの千切り。
「その手で作ったご飯、うちの親に出さないで
ほしい」
…そう思った出来事。
場所は小規模な高齢者施設。
生肉を触ったあと、石鹸も使わず
チョロっと水をなでるだけ。
嘘みたいなホントのハナシです。
え? 今、お肉触りました?
長らく厨房の仕事をしている高齢職員。
厨房仕事だけを転々としていたそう。
調理時の自分ルールが確立していました。
小規模だからか厨房担当は1人。
誰の目もない、完全自己流、衛生観念は崩壊。
生肉を触ったあと、洗い桶の水でチョロッと指先を洗い、
次の食材を触る。
その食材は、サラダに出すキャベツ。
え?え? 石鹸は?
たまたまそこに居合わせてしまった私は、愕然。
高齢職員でも人員不足の職場には立派な戦力です。
責任者に厨房でのことを伝えましたが、それ以降も
この職員は戦力として勤務し続けていました。
辞められると、困るから。
こんな施設、あるんだ…
もしここに、自分の親が入居していたら、、、
ゾッとします。
生肉さわったら、石鹸で手洗い。
多分みんな知ってるし、やってます。
年齢の違い?今までそれで何もなかった?
そんなことで片付けさせない。
でも「自分ルール」を確立させてる人には
伝わらないもどかしさ。
利用者やその家族に見えない調理の一場面。
だからこそ、当たり前のことをしてほしい。
人員不足って、こんなとこにも波及してるんです。
「うちの親には関係ない」って言える?
洗っていない手で、ご飯を作る。
不衛生な手で、明日も誰かのお父さんやお母さんに
ご飯が出されるかもしれない。
これは、忙しいとか体制とかの話じゃない。
衛生の「基本」すら守られてない現場が、ある。
だからこそ、知っておくことが一番の守りになります。
あなたの大切な人がいる場所が、
そんなところではありませんように。
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