60代のリアル|第2幕、第20話【実録・無謀な事務仕事】週明けの悲劇、ホームページ本UP直前の悪夢で全差し替えとパニックの現場
前回までのあらすじ
母の介護と職場での重圧で心が擦り減りそうになっていた休日。
産休に入る同僚への手土産を選ぶため、蜂蜜や洋酒の不使用といった細かな条件をクリアする「安心なお菓子」を模索していました。
猛暑の銀座へと向かい、無事に松屋銀座で『ミルフィユメゾン フランセ』で『ミルフィユ スペシャリテ』購入しました。
あまりの美味しさに、重圧と戦う自分への「ご褒美」として自分用にも1箱買い足し、無事に準備を整えたのでした。
暗転した画面と、崩れ去った計画
7月21日(火)朝、職場にて
7月17日(金)の時点で、ホームページの仮アップは無事に完了していました。 社内でのダブルチェックも終え、週明けである7月21日(火)の朝イチで本アップ作業を行う——それが、完璧に組まれたスケジュールだったはずでした。
連休明けの火曜日、出社してパソコンを立ち上げます。
まずはルーティンである銀行からの入金データ受信をササッと済ませ、いよいよ本アップ作業へと取りかかりました。
この作業にはまとまった時間がかかります。画面に向かってじっくりと操作を続け、もう少しで無事に完了する……という、まさにその時でした。
「日付を間違えたので、修正をお願いします」
背後から掛けられたその一言に、頭の中が真っ白になりました。
一部の修正どころではありません。日付の誤りによって、今回の更新内容がすべて「差し替え」になってしまったのです。
私は慌ててホームページ担当の責任者に連絡を入れ、すべてのデータが差し替えになる旨を伝えました。そして進行中だった更新作業を即座にストップさせ、システムを7月17日の状態まで戻す復旧作業に着手したのです。
続いて課長にも、日付の誤りにより本アップが遅れることを報告しました。
「正しい日付の原稿は、一体いつ上がってくるのだろうか?……」
状況を確認し、新しい原稿が届くのを待つ間も、画面と向き合いながら17日の状態へと巻き戻す作業に追われます。平穏だったはずの週明けのオフィスは、一転して激しい混乱に包まれていきました。
🌿次回予告
突然のトラブルで現場は混乱を極め、時計の針だけが非情に過ぎていきます。 手元に残されたのは、心を込めて選んだあのお菓子の袋。
果たして、この怒涛の一日を無事に乗り切ることはできるのでしょうか? そして、出番を失ったお菓子を無事に同僚へ手渡せるタイミングは訪れるのでしょうか?——。
次回も、ぜひご覧ください!
つづく
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