見出し画像

OpenAI Agent Builderで動画生成を自動化する方法|「Agent Builder」を使って僕のTRPG動画を作ろう|パート1/2|AI動画生成 ~動画生成プロンプト 編~

OpenAIの新機能「Agent Builder」でAIが動画生成の自動化をサポートする方法をご紹介。TRPGのストーリーから台本を作り、動画用プロンプトを出力するまでの流れを実例で解説。


こんにちは、SHOです。
今回は初めての2本立てシリーズのnoteになります。まずは1本目です。

最近OpenAIがAgent Builderという機能をリリースしました。

そこでいつも通り、

TRPGのストーリーとプロンプトから動画を作ってみよう

というしつこい挑戦をしていきたいと思います。

まだリリースしたばかりのツールなので、僕自身よくわかっていないこともありますが、これから使ってみようって思っている人にも少しだけ役に立つと思います。

僕自身の整理もしつつ、僕がやりたいTRPGプロンプトから動画を自動で生成する構想をしていきたいと思います。


OpenAI「Agent Builder」とは?

ChatGPTに質問して答えをもらう——

ここまではもう日常になってきましたね。

でも本当に欲しいのは、AIが自分の代わりに動いてくれることだと思います。

OpenAIのAgent Builderは、それを実現するためのノーコード設計ツールで、画面上で処理の流れ(ワークフロー)を組むだけで、複数の作業を自動化してくれます。

つまり、

  • AIに段取りを与えてAIが判断する
    →いちいち毎回同じようなプロンプトを書かなくてもよくなります。

  • ノーコード/ローコードで、処理の箱(ノード)を並べてつなぐだけ
    →なれると割と簡単です。n8nとかを触ったことある人なら抵抗ないとおもいます。

という、とっても便利なツールです。


気になる対応プラン

Agent Builderの利用プラン一覧(2025年10月時点)

  • 無料:対象外
    残念ながらAgent機能を使うことができないです。体験するにはどうしても有料プランが必要になってしまいます。

  • Plus:月 $20
    利用できます。でも、プレビュー回数などの上限が控えめです(月40回程度)。お試し〜軽作業向け。

  • Pro:月 $200
    Plusより上限が大きく(月400回程度)、重めの運用に向いています。複数エージェント運用にも対応しているそうです。

  • Team / Enterprise:組織向け($30〜$60/ユーザー〜)
    権限・メンバー管理やコネクタ運用などチーム単位での利用を想定。利用上限はPlus相当〜従量課金制。


TRPGプロンプトからAI動画生成プロンプトへ

まず大まかな流れを僕はこんなふうに考えました。

フロー全体

  • 入力素材:
    TRPGプロンプトとストーリー(タイトル、世界観、登場人物、ゲーム要素)

  • 生成:台本

  • ポイント:台本チェック(僕)

  • 出力:動画生成用プロンプト ←まずはここまで。

Approval」ノードがあるからせっかくなので、台本チェックをしようと思います。僕の監督デビューです。


ステップ分解

僕は1人です。だからチームが必要です。なんだか寂しいので、それぞれのノードに役割を持たせました。

  1. 解析係
    僕のTRPGの導入ストーリーとゲーム設定プロンプトを意味的に分解してもらいます。ストーリーとプロンプトを読んでみんなに伝える係の人です。

  2. シール貼り係
    解析した内容をみんなに配れるようにラベルを貼ってもらう係の人です。こうすると、みんなは自分の仕事に必要なものだけ受け取ることができます。

  3. アナリスト係
    「このストリーってこんなキャラがいて、こんな世界観だよねー。」って感想いう係の人です。脚本係が書きやすいようにキャラクターや世界観や物語のトーンやテーマなんかを整理します。

  4. 脚本係
    ここでは一番仕事します。決められた動画の長さに合わせて台本を作ってもらう係の人です。監督に渡すので緊張するところです。

  5. 監督係
    僕の係です。
    デビューです。脚本係から渡された台本を読んで、いいよとかダメだよって言います。ダメな時はちゃんと具体的にここがダメって言います。

  6. 動画用プロンプト生成係
    いつものGPTです。まぁみんなGPTなんですけど、ここの係の人の指示が上手じゃないと、動画がえらいことになります。

つまりこういうことです。

OpenAI Agent Builderで作成したTRPG_movie_testワークフローの画面。TRPGプロンプトを解析し、登場人物と世界観を抽出して台本を生成し、ユーザー承認後に動画シーンを生成する構成。
チーム結成!

やってみよう

と、いうわけでこのチームで頑張っていこうとおもいます。

いまいち動画ツールとの接続が解らなかったので、今回は動画生成用のプロンプトを出すだけです。

それじゃぁさっそく、僕のTRPGのストーリーとプロンプトを入れていきます。

こんな感じで、ワークフローを完成させたらプレビューボタンを押すと、右側にチャット画面が開きます。そこに、ストーリーとTRPGのプロンプトを雑にコピペします。

OpenAI Agent Builderで構築したTRPG_movie_testのワークフローを実行している画面。TRPGのストーリーとプロンプトを入力し、各エージェントが台本解析からシーン生成まで処理を進めている様子を示す。
相変わらず凄い量の文章…


そうすると、チームのみんなが頑張って仕事してくれます。

OpenAI Agent BuilderでTRPG_movie_testワークフローが動作している画面。エージェントが台本生成を進め、シーンごとのカメラ指示やセリフなどが自動出力されている途中の様子。
台本がだんだんできあがってきました!


脚本係からの提出を承りました。監督の出番です。
このボタンは監督の僕にしか押せないです。

OpenAI Agent Builderの承認ノード画面。AIが生成したTRPGのエンディング台本が表示され、ユーザーが「Approve(承認)」または「Reject(修正依頼)」を選択できる状態。
んー、どれどれ…ふむふむ…


ちょっとリクエストしてみます。

OpenAI Agent Builderの承認画面で、ユーザーがReject(修正依頼)を選択し、AIに具体的な改善指示を送っている様子。TRPG台本のシーン構成を調整するためのフィードバック入力が表示されている。
カーーーット!!って言ってみたかっただけです。
もう一回、頑張っておねがいします!


で、こんな感じで最後に動画用プロンプト生成係がプロンプトを出してくれます。

OpenAI Agent BuilderのScene Generatorノードが修正版のAI動画生成プロンプトを出力している画面。TRPGのストーリーをもとに、Sora2用の映像シーン構成と英語プロンプトが自動生成されている。
動画は次回のおたのしみ。

使ってみた感想

と、いう感じである程度雑なリクエストでも、それぞれの係がAIなので監督の思いを全力で受けて直してくれます。

n8nなどのワークフローツールとの違いはこのあたりですね。使ってみた感じ。

APIでAIを呼び出すようなものだと、途中で何となくこうしたいああしたいをするときに、AIからの応答が一方通行なのですが、エージェントビルダーだとコンテキストを引き継いでやりなおしてくれるので、良い感じに直してもらえます。

ここが良いポイントかなって僕は思いました。

いずれにしても、Agent Builderでプロンプト設計が自動化できれば、動画生成の試行コストが下がるので、早く使いこなせるようになりたいと思います。


次回のパート2(完結)

OpenAI「Agent Builder」を使ってTRPG動画を作ろう|パート2 ~動画生成Sora2 編~

を解説していきます。

※パート2書きました!

SHO君(キャラクター)が監督としてカメラを構えるイラスト。AI動画生成プロジェクトの完結を記念して制作された、シリーズの締めカット。
監督です。

※同じようにワークフローがつくれるn8nについても書いてます。僕の「週刊AIニュース」はこうしてできています。毎週頑張って動いてくれてます。

※僕のTRPGプロンプトのマガジンです。是非遊んでみてくださいっ。

※Sora2の動画生成用プロンプトを安定して作るツールもあります。僕がつくった有料記事です。