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AIと物語を共に書く|PEP検定にも通じるプロンプト設計術|SHO式5ステップ

プロンプト設計を体系化する実践ガイド。PEP検定でも使える5つの手法(Output Indicator/Role-Playing/Meta-Prompting/Few-Shot/Chain-of-Thought)を実例で解説しています。


こんにちは、SHOです。
今回からちょっと工夫してnoteを書いていこうと思います。

僕が最近作ったTRPGプロンプトを例に、これから「どうやって自分が作ったものをみんなに見てもらおうか」っていうのを、実践していきたいと思います。

つまり、こんな風にしたら一人でも頑張れば簡単に制作から宣伝までできるんだよっていうのを頑張ってやっていこうっていう試みです。

僕のゆっくりチャレンジです。

ここでは、僕のTRPGを題材にしてるけど、動画制作やアプリ構想、とかいろんなコンテンツにも応用できると思うので、是非見てってください。



プロンプト設計


今回はプロンプト設計についてです。
はい。のっけからめちゃくちゃ擦られてるテーマです。もうパッサパサです。僕も一番最初にnoteで書きました。


だけど、少し前に受けたPEP検定を活かして、もう少しレベルアップした内容になってるので、これからの参考になればと思います。

それになんてったって、このPEP検定のnoteがGoogleの検索上位にはいってるし。

読んでくれたり、コメントくださったみんなのおかげです。
ありがとうございます。

検索ワード:「PEP検定 勉強」。「PEP検定」だけだと2番目くらい。
きっと今だけ!すかさず記念撮影!

だから、PEP検定でよく出る用法もいれて、これから受けてみようかなって思ってる人にもきっと役に立つと思います。


SHO式5ステップ


僕が普段どんな風にプロンプトを設計しているのかを、実際の考え方と一緒に紹介していきます。

まずはプロンプトのレイヤー構造について

前回の「プロンプト設計の基本の解説」では、AIに伝える順番(ペルソナ → 絶対条件 → 出力フォーマット → 禁止)を中心に解説しました。

今回は、その構造の裏側にある「レイヤー(層)」の考え方をもう少し深くやっていきます。

AIの挙動が「なんでそうなっちゃうの?」っていうのがわかるようになります。


AIはレイヤーでプロンプトを読む


AIは、入力された文章をただ順に読むのではなく、内部的に 「レイヤー構造」 として見ています。

ざっくり言うと、3つの層があります。

  1. Instruction Layer(指示層)
    「何をしてほしいか」を定義するメインの指示部分で、出力の方向性を決める軸になる層です。

  2. Context Layer(文脈層)
    背景や前提条件、目的などを伝える部分で、AIが「なぜそう答えるか」を理解する助けになるところです。

  3. Output Layer(出力層)
    回答の形式や制約を指定する部分で、出力を整形し、再利用しやすくする役割です。

この3層はUI上に見えるものではなく、AIが内部で解釈している構造のイメージです。

入力したプロンプトは、AIの中でこの順に分解と再構成がされて理解されるっていう感じです。


Instruction Layerが「AIの性格」を決めます


僕がTRPGで重要だって思ってるのは、Instruction Layerの冒頭に何を書くかです。

ここに「Output Indicator(目的変数)」を明示しておくと、AIの思考がブレにくくなります。

最初に目的を宣言することで、AIは出力のトーンや論理を一貫して保ちやすくなります。

ここからは、「用語の意味」「なぜ効果的か」「具体的な記述」がセットでわかるので、これからPEP検定を受ける人にも役に立つと思います。

きっとみんなが無意識に使ってるプロンプトにもちゃんと必殺技の名前があるから、「はいはいこれね~」っていう感じで見てみてください。


必殺技その1. Output Indicator

定義:
プロンプト内でAIの目的を明確化し、出力の一貫性を保つ手法のことです。Instruction Layerの冒頭に目的変数(何を実現したいか)を定義し、出力の方向を固定します。

効果:
AIの焦点がブレず、一貫したトーンになります。プロンプト全体が設計書として再利用しやすくなって、長文生成時でも目的の軸が失われないです。

要するに、AIに「何をしたいか」じゃなく「何を叶えたいか」を先に教えて、迷わないようにする設計ですね。

実際のプロンプト:

あなたの語りは“世界そのものの声”であり、
プレイヤーを導く風の記録者として機能します。

TRPG:記録者たちの森のプロンプト

よく見るやつ:

目的:読者にAI設計の魅力を直感的に伝える。  
以下の内容を100字以内で要約してください。

必殺技その2:Role-Playing

定義:
AIに役割(Role)や職能(Persona)を与え、指示ではなく文脈的行動(Contextual Behavior)を引き出す設計です。Instruction層に「あなたは〜です」と明示することで、出力全体の視点と判断軸を固定します。

効果:
出力のトーン・語彙・構造が役割に応じて最適化されます。Context Framing(文脈固定)により、タスク理解の誤差が減少して、人的対話やナラティブ生成において、自然言語の温度を維持できます。

要するに、AIに肩書きを渡すと、台本を読むんじゃなくて肩書のキャラとして出力するようになります。

実際のプロンプト:

あなたはこのTRPG「記録者たちの森」における
**ナレーター兼ゲームマスター(GM)**です。

TRPG:記録者たちの森のプロンプト

よく見るやつ:

あなたは編集者です。  
新人ライターの原稿を分かりやすく直してください。

必殺技その3:Meta-Prompting

定義:
AIに対して、指示の背景や設計意図を共有し、意図理解(Intent Recognition)を促す設計手法です。「なぜこのタスクを行うのか(Purpose)」を明記することで、判断基準(Rationale)を内部化させます。

効果:
出力が命令ベースから意図ベースへシフトし、柔軟性が上がります。長文プロンプトや複数条件でも狙いを見失いにくいです。Creative Adaptation(創造的適応)を促し、設計意図が反映されやすくなります。

要するに、AIに「やり方」じゃなく理由を教えると、ちゃんと考えて動きます。

実際のプロンプト:

以下のルールと指針を厳密に読み込み、物語の一貫性と没入感を保つために、以降の描写・進行・親和度評価に従って物語を導いてください。

TRPG:記録者たちの森のプロンプト

よく見るやつ:

目的:読者の不安を減らすために、  
専門用語をやさしい言葉に言い換えてください。

必殺技その4:Few-Shot

定義:
理想的な出力例を提示し、AIにパターン認識(Pattern Induction)をさせる設計です。例示によって形式・トーン・構造を共有し、Few-Shot Learning(少数事例学習)を促します。

効果:
短い指示でも安定した出力を再現できます。一貫した文体・構造を学習し、再利用が容易になります。明示的なルール指定が不要になるため、プロンプトが簡潔になる効果です。

要するに、AIには説明より。つまり見本を見せると、だいたい空気を読んで真似る。

実際のプロンプト:

| 深い共鳴・感情的行動 | +20% | 祈り・抱擁・赦し・再生への意思 |
| 拒絶・否定・破壊 | −10% | 否定・断絶・破却 |

TRPG:記録者たちの森のプロンプト

よく見るやつ:

- フォーマル →「ご提案申し上げます。」  
- カジュアル →「ご紹介させてください!」  
この文体パターンに合わせて、社外メール本文を3パターン出力してください。

必殺技その5:Chain-of-Thought

定義:
AIの推論過程を段階的に分解し、思考の可視化(Reasoning Trace)を促す設計です。「Step by Step」などを明示して、段階的推論(Sequential Reasoning)を誘導します。

効果:
思考の抜け・論理の飛躍を防止します。複雑なタスクでも構造的に処理できて、推論経路が明確になるため、評価や修正が容易になります。

要するに、AIに「考える順番」を書いておくと、途中で迷子にならないです。

実際のプロンプト:

各章の進行手順(物語描写型)
1. 導入シーン(3〜5行)
2. 出来事描写(5〜8行)
3. 選択フェイズ(番号+自由記述)
4. 風の返答(3〜6行) 章締めシーン(3〜5行)

TRPG:記録者たちの森のプロンプト

よく見るやつ:

1. 現在の課題を3つ挙げる  
2. 各課題の原因を具体的に説明する  
3. それぞれに対して現実的な改善策を提案する  
4. 最後に最も優先すべきアクションを一文でまとめる

まとめ

こうして見ると、僕のTRPG『記録者たちの森』のプロンプトはこの5つの必殺技全部使い切った構造体になっているっていうのが特徴です。

  1. Output Indicator:目的定義

  2. Role-Playing:立場の設定

  3. Meta-Prompting:意図共有

  4. Few-Shot:例示による誘導

  5. Chain-of-Thought:思考の段階化

これがPrompt Designerなのです。はい、言いたいだけです。


僕のモジュールとの付き合い方


モジュールっていうのは、ざっくり言うと、プロンプトを部品化したテンプレのことです。

「あなたは優秀な編集者です」っていう定型文も立派なモジュールで、凄く便利です。再現性が高くて、共有もしやすいので、お仕事とかで使う時には凄く便利です。

僕の場合、TRPGのプロンプトでは「え?これどのルールが効いてるんだっけ?」ってよく迷うので、「こういう出力が理想だよ」ってAIに例を見せて、あとは目的に引き寄せてもらう方法で書いてます。

こうすると、創作の場では便利です。


まとめ


いかがでしたでしょうか?「はいはいこれね~」ってありましたか?

これからAIで何か作ってみようとか、PEP検定を受けてみようって思ってる人に少しでも役に立ったら嬉しいです。

伝えたいのは、「僕のプロンプトって命令文じゃなくて、設計者の思考を転写するものだよ」ということです。

はい、ちょっとそれっぽいこと言ってみたかっただけです。

もし、気に入ってくれたら、スキやフォローしてくれるととっても嬉しいです。

次回はコンテンツの画像を安定させようっていうテーマでやっていきたいと思います。

※書きました!


※プロンプトの基本的な書き方。

※PEP検定のこと。

※有料記事だけどこの記事で紹介したプロンプト設計の考え方は、実際のアプリ制作や動画生成にも応用できます。コード以外は無料で読めるので是非見てみてください。