【体験談】17か国を旅したバックパッカーが実践する海外旅行の防犯対策
こんにちは!
月1で回海外旅行に行くIT系会社員です。
学生時代からバックパッカースタイルを中心に世界を旅しており、社会人になってからは3連休や有給休暇を活用したワーケーションのような旅も楽しんでいます。
「海外行きたい、でも治安が不安、、」という方向けに、僕が実際にやっている防犯対策を、出発前→持ち物準備→現地での行動→もしものとき、の順でまとめてみました。
実際の経験やおすすめ防犯グッズも共有するので参考になれば幸いです。
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1. 出発前:治安の下調べ
外務省の海外安全ホームページを確認する
やっている人も多いと思いますが、まずは外務省の海外安全ページで日本が発表している治安のレベル感を確認します。


外務省が出している危険レベルは以下のようにランク付けされています。
レベル1: 十分注意してください。
レベル2: 不要不急の渡航は止めてください。
レベル3: 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
レベル4: 退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
この記事を読んでいる方はそんなに危険な地域に向かう方はいないと思いますが、レベル2以上は行かないことをおすすめします。
自分は、エチオピアに入国した際にレベル2の地域に行きましたが、いわれてみれば雰囲気が少し怪しい気がするので、自分の身を守るために面白半分では行かないようにしましょう。
日本人に何かあると政府が安全に帰国させるために尽力することになるため、完全な自己責任でないことを覚えておきましょう。

SNSやYouTubeでの情報収集
そのうえで各種SNSやYouTubeで、実際に行った人の投稿や動画を観て情報収集します。
最近だとVlogを投稿する旅系YouTuberや現地在住の日本人YouTuberの動画が多くみられるようになりました。実際の街の空気感や直近の治安情報を掴めるので毎回重宝しています。
チェックするのはだいたいこの3点ですかね
・夜の外出OKか(通りや時間帯の線引きがある街は多い)
・スリや置き引きの多発エリア(観光地・ローカルマーケット周辺など)
・銃・暴力事件の頻度(国ごとの法律、都市・地区で全然違う)
アメリカの一部都市やマニラなど治安が悪いと言われている場所では、自分の中ではしっかり危険エリアは調べています。道路一本挟むだけで治安が激変することがあります。誤侵入してしまうことを防ぐためにも、心配な方はMapに危険エリアのピンを刺しておくとをおすすめします。
2. 持ち物:分散と見せる防犯
次に、実際に防犯対策として重宝している持ちものについてご紹介します。
南京錠
防犯対策として南京錠は絶対に持っていきましょう!!
スーツケースはロック掛けられますが、バックパックやリュックは鍵を掛けることができません。そして、海外はリュックに手を入れての盗難などが日本以上に発生します。
でもリュックに南京錠で鍵を掛けても、普通のリュックであれば余裕で壊せます。では、どうして南京錠が効果的なのでしょう、、?
持ちものリストの記事でも少しご紹介しましたが、「防犯対策をしている」ということを周囲にアピールすることが大切だと思っています!
たとえば、リュックに南京錠で鍵を掛けている人と、ただのチャックの人が並んでいたら、どちらの方がバレずにスリを実行できるでしょうか?間違いなく、チャックだけの方が簡単ですよね。
このように「こいつのリュックの中身を盗むのは面倒くさそう、ワンチャンバレるな、、」と思わせることがものすごく重要です!
また、ドミトリーに宿泊する場合、貴重品ロッカーのカギとしても利用できるため南京錠はおすすめです。自分は3つほど持ち歩いています!
南京錠は以下のリンクの形式がおすすめです!
・物理鍵ではなくダイヤル式を選ぶ(鍵は絶対に失くす)
・ロックは柔らかいワイヤータイプ(形が固定された金属は使いづらい)
・TSAロック付き(米国入国時に鍵を掛けたまま受託手荷物で預けられる)
・できれば4桁(当たり前だが桁数は多い方がよい)
パスポートのコピー&証明写真
パスポートのコピーと証明写真を持って行っています。こんな事態は避けたいですが、万が一パスポートを盗まれてしまった場合に備え、持っていきます。
日本大使館にて緊急帰国用の仮パスポートを発行してもらえますが、コピーと証明写真がある方が何かとスムーズだと言われています。(状況や国によって異なります)
荷物にならないので、万が一のことも考えて持っていくことをおすすめします。
セキュリティポーチ
自分はパスポートやクレカなど貴重品の一部はセキュリティポーチに入れて身体に身に着けて行動しています。
自分の身体から離れないように準備しておくことが何気に重要だと思っています。
ポケットがたくさんあって、クレカ専用の収納場所もあり非常に使いやすく、いつも重宝しています!
旅の持ちものについては詳しく以下の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください!
3. 現地での立ち回り:夜の動き方と距離感
財布やカード類は分散させて持ち歩く
自分の場合、海外用の小さな財布(なくなっても良いようにジップロックですがw)はだいたい3か所に分けています。
セキュリティポーチの中
一番よく使うカード類や現金、パスポートのコピーなどを比較的取り出しやすいセキュリティポーチに入れています。ここに使わない現金やカードを入れすぎないようにしましょう。バックパックの取り出しやすい位置
次に、バックパックの比較的取り出しやすい位置に一つ入れています。セキュリティポーチ内の現金で足りなかったり、カードで支払えない場合に、アクセスする財布となります。バックパックの一番奥
こちらには残りのクレカや残りの現地通貨やパスポートのコピーなどを入れています。バックパックそのものが盗られない限り、この財布は無事でいる想定で、宿や空港など安全な場所以外では基本的にはアクセスしません。
このような感じで分散させると、万が一財布が盗られてしまっても貴重品全てを失ってしまうというリスクを小さくできます。
できるだけ目立たない格好をする
海外に行くと、「せっかくだからおしゃれしたい」という気持ちが出てくる方もいるかもしれません。しかし、これは防犯対策の観点から言うとおすすめできません。
アクセサリーやブランドの衣類を身に着けることは、裏を返せば「私はお金を持っています」と周囲にアピールしているようなものです。スリや強盗は金目のあるそうな人を狙うので、ターゲットとして選ばれやすくなります。
自分の場合は、日本人旅行者だと目立たないように、できるだけシンプルな服装を心掛けています。わざと目立ちにくくして、現地に溶け込むようなスタイルで過ごすことも、防犯対策としては有効だと思っています!
怪しい人・ホームレス・ラりってる人に目を向けない
怪しい人、ホームレス、ラりってる人は日本にもいますが、海外の場合場所によっては明らかに多かったり、攻撃レベル(怒鳴られるではなく暴力を振るわれる・刃物を持っているなど)が強かったりします。
あくまでも自分の経験ですが、こちらから目を向けなければもちろん目が合うこともなく、基本的には何もされません。しかし、観光客を狙っている人とかだと何をやられるかわからないので、見つけてしまった場合には目を向けずに速やかにその場から離れましょう。
メキシコの首都メキシコシティの中心地でまだ人通りが多い20時ごろに歩いていたときに、たまたまホームレスらしき男性と目が合ってしまった。お互い直進していれば問題ない距離だったが、男性が方向を変えて私に向かってきて、凄い勢いでぶつかってくるフリを間近でされた。結果論ではあるが単なるフリであり実害は一切なかったが、その後ついてきているのではと思い(でも怖くて後ろも振り向けない)、しばらくは生きた心地がしなかった。
(ANA成田行きが早朝6時ごろ発だったため深夜の移動は危ないと思い早めに移動しようとしていたところだった)

スマホの使い方に注意する
多くの国でスマホが普及してきたとはいえ、いまだにスマホはスリで狙われる対象です。自分は以下の3つを意識して使っています。
危険そうなエリアではポケットに入れない
スリが多いエリアなど治安に不安があるエリアでは特に気を付けており、ポケットではなくセキュリティポーチに入れるようにしています。歩きスマホはしない
シンガポールなどよほど安全な場所を除いて、海外では基本的に歩きスマホはやりません。「どうぞ盗ってください」といっているようなものです。外で立ち止まってみるときには壁に近づき背中を付ける
立ち止まってスマホを操作する際には、必ず壁に背中を付けています。これは前方からのみ人が来ることを確認できるようにして、背後から狙われることを防ぐためです。
夜は人の多い道だけを歩く
基本的に夜の街歩きは日中よりもリスクが増します。夜でも安心して一人で出歩けるのは日本くらいと思っておきましょう。(日本も場所によりますが)
自分の場合、基本的には人通りの多い場所のみを歩くようにしています。正直、地域の治安によって人通りの定義や夜の時間帯にも差はあるのですが、全体としてこの思想で気を付けています。
ちょっと危なそうだなと感じる場合や遅くなった場合には、配車アプリを利用して、ひとりで歩くことを避けるようにしています!
夜はリスクが増すので、積極的に配車アプリなどを使うようにしましょう。

人からもらったよくわからない飲み物は飲まない
これはときと場合によって、飲む / 飲まないの判断が難しいですが、旅慣れにより獲得できる嗅覚のようなモノ(よく行っている人にはなんとなく伝わるはず)がない場合には絶対に口にしないようにしましょう。
たとえば鉄道で隣になった家族からもらったものなど、場合によってはリスクが小さそうなものもあるため一概には言えませんが、、
自分は昔、ラオスのゲストハウスで、ビールを飲んでいて少し酔っていた時に、フランス人から飲みかけのビールを貰って飲んだことがあります。その時は「こいつ泥酔しちゃったから、君にあげるよ」と言われ、「まあ宿だしいいか」と思い飲みました。でもすごく変な味がしたので、何かを入れてそれで泥酔していたのかなあと思いました。怖くなって結局それ以上は飲まなかったですが、意識が薄れていたなあと思い反省しています。
危ない空気を感じたらすぐ退避
海外だと「なんかここ雰囲気がおかしいな」と感じる瞬間があります。実際に、フィリピンのマニラ、アメリカのロサンゼルスなどで、なんかおかしいなと感じたことがあります。
おかしい特徴として、物乞いが一気に集まってきたり、道路にゴミが散乱していたり、ホームレスが集まっていたり、ドラッグの臭いが漂っていたりします。
こういう場所に入ってしまった場合には、すぐに引き返しその場所から退避しましょう。人間が直感的に「危ない」と感じる場所は、直感通り危険であることが多いので、人通りの多い安全なエリアに戻るようにしてください!
インドのアーグラの鉄道駅付近のローカルナイトマーケットを一人で歩いていた時に、ストリートチルドレン2人が物乞いをしてきた。いつも通りの物乞いかと思っていたらとてもしつこくついてきて、いきなり男の子の方が片足につかまり体重を掛けてきたので自分は動けなくなった。その隙にもう一人の女の子がポケットに手を入れてきて、金やスマホを抜き取ろうとしてきた。幸いスマホはセキュリティポーチに、現金は少額が逆側のポケットに入っていたため、実害は一切なかった。日本語で大声を出したら、やっとどこかに行ってくれた。でもこういう時って、怖さと同時に「お金もあげれない」「かといって食べ物買っても根本的な解決にはならない」と思ってしまい、凄い複雑な感情になってしまうんだよなあ。

4. 万が一:遭遇時の判断ルール
海外では相手が武器を持っていなくても「強い違和感」や「身体的な危険」を感じることがあります。そんなときには迷わず逃げるのが最優先です。
マレーシアのクアラルンプールでバスの中で知り合った男性としばらく話していた。たまたま降りる場所が同じで降りてからも一緒に話しながら歩いていた。徐々に変な雰囲気になってきて、"You are sexy, come to my room." と強く誘われたことがあった。身体を強く掴まれたときに危険だと直感し、全力で振り払って全力疾走で逃げた。まだ旅を始めたばかりのころで、とても怖かった覚えがある。
自分は男性だったので力で振り払えましたが、特に女性の場合は夜の一人歩きは避けるなど、より一層の注意が必要です。

また、もしも、銃や刃物で脅されながら金品を要求された場合には、迷わず金品等の貴重品を差し出すのが鉄則です。追いかけたり取り返そうとしたり抵抗するのは厳禁です。このような行動をとったことにより命を奪われたという事件も少なくありません。
自分はまだ幸いにもこのような経験はしていませんが、万が一のときには「命が一番大事」と割り切ると決めています。あらかじめ自分の中でのルールを決めておくだけで、いざというときには冷静に行動できるのではないでしょうか。
ちなみに、海外でパスポートを盗まれたら終わりだと思っている方もいるかもしれませんが、大丈夫です。外務省の記事に記載がある通り、在外公館(大使館・総領事館)にて、帰国用のための渡航書を発行することになります。必要書類の準備等で、帰国が若干遅れるなどはあるかもですが、ちゃんと帰れるので、危険な目に出くわした場合には無理に取り返そうとせず、賢明な判断と取るようにしましょう。
5. まとめ
海外旅行での防犯対策は、出発前からできる準備の積み重ねと、滞在時の意識で大きく変わると思っています。出発前の段階から現地の治安情報を調べ、財布などの貴重品はなるべく分散して管理し、現地では夜道や人との距離感に気を配ることが大切です。そして、危険な空気を感じたらすぐにその場から退避すること(人間の直感は侮れない)、そして危険な目に遭った場合には抵抗せずに命を最優先することだと割り切ることも大切です。
自分自身も何度か危なそうな目に遭ってしまいましたが、気のゆるみなど油断してはいけないと学びました。
しっかりと準備して心構えをしておくことで、危険を遠ざけながら楽しい旅行になると思うので、ぜひ参考にしていただければ幸いです!
ほかにも旅に関する情報を発信しているので、ぜひ気になった方はぜひ目を通してみてください!↓↓↓
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