東京マラソンへの道 【育児、そしてメルボルンで復活編】| Day 138/365
この note について
この note では、Stryd(ランニングパワーメーター)を用いたパワーベースのトレーニングを軸に、メルボルンマラソン(NIKEハーフマラソン)に向けた日々の練習とコンディション管理を記録しています。
50代でも再現性をもって走力を高めることを目的に、データ(パワー・負荷・フォーム)と主観(感覚・疲労)を統合して判断することを重視しています。
メルボルンマラソンまでの期分け
現在は以下の期分けでトレーニングを進めています。
(状況に応じて微調整します)
2025年12月上旬〜:テストプラン
2025年12月中旬~:ビルドフィットネスプラン(基礎・再構築)
2026年春〜:ハーフマラソントレーニングプラン(ハーフ特化期・前半)
2026/5/17:軽井沢ハーフマラソン(調整レース)
2026年初夏〜:10Kトレーニングプラン(走力引き上げ)
2026年夏〜秋:ハーフマラソントレーニングプラン(ハーフ特化期・後半)
2026/10/11:メルボルンマラソン(NIKE ハーフマラソン)
👉 現在:ビルドフィットネスプラン(基礎・再構築)
今週のスケジュール
☑ 2/23(月)休養
☑ 2/24(火)イージー・有酸素/リカバリー・ラン
☑ 2/25(水)ウィンドスプリント
☑ 2/26(木)テスト(10分タイムトライアル) 今日
□ 2/27(金)イージー・有酸素/リカバリー・ラン
□ 2/28(土)ウィンドスプリント
□ 3/1(日)ロング走 + 6×1:00 5K ファルトレク
👉 目的:疲労を抜きながら、10分タイムトライアルで現状を測る週。
今日のトレーニング
テスト(10分タイムトライアル)
今週からスティーブ・パラディノコーチのフィットネスビルドプラン最後の、2週間のテスト期間に入り、今日はその1週目のメインイベント「10分タイムトライアル」。
12月から積み上げてきた走力が、どれだけ向上したのかを「数字で証明する」10分間。
突っ込んで撃沈すれば、3ヵ月の積み上げが正しく評価されない
かといって、安全側に振りすぎると「伸びてない」という評価に
この絶妙なバランスの中で、
「ふ~、ギリ 走り切れた!w」
というラインを狙っていく必要がある、ゲーム性の高いセッション(笑)。
昨日は早めに寝て「12月の自分を数字で超える準備」を整えて臨みました。
天候コンディションと環境
起きると霧雨。
ただ、ドリルを始める頃には止み、路面は湿っててグリップは良好。
「これはまったく言い訳できないな…w」
と思いつつ、今日から採用した「終盤で走りやすい新コース」でスタート。
※より正確な数値を出すため、今回は信号待ちがなく、集中力を維持しやすい「後半がフラットな直線の新コース」へ変更。
Day 138/365
— Shoji Watabe / 渡部昇治 (@DGSLCEO) February 25, 2026
テスト(10分タイムトライアル)
1.ウォームアップ 20:00
2.リカバー 3:00
3.ラン 10:00 @ Maximal Effort
4.リカバー 5:00
5.クールダウン 7:00
*タイムトライアル区間のコースを変更
ヴェイパーフライ3,
霧雨のち曇り, 5.5℃, 71%, 5m/s pic.twitter.com/WIhQ0xI3mX
10分タイムトライアル(実測データ)
平均パワー: 267 W
平均ペース: 4:13 /km
ケイデンス: 200 spm
ストライド長: 1.18 m
平均心拍: 178 bpm
接地時間: 187 ms
脚のバネ剛性: 12.9 kN/m
上下動: 6.01 cm
衝撃負荷率: 70 bw/sec
左右バランス(接地時間): 50% R / L 50%
👉 Stryd のモデルパワー 262W を超え、267W でフィニッシュ。
「自然に出る力」でしっかり Stryd の予想を上回ることができた。

走りの内容(主観 × データ)
前半(0〜2分)
230〜245 W で抑えて入る
呼吸が整うまで待つ
ピッチは 190 spm 台後半へ自然に上昇
フォームは軽く
中盤(2〜6分)
250〜260 W で巡航
ストライドが 1.10 m 前後まで自然に伸びる
心拍は 170 bpm 台へ
動きの流れは安定
後半(6〜10分)
260 W 台後半へ自然に上昇
ピッチ 200 spm で安定
ストライド 1.18 m
最後の30秒だけ軽く押す
👉 「押していないのに上がっていく」理想的な後半型の走り
技術的な深掘り分析(フォーム・動き・生理指標などをAIが分析)
接地と空中のバランス(デューティファクター的視点)
接地時間が 187 ms と短く、ケイデンスが 200 spm で安定していたため、「地面にいる時間」と「空中にいる時間」のバランスが良い状態 だった。
これは、
反発を効率よく使えている
無駄な上下動が少ない
動きの流れが途切れない
という 効率の高い走りの特徴。
足の軌道の安定(フットパス的視点)
ストライドが後半に向けて自然に伸び、足の軌道が乱れず一定 だったことで、動きの流れが最後まで崩れなかった。結果として、「押さずに」パワーが自然と上がっていく後半型の走りが成立。
心拍:178 bpm(=乳酸閾値心拍数 184 bpmの96%)
追い込みすぎず、しかし十分に高強度。「測定として最適な負荷」。
パワー:267W(Strydの推定モデル262Wを明確に上回る)
今回の結果により、CPが 240 → 248W に更新された(+8W)。
ケイデンス:200 spm(高出力時の理想値)
パワーを上げてもピッチが暴れない=フォームの再現性が高い証拠。
ストライド:1.18m(後半で自然に伸びるタイプ)
あなたの「動きが整った時のストライド」。
脚のバネ剛性:12.9 kN/m(あなたの中で最高レベル)
地面反力を効率よく推進力に変換できている。
VO2max(Garmin):50 → 51 ㎖/kg/min
有酸素能力の向上を示す。
リカバリータイム(Garmin):19時間
過度に追い込まず、しかし十分な刺激が入った「理想的なテスト負荷」。
過去3回の10分タイムトライアル比較
第1回 2025/12/06(3Kレース序盤10分)

平均パワー: 255 W
ケイデンス: 182 spm
ストライド: 1.15 m
心拍数: 190 bpm
接地時間: 206 ms
脚のバネ剛性: 11.8 kN/m
コメント:
フォームが未完成で上下動が大きい。心拍が高く、効率が悪い。
第2回 2026/01/22

平均パワー: 235 W
ケイデンス: 177 spm
ストライド: 1.17 m
心拍数: 177 bpm
接地時間: 196 ms
脚のバネ剛性: 11.9 kN/m
コメント:
ピッチが落ち着き、ストライドが伸び始める。動きの流れが安定。
第3回 2026/02/26(今回)

平均パワー: 267 W
ケイデンス: 200 spm
ストライド: 1.18 m
心拍数: 178 bpm
接地時間: 187 ms
脚のバネ剛性: 12.9 kN/m(過去最高値)
コメント:
フォーム・動き・生理指標が揃い、この3ヶ月で最も効率的な10分間。
地面反力を推進力に変える効率が劇的に向上。
クリティカルパワー更新・VO2max上昇も達成。
これは単なる心肺機能の向上だけでなく、
「ヴェイパーフライ 3 の反発をロスなく推進力に変えるスキル」
が身体に馴染んできた証拠。
👉 3ヵ月で
「フォームの再構築 → 動きの質の向上 → 出力の最大化」
へと理想的に進化
(終盤になるほど垂れていくのではなく、中盤以降で自然にビルドアップ)
AIコーチ陣からのフィードバック
スティーブ・パラディノ(Stryd / パワー設計)
モデルパワー262Wを超えた267Wは、現状のフィットネスを正確に示す値。
前半で抑え、中盤を安定させ、後半で自然に伸びた構成は理想的。
ボビー・マギー(効率 / 故障予防)
ケイデンス 200 spm、接地時間 187 ms、接地時間の左右バランス 50% R / L 50%。フォームの再現性が非常に高い走り。
ポール・マッキノン(動きを指標に)
ストライド 1.18 m は「動きが整った時のあなたの走り」。
上半身の脱力が維持され、動きの流れが崩れていない。
マット・フィッツジェラルド(コンディションと積み上げ)
ランニングストレススコア 46、リカバリー19時間はテストとして適正。
次の3分タイムトライアルへとつながる理想的な負荷。
※各コーチのドキュメントをAIに学習・記憶させ、ワークアウトのデータ分析・評価・フィードバック・アドバイス等に活用しています。
今日のまとめ
10分間の「測定」を、コンディションを整えた(ピーキング)状態で実施。
Strydの10分間の推定モデルパワー 262 W を超える 267 W でフィニッシュし、クリティカルパワーは 240 → 248 W へ更新。
Garmin の VO2max も 50 → 51 ㎖/kg/min へ上昇。
フォーム・動き・生理指標が揃った、非常に質の高い10分間だった。
次のステップ
今回の 267 W は、決して無理に「絞り出した」数字ではない。後半、自然にパワーが上がっていった感覚は、まだ自分の中に眠るポテンシャルを感じさせるものだった。
目標の「レベル4(4.2W/kg)」復帰へ。
来週の3分タイムトライアルでは、いよいよ最新の「ヴェイパーフライ 4」を投入し、Stryd の PDC(パワー持続曲線)をさらに塗り替えにいく。
明日はインヴィンシブル 3でのイージーラン。まずは徹底的に疲労を抜き、来週の「3分タイムトライアル → 5Kタイムトライアル」という正念場へ向けて、心身ともに準備を整えたい。
