【実録】椎間板ヘルニア手術&11日間入院。医療保険ナシでの自己負担額、全部公開します
こんにちは、ししまるです🦁
5月に椎間板ヘルニアでほぼ寝たきりとなり、
入院・手術をしました。
全身麻酔での手術、入院は11日間。
人生初の手術で、ドキドキでした。
なんだかんだあって、おかげさまで今は寛解して、元気に暮らしています。
今回のテーマは、こちら!
公的保険+健康保険組合だけで、「入院手術費」いくらかかった?
病院の窓口で実際にいくら払ったか(領収書そのまま公開)
自己負担額が減る仕組み
医療保険は必要?
これらを包み隠さず書きます。
全身麻酔を伴う大きめな手術と
10日間以上の入院って
なかなか経験できないもの。
これらに要する費用について、
皆さんの参考となるよう、忖度なく記載します!
まず、結論です。
今回の手術の結果、
払ったお金より、戻ってきたお金の方が多かった
これ冗談ではなく、マジです。
内訳は以下のとおり。
退院時に窓口で払った金額:
105,938円。

健康保険制度により還付された金額:
106,645円。

707円、お釣りがきちゃった!
さすがの本人でも、この結果は予想外🤣
なぜこんなことになったのか、
分析が大変でした(笑)
カラクリ:公的保険の4つの制度が働いていた
今回の医療費の全体の流れをまとめると、
以下の通り。

まず、治療費の総額は577,780円、
約58万円でした。
これが実質プラス707円となったカラクリは、
公的保険の4つの制度が働いたから。
上流から順に説明します。
① 健康保険(3割負担)

まず健康保険証があるだけで、自己負担額は3割。
58万円→約17.3万円となりました。
とはいえ、17万はまだまだキツい支払額ですね。
② 高額療養費制度

次に働いてくれたのが高額療養費制度です。
高額療養費制度って何?
って人のためにざっくり説明すると、
ひと月の医療費が一定額を超えたら、それ以上は払わなくていい
という制度です。
年齢や年収によって上限額は変わってきますが、
僕の年収区分は(ウ)に該当するので、
自己負担額上限は、81,000円+α。
これにより、自己負担額が
約17.3万→83,208円まで落ちました。
半額以上負担が減るのは、嬉しいですね☺️
⚠️高額療養費制度のミソ⚠️
高額な支払いが発生する場合は、ぜひマイナ保険証を使って受診してください
大事なことなので、もう1度言います。
高額な支払いが発生するは、ぜひマイナ保険証を使って受診してください
マイナ保険証を使わなかったら、どうなるか?
窓口にて、3割負担全額を一旦支払うことになります。
(今回だと、還付額約9万円の立て替えが発生)
高額療養費って、実は最初から負担額は控除されません。
別途自分で、高額療養費の払い戻し申請(限度額適用認定の申請)をして、
数ヶ月待ってようやく差額が還付される
という仕組みなんです。
ところがどっこい、
マイナ保険証で受診すると、
窓口支払い額は、最初から限度額認定状態に!
図にするとこんな感じ。

今回の僕の治療費の場合でも、
マイナ保険証を使うか使わないかで、大きな差が出ました。
【使った場合】
窓口で上限額83,208円を払って終わり
【使わなかった場合】
窓口で約173,000円支払い → 限度額適用を申請→ 数ヶ月待って9万円戻る
同じ結果にたどり着くのに、
手間と資金繰りの負担が全然違います。
なので、これから入院・手術予定がある人は、
絶対にマイナ保険証(もしくは限度額適用認定証)を事前に準備しておいてください。
立て替える金額も待つ時間も、全然違ってきます。
ししまるもマイナ保険証による恩恵で、
高額療養費の限度額適用となりました。
これに、食事やパジャマレンタルなどの保険適用外費を加えると、
窓口支払額は、105,938円となりました。
普通ならこれでおしまいですが、
ここから先、加入健保の2つのオプションが働きました。
③ 健康保険組合の付加給付

僕が入ってる健康保険組合には、
「付加給付」という上乗せ制度があって、
自己負担が月25,000円を超えた分は、
後から戻ってくるんです。
つまり、
83,208円 − 25,000円 = 58,208円が後日還付。
これで医療費の実質負担は25,000円!
保険適用外を加えても、
自己負担額は47,730円まで落ちました😍
④ 傷病手当金
入院中、当然仕事は休みました。
ここで登場するのが傷病手当金。
ざっくり言うと
「病気やケガで働けなくなった時に、健康保険組合から給料の約3分の2がもらえる」
という制度です。
※連続3日休んでからの、4日目以降の休みが支給対象。
※有給休暇を使った日数は、傷病手当は支給対象外。
僕の場合、11日間の入院のうち
平日は有給休暇を消化したので、
そこは傷病手当金の対象外。
土日の4日分だけ、傷病手当金の対象に。
しかしその支給額は、48,437円。
正直、予想以上に支給されました(笑)
この4つが積み重なって、
58万円の入院手術費用が、
実質プラス707円になりました。
この事実に、僕が思ったこと。
貯金の備えさえあれば、
民間の医療保険は要らない。
今回の経験を経て、自分の考えはよりハッキリしました。
今回みたいな大きめの手術でも、
健康保険と高額療養費制度の組み合わせだけで
自己負担は最悪でも約10万円で収まります。
だったら、毎月保険料をずっと払い続けるより、
その分を貯金なり投資に回した方が、
よっぽど合理的だと思います。
保険とは、
「起きる確率は低いけど、起きたら人生詰む」
こんなバットイベントに備えるもの。
入院くらいなら、貯金で十分足りると思います。
「じゃあ今すぐ民間保険は解約すべし」
って言いたいわけじゃないんです。
正直言って今回のケース、
いくつか有利な条件が重なっていたのも事実です。
これらについても、包み隠さず告白します。
① 付加給付制度を扱う健保はごく少数
自己負担額が月25,000円で済んだのは、
加入健保の付加給付のおかげです。
しかし、付加給付制度を扱う健保はごく少数で、
協会けんぽや国民健康保険にはない制度。
最初からアテにするのは危険です。
まず自分の加入する健保制度を確認してください。
ちなみに傷病手当金も、
会社員・公務員が加入する健康保険だけに付随するす制度です。
自営業・フリーランスが加入する国民健康保険には、この制度自体ありません。
② 高額療養費は2026年8月から上限引き上げ
今回は、制度改正前の実績です。
今年の8月以降は自己負担の上限が少し引き上げられるので、
今後入院する人は、もう少しかかると思っておいたほうがいいでしょう。
改正内容は、別の記事で図解つきで詳しく解説しています。
③ 治療が同じ月に収まった幸運
高額療養費のポイントは、
「1ヶ月」という区切りで計算される、ということ。
月をまたぐと、上限もリセットされて2回分かかっちゃいます
もし今回の入院が5月と6月にまたがっていたら、
上限がまるまる2回分かかって、
自己負担は166,416円になってました。

今回の入院期間は、5月13日〜23日。
同じ11日間の入院でも、月を跨がなかったのは幸運です。
逆に月末だったらと思うと、ゾッとする。。。
④ 大前提は、「現金の備え」
保険を解約する前に、
まずは生活防衛資金を確保すること。
生活防衛資金とは、
「病気や失業などで収入が止まっても、当面の生活を維持できるだけの現金」
のことです。
目安は、最低でも生活費の6ヶ月分以上は欲しいところ。
これだけあれば、今回みたいに急な入院があっても慌てずに済みます。
逆に備えがないのに、安易に保険を解約するのが一番マズいパターンです。
長くなったのでまとめます。
・全身麻酔の手術、11日入院で、実質収支はプラス707円だった。
・公的保険(3割負担、高額療養費、付加給付、傷病手当金)は、かなり手厚い。
・マイナ保険証(限度額適用認定証)があるかないかで、窓口での立て替え額が大きく変わる。
・現金の備えさえあれば、民間医療保険は基本的に不要。ただし自分の健保内容は確認し、生活防衛資金は先に用意しておく。
これが、今回身を持って経験したことの全てです。
皆さんの知識取得やお悩み解決の一助となれば嬉しいです!
【余談】
今回、いちばんのサプライズだったのが
病院食の美味しさ😋
昭和生まれの僕からすると、病院食って、
塩分控えめの薄味で量も控えめな印象でしたが、
入院先の食事は、品数も豊富で暖かく、
めちゃくちゃ美味しかったです💓



しかもこれだけ揃って1食あたり510円と、
お財布にも優しい☺️
イマドキの病院食ってこんな感じなんですかね?
激痛で寝たきりの術前は、美味しい食事だけが癒しでした🥰
こんな視点で入院先調べるのも、悪くないかも!?(笑)
このnoteでは、「お金に困らない、こころ豊かな暮らし」をテーマに、
38歳で貯金残高1万円の崖っぷちから年間400万円の資産形成を安定して達成中の平凡リーマンの取り組みや貯蓄マインドの育て方など、リアルな経験を紹介しています。
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