【創作日記】小説の書き方を確立したい 〜私が小説を書くときにやっていること〜
以下の内容の企画を大橋ちよ様が募集されています。私も皆様の小説の書き方が気になるので、参加してみようと思います。
募集内容:
小説を書くときにやること・気を付けてること・工夫・自分ルール・AIはどのくらい活用? などなど、自由に記事にしてみてください。
⚠️注意
創作論ではありません。純粋に自分の書き方を客観的に見直すために書いています。
①前提
私は師事している先生がおり、通信添削講座を受けています。そのため、先生の下で書く受講生のスタイルになっています。とはいっても、門下生の方々の書き方も様々なので、私の書き方はサンプル1に過ぎません。
ワークライフバランスが整った現在の職場に転職して、余暇の時間を設けられるようになりました。幼少の頃、小説もどきを書いていた私は、また小説を書いてみたくなりました。折角ならば、実績のある先生に習いたいと思っていたところ、マイペースな迷子の猫が、公募特化型の先生の門を叩いてしまいました。現在、本人なりに本気で公募に応募するようになりました。2024年2月から先生の下で書き始めて、2026年4月時点で3作品を書き上げ、現在、4作目を書いています。
②プロット
先生の指導を受けるためには、まず、先生にプロットをOKして頂く必要があります。そのため、門下生はプロットを書くことが必須となっています。特に決まったプロットの形式はないため、私の場合は「テーマ」「題材」「登場人物」「(起承転結に沿った)あらすじ」を書いています。
必ずと言って良いほど、本文を書き始めると、プロットから筋がズレ始めるので、「テーマ」「題材」「登場人物」を固めた後、「あらすじ」は、"起"、"転"、"結"のみ固めます。"承"は物語の大部分を占めるにも拘らず、一文程度しか書いていません。何故、先生がOKを出して下さるのか、私自身が謎だと思っています。"承"は登場人物の動きに合わせて書き、しっかりと固めておいた"転"、“結"に戻ってくるようにしています。ちなみに、"転"も3作目では大きく変わってしまい、今書いている4作目は"転"から戻ってこれるように祈っています😇
「テーマ」もあらかじめ決めるのですが、増殖してしまいます。若しくは、物語を書き進めるうちに、「こっちのほうが本作の核だったんだな」と気付き、プロットで書いた「テーマ」がサブテーマ、書いているうちに気付いた「テーマ」がメインテーマになる時もあります。
2作目の『課金戦争』はカクヨムコンテスト11で中間選考を通過し、現在、選考中の段階ですが、あとがきに以下のように書いていました。「テーマ」が増えてしまうと、作品の本質が分からなくなってしまうため、私の場合、改稿で「テーマ」の整理が必須になっています。周囲の方々には、複数の「テーマ」を同じ濃さで描いているので、濃淡をつけるように指摘されました。
『課金戦争』は、"居場所"や"幸福"について考えながら書きました。
本作では、スマホゲームやSNSなどを描きました。スマホゲームやSNSは、"中毒"や"炎上"いう単語で批判される時もありますが、一概に全て悪いものと断言もできない難しい媒体だと感じています。"中毒"や"炎上"は実際に起こっているため、全肯定するつもりはありませんが、そこに"居場所"を見出している方々もいるのも、現実だと思っています。
また、他者が他者の"幸福"について、勝手に論評するのにも、違和感を覚えました。少なくとも、顔が見えず本名も知らない方々の実態を、恐らく、私たちは理解し切れないと思っているからです。
他者の"居場所"や"幸福"について、感じた事柄を小説という形で描かせて頂きました。私の考えが正しいとは、思っていません。あくまで、一人の人間が感じた想いを書き綴つずりました。
本作の裏テーマとして、"正義は報われるのか"を描きました。
最初、"正義は報われるのか"、描こうと思っていませんでした。しかしながら、"居場所"の一つとして挙げられるだろう、会社を描いている中で、不当に地位を奪われる方々に想いを馳せました。その結果、途中から、"正義は報われるのか"が裏テーマとなりました。
③一文目を待つ
門下生によって対応が違うと思いますが、ここから私は放牧され始めます。添削という支えを得ながら、自分で思考の深くまで歩き出す段階です。
3作目から最初の一文がすぐには思い付けなくなりました。プロットを書いて外部に提示できるようになっても、自分の中では世界観がしっかりと固められていないようです。そのため、一文目がすぐに降りてきません。私にとって一文目は自作の核を表現する文章だと思っています。完結させてから、「一文目は世界観を表現したかったのか」と気付くこともあります。
仕方がないので、待ちます。待っている間は、一文目が降りてくるためのインプット期間になります。友人と会っておしゃべりしたり、形態を問わずエンターテイメント作品に触れたり、題材や登場人物について考え込んだりします。別の作品の改稿もします。
既に書き上げた3作目は、現在、公募で選考中ですが、3月にプロットを書き終えて、4月上旬にプロットを再度書き直しました。4月下旬に布団の中でゴロゴロしていたところ、一文目を思い付き、急いでPCを開いて、書き始めました。一文目が降りてくるまでの間は、創作大賞2025に応募した1作目である『私は何も知らなかった』の下書きをいそいそと原稿からTalesに書き写していました。現在進行形の4作目は、一文目が降りてくるまでの間に、カクヨムコンテスト11への参戦を決めて、戦略を練っていました。何かしら、行動しています。
④停滞期
私自身が困っているのですが、プロットを書き始めた段階から一定期間、ほとんど筆が進みません。最近気付いたんですが、登場人物たちを理解できていない期間のようで、登場人物たちの深層心理の解明に明け暮れています。少しづつ文章は書き始めますが、なかなか前に進めません。
やはり、同時並行で別のことを行なっています。3作目の場合は、創作大賞2025の期間が停滞期に重なっていました。思いっ切り、創作大賞2025をお祭り気分で楽しんでいました。その他には、先生に師事する前に書いた唯一の長編小説を原型がなくなるまで魔改造していました。現在、4作目で停滞期に陥っていますが、その間にカクヨムコンテスト11に参加しました。無事に中間選考を通過できましたが、読者投票の存在が心臓に悪く、疲弊しました。
③本番
自分の中で登場人物が固まるのか、いまだに理解できていませんが、何かのスイッチが入り、一気に書き上げます。2作目は、先生に応募すべき公募を聞いたところ、2ヶ月後が応募締切の公募を告げられ、慌てふためいて書き始めました。3作目は、面白そうな物語と仰って下さった方がおり、調子に乗ったら書き始められました。3作目の場合は、公募の応募締切日が2ヶ月後に迫っていたため、やはり、応募締切日も原因の一つでした。4作目は、現在、停滞期です。
2ヶ月で約450枚から約500枚を書きます。とにかく書きます。登場人物たちが暴走するので、登場人物たちを追いかけてタイピングしている感覚になります。
2作目と3作目は改稿期間も2ヶ月に含まれていました。自分の原稿を客観視できないため、4作目こそ原稿を寝かせる時間をとったうえで、改稿したいと思っています。
④改稿
正しい改稿の仕方を誰かに教えて頂きたい状態です。私の場合は、全体の構成を考えて、場面を追加したり、逆に場面を削除しています。必要ない文章も削除します。3作目は改稿期間中に、一人の登場人物の認識を誤っていたと気付き、登場人物自体を大幅に変更しました。私の場合は、初稿の段階では無駄が多いようで、削る作業がメインになります。
本文を書いている時、特に"承"を書いている時、登場人物を野放しにしているため、改稿で作品全体を見直さないと終わらない、と3作目でようやく悟りました。
改稿の回数も悩んでいます。私は応募締切日との兼ね合いで、改稿の回数を決めて、最後は誤字脱字チェックに絞ります。だいたい3回ほど改稿していると思います。改稿によって作品が決まると著名な小説家の方々が仰っているインタビューを数件拝見して、正しい改稿方法を知りたくて仕方がない状態です。
古代中華時代小説を書き始めてから、母に読み聞かせするようになりました。以前から、周囲の方々に読んで頂き、頂いた感想をもとに改稿していました。ところが、読み聞かせをしたところ、生の読者の反応が即座に分かりました。また、会話文を朗読する時、ノリノリで朗読できなかったら、その会話文は登場人物に合っていないんだろう、とも感じました。
相手のスケジュールもあるので、単行本一冊分の一般文芸作品を読み聞かせするのは、5日間以上かかります。自分の創作活動を身近な方々に応援してもらえて、初めて読み聞かせが実現できています。
改めて気付きましたが、私の改稿作業は、ありとあらゆる方々の協力があって成り立っています。先生、家族、友人たち、創作仲間たち、心の底より感謝申し上げます。平時よりご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません🙏
⑤応募
応募要項通りの原稿フォーマットになっているかなど、応募要項を繰り返し読み、何か違反していないか、確認します。創作でお世話になっている方に3作目のフォーマットを確認して頂いたところ、誤っており、修正して頂きました。その節は誠にありがとうございました🙇
応募した後、虚脱状態になります。布団の中でゴロゴロしながら、次作を考え始めて、約2週間後に、次のプロットを書き始めます。
⑥最後に
客観的に自分の小説の書き方を見直してみましたが……安定していません‼︎💥
しかしながら、2作目から上記の状況です。ある意味、小説の書き方が固まっています。先日、プロ作家の方々のトークイベントに参加しました。その際に、サイン頂く間に、厚かましく、相談してみました。すると、「書き方が変わらないならば、それはそれで創作スタイルが確立しているんだよ」と仰って下さいました。
とはいえ、本人が1番自分の小説の書き方を不安に思っています。正確に言うと、停滞期をどうにかできないかと思うのですが、停滞期で何かが蓄積されていくため、最後に一気に書き上げるのだろうなあ、とも思っています。
現在進行形の小説は、2025年11月にプロットを書き始め、2025年12月に再度プロットを書き直しました。そして、今、恒例行事の停滞期に突入しています。停滞期の間に、カクヨムコンテスト11に参加したり、資料を再度収集し直したり、あらゆる出来事が起きましたが、そろそろ、一気に書き始められるようになりたいです😂
以上、小説の書き方に悩んでいる、とある公募勢の小説の書き方でした🐈
<1作目>
別の公募で落選した後、創作大賞2025に応募しました。見事に落選しました‼︎
本音を言うと、最近は自分自身が読むに耐えない小説と思っており、Talesから削除しようかと迷っています☠️
<2作目>
別の公募で落選した後、大幅に改稿し、カクヨムコンテスト11に応募・中間選考通過しました。
現在、創作大賞2026ミステリー小説部門に応募しています。
<3作目>
松本清張賞に応募しました。最終選考に残り、落選しました。また一から出直します。
<4作目>
停滞期です。誰か助けて下さい🥲
