【私がカナダを移住先に選んだ理由】反省点も含めた体験談と今の気持ち
今日はカナダ生活5年目の私が移住を決めたとき、なぜ世界中の国の中からカナダを選んだのかをつづっていきます。
こんなお題を出すからには大層な理由があるのかと期待させてしまいそうですが、
そうではなく、当時の私たちは割とあっさりカナダ決めてしまっています。
(おいおい)
それだけに、あの時もっとこういうこと考えておけばよかったなー、という反省点がいくつかあります。
反省点も含むので、一般的なノウハウでは得られない、気持ちの面もお伝えできると思います。
我が家がカナダを選んだ理由
我が家がカナダを選んだ理由を結論から言いますと、
英語圏である
就労ビザが取得できる(条件あり)
子どもの学費が無料(条件あり)
多様性と寛容性
銃が規制されている
暑くない
でした。
ひとつずつ説明しますね。
1.英語圏である
これは、
子どもたちにとって、将来的な言語の優位性が高い
英語圏以外だと子どもの学校関連、学習において親がサポートしづらい
親自身の学習ハードルが低い
が主な理由でした。
まず、移住のメインの理由が、子どもの将来の選択肢を広げる、だったために、英語の世界における優位性は無視できませんでした。
また、子どもが現地校に通う場合、多くの場合はその国の言語で行われるはずですから、そのサポートを英語以外ですることは私たちにはできないと判断しました。
私たち夫婦は、高校卒業後ほぼ英語学習0の英語へっぽこ夫婦でしたので、この判断は間違いではなかったと思います。
例えば今、Grade7(日本で言う小6~中1レベル)の長女の宿題は何とか調べながら聞かれたことに対応できている状況です。
循環器系の説明などはウン十年前の学習の記憶を引っ張り出して概念を伝え、該当する単語を調べたりして教えています。
英語だから何とかわかりますが、これ例えばフランス語だったらと思うとぞーっとしますね。
2.就労ビザが取得できた(条件あり)
これはもう特殊状況なのですが、当時のコンサルタントが夫の就労先を紹介してくれたので、渡航前からビザを取得できたのが大きかったです。
しかし、我が家にとってこれは渡航直後に大変な目にあう序章なので、かなりの特例だと思っておいてください。
渡航直後の就労先やらビザやら大変だった話はこちら👇
そのほか、年齢が一定以下の方でしたらワーキングホリデービザで就労の権利を得ることもできますし、学生ビザを取得すると滞在権と一定の就労の権利が得られます。
このあたりはプロへの相談が必須です。
3.子どもの学費が無料(条件あり)
2022年~2026年現在まで、就労ビザ保持者の子どもは公立学校での授業料が無料となっています。
実はこれ、結構大きなことだと思っています。
ただし、州によって条件がちがったり、制度は変更になる可能性がありますので、こちらも必ず専門家か、現地の教育委員会のサイトを確認したり問い合わせしてください。
4.多様性と寛容性
カナダは移民の多い国です。
したがって、多様な人種、宗教、バックグラウンドを持つ人たちであふれています。
環境が一番の教育という考えに基づくと、世界ってこんなにいろんな人がいるんだよー、と教えるのには、そんな中に突っ込んでしまうのが一番早くて効果的、と思ったのです。
多様性を受け入れるということは、寛容であるということ。
違ったものを受け入れられる寛容性の中では、自分も自分らしくいていいのだという感覚をもってほしかったのが強いです。
「カナダでは、カナダに暮らしていても出身国人のままでいられる」
というどなたかの言葉が印象に残っています。
社会に生きる人々は多様であり、自分も相手も、そのまま受け入れられる。
そんな感覚は将来どこで暮らすのにも、大事な感覚だと思っています。
5.銃が規制されている
まず、銃規制が緩いアメリカは一発で選択肢から外れました。
アメリカにはアメリカにしかない魅力があると思いますし、経済やビジネスで世界の先頭を走っている国に身を置くことはとても良い経験になるのは確かだと思います。
ただし、やはり命あってのこと。
子どもを連れているならなおさら。
自分たちだけなら、自分の選択で命を落としても極論納得できるかもしれませんが、子どもはそういうわけにはいかない。
ということで、銃が合法の国アメリカは候補から外れました。
悲しいことに違法でないからと言って、銃に関わる事件がないわけではありませんが、確率はできるだけ避けたいと思いました。
6.暑くない
はい、私たちの決断の軽いところ第一位。
家族そろって暑がりなので、暑いところは嫌だ~、ってなってマレーシアが外れました。
今思えば、日本から比較的近く、時差も少ないマレーシアはもう少し真剣に考えてもよかったよなーと思っています。
もっと考えとけばよかったと思う要素
移住先の地方、街をどこにするか
2022年渡航時にブリティッシュコロンビア州リッチモンドを選びましたが、もっと先を見据えて、いろいろと調べてから決めるべきだったと思っています。
渡航当初他の州をえらんでいたら永住権はもっと近いものだったかもしれないからです。
永住権に限らず、地方や街によって文化も制度も違うので国を決めた時点で思考を止めず、居住先はしっかり調べて決めることをお勧めします。
日本ってどの町も一定基準で似通っていると思うので、日本よりも海外の国々は地方色が強い気がするんですよね。
特に州政府の政治的影響が強い国はその傾向があるかもしれませんね(カナダやアメリカなど)。
日本からの距離について
やっぱり太平洋を渡ると遠い!!んですよね。
渡航時は、まあまあ、時々の帰国だけなら問題にならないっしょ、と軽く考えていましたが、やはり行き来に時間的にも金銭的にもコストが大きい…。
祖母のお葬式参列も泣く泣く諦めましたし、今後家族になにかあった時はそれなりに大変だな、と思っています。
長期滞在を考えるなら、それなりの覚悟を持った方がよいです。
本当に暑いのは無理だったのか?
暑いことをメインの理由にマレーシアを早い段階で候補から外してしまったのが、反省として残っています。
確かに気候は大事です。
我が家は暑がりなので、結論として暑い国はだめだったかもしれません。
でも、本当にダメだったのか、適応できると見越してもう少し検討してもよかったのではないか、と思っています。
なんせ現在私たち、-20℃の冬にそれなりに適応できていますから…。
人間って慣れの生き物なんだなと…。
で、カナダを選んでよかったの?
結論、よかったと思っていますよ。
移住先に選んだ時の理由が満たされているのが主なところです。
(就労ビザトラブルについては、避けられればそれに越したことはありませんでしたが。。)
もちろん、思ってたのと違ったことが起こったり、理不尽なんかもあったりしますが、来なかったら分からなかった良さも実感しています。
誤算としては、永住権取得が未だ叶っていないところですが、もうここは気持ちを切り替えて楽しむことにしています。
ここでみなさんに心に留めていただきたいことがあります。
私のnoteでは重ねてお伝えしていることですが、私の体験談は海外移住をお勧めするものでも、カナダが移住先に最適だとお勧めするものでもありません。
(実際この条件だけ見るとオーストラリアでもよさそう)
なぜなら、前提条件や目指すものが人によって全然違うからです。
私がカナダでよかったからと言って、誰にとってカナダがいい国とは限らないです。
現状、カナダも国としていろいろな問題を抱えています。
ご自分の状況と希望に合わせて、納得いく移住先選びをしてください。
私がカナダを選んだ過程とその反省点を、この記事を読んでくださった方々の判断軸に加えていただければと思います。
そして、それがその方の人生をよくするものであれば幸いです。
で、なんで海外移住しようと思ったの?👇
渡航直後めちゃくちゃ大変だった話👇(こんなの誰にも体験してほしくない)
