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セカンドライフ ③/全4話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・123作目】

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○ 球場・グラウンド

 数年後。最初のシーンと全く同じ場面。9回裏・2アウト満塁。
 マウンド上の主人公 表情がまるで違う。額には汗が滲んでいる。渾身のストレートを投げるも、若い頃より球速も威力も落ちている。
 打球音のSE。バットの芯に当たったのか、快音が球場に響き、観客も歓声を上げる。
 主人公 打球の方向を見て、ガックシとうなだれる。

○ スポーツ新聞の記事

 山のように重なっているスポーツ新聞を上から撮ったカット。どの新聞の一面も「主人公がリリーフ失敗した試合」を報じており、中には「衰え」「引退も近い」といった表現も目立つ。

○ 旅館・大部屋

 場面は大部屋に戻る。
 中年男性 ピーナッツの投げ食いをしている。しかし、あえなく失敗。ピーナッツは顔に当たり、そのまま畳の上に落ちる。すぐさま拾い何事も無かったかのように食べる。

 主人公 中年男性を冷ややかな目で見つめた後、腕時計で時間を確認する。早く帰りたい様子。

○ 球団事務所

 主人公目線の映像。目の前には球団社長と見られる男性。

社 長い間ありがとう。残念だが来季の契約は・・・
主 (声のみ)・・・社長! 俺、まだこのチームで続けたいです!
社 ・・・申し訳ない。他のチームでがんばってくれ。
主 (声のみ)・・・・・・・・・そんな。。。

○ 主人公の家・リビング

 主人公 スマホを肌身離さず持って、ソファーで横になっている。顔はやや焦りの表情。
 主人公の妻 そんな彼に近づき、声をかける。

妻 ねぇ。いい加減諦めたら?
主 ・・・あと1週間。あと1週間待ってくれないか。
妻 ・・・・・・その言葉、先週も聞いたんだけど。
主 ・・・頼むよ!!

 主人公が頭を下げた瞬間、スマホから着信音が。
 主人公 すぐさま通話を始める。

主 もしもし! ・・・はい! ありがとうございます! 

 主人公の顔がだんだん明るくなっていく。新しいチームが見つかった様子。


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